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「地鎮祭」をやってきました [ 1_05 地鎮祭]

今週初め(大安)に、妻と二人ということでささやかですが、略式の「地鎮祭」を無事終えることができました。建設予定地は、9月からの基礎工事開始に向けて除草剤がまかれ、基礎の部分には、杭と縄張りがされ敷地の全体像がよく分かるようになりました。こうしてみると、結構狭く感じるものですね。

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建設予定地


■「地鎮祭」を挙行!
さて、「地鎮祭」ですが、以下のような手順で執り行いました。
最初に、水で手と洗い口をゆすぎ、御砂で場を清めた後、四隅に塩をおいて結界化し、写真のようにお供え物を並べました。そして、榊への降神を祈念します。多少の気恥ずかしさはありましたが、声にだして祝詞を奏上し、工事が安全に行われるようお祈りしました。その後、神様に感謝すると共に昇神を祈念(帰神)します。これで一連の式次第が終了です。20分位かかったかと思います。

略式ですが、工事が無事終わるようお願いできたことで、やって良かったなという気持ちになりました(やはり、日本人なのかなとも感じました・・・)。また、今回、手作りで取り組んだことで、「地鎮祭」の意味や祓え詞の内容を多少なりとも理解するきっかけになったのは、返って良かったなとも感じています。

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「地鎮祭」でのお供え物


◎因みに、祝詞とは、祓え詞(はらえことば)といい、次のような内容です。

「掛けまくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に御禊祓へ給ひし時に生り坐せる祓戸の大神等 諸諸の禍事 罪 穢有らむをば祓へ給ひ清め給へと白す事を 聞こし食せと恐み恐みも白す」

ということですが、これではわかりにくいので、その大意を調べて見ました。以下の通りです。

「伊邪那岐大神【いざなぎのおおかみ】が、死者の住む黄泉国【よみのくに】を訪ねて御身が穢【けが】れたため、筑紫【つくし】の国の日向【ひむか】の橘【たちばな】の小戸【おど】の億原【あはぎはら】という浜辺で、水につかって身を清め禊【みそぎ】をした時に誕生になった、祓戸【はらえど】の大神等【おおかみたち】、これらの神の御神徳【ごしんとく】によって、私達の犯した罪や心身の穢【けがれ】を祓い清めて下さいと、申し上げることをお聞き下さい。」
 ※ 北海道神社庁のHPより抜粋

■「地鎮祭」の帰りに市役所に立ち寄る
9月からの工事開始に先立ち、「風致地区内行為の着工申請書」を市役所に提出してきました。いよいよ、期待と不安の入り交じったログハウス建設工事のスタートです。

最後に、ご報告。地鎮祭のお供え物(お米、山の幸、海の幸などは、おさげものとしていただくのだそうですが、尾頭付きの可愛い鯛については、早速、その日の夕食で塩焼きにして、家族で有り難くいただきました。



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