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各設備の給排水配管位置を決める [ 1_06 基礎工事]

通常は、建物を発注する際には、バス、システムキッチン、トイレ、洗面化粧台などの機種も決まっていますので、基礎工事の際には、どこに給排水の配管を通すのかも既に決まっていることになります。

実は、このような住宅設備については、もっと上物の建築が進んでから機種を決めればいいやと考えていましたが、考えてみれば当然といえば当然ですが、給排水管や、ガス配管の位置は、メーカーによって異なります。配管は、基本的にログハウスの床を貫通して配管されますので、基礎工事に際には、位置が決まっていないと床下の配管ができなくなるからです。

今回は、ユニットバス(設置も含めてログハウスメーカーに発注のため)を除いて、システムキッチン、トイレ、洗面化粧台などは、自分で手配・購入して設置をすることにしていますので、基礎工事や配管工事が始まる際には、各設備の給排水配管、ガス配管の位置についての情報を施工業者に提供しておく必要があります。

ということで、今回の基礎工事開始に向けて、システムキッチン、トイレ、洗面化粧台について取り急ぎ機種選定を行いました。選定にあたっては、予算も限られていますので、価格を最も重視しながら、できるだけシンプルなすっきりしたデザインのものを心がけました。選定は、基本的にインターネットで検索して機種を絞り込む方法をとりました(情報量が多過ぎて、大変な面もありますが、便利な世の中になったものです)。

■システムキッチン
システムキッチンは、定価は高いのですが、市場価格は、定価の50%前後で販売されていることが分かりましたが、安いものでも40万円近くするものがほとんどでした。「IKEA」は、比較的廉価で、デザイン性も良く、色々なモジュールを自由に組み合わせることができるので、IKEA製のものを選択することにしました。

■トイレ
エコを重視して、使用水量の少ないもの、汚れにくく、掃除が容易な機種を選定しました。

■洗面化粧台/洗濯機用防水パン
幅60cmのコンパクトなものを選択しました。洗面化粧台の横に設置する洗濯機用の防水パンについても排水管工事が必要なため機種を選定しました。

具体的な給排水等の位置についての情報は、トイレ、洗面化粧台、防水パンについては、インターネット上にアップされているカタログ等により取付位置の情報を得ることができました。しかし、IKEA製のシステムキッチンは、色々な組み合わせがあるということで、インターネットから情報を入手はできなかったので、IKEA 港北店に出向いて店員の方と相談をしながら仕様を固め、図面と資料をもらってきました(店舗には、情報のデータベースが整備されており、短時間に資料や図面をいただくことができました)。

これらの情報を元に、給排水位置の図面を作成し、各設備のカタログや図面とともに、基礎工事施工業者に提出しました。

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給排水管位置図面(イメージ)


しかし、実際の設置はまだ数ヶ月先になるので、今回は機種選定のみで、発注はこれからとなります。インターネットで検索して、手配時点でできるだけ安いお店に発注する予定です。

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