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ログ組み・・・6日目 [ 1_09 ログ組み]

ログ組み、6日目。窓枠/ドア枠の上部にログを組み上げる作業になりました。これまでのように単純に積み上げる作業ではなくなってきているので、見た目にはそれほど進んでいませんが、窓枠があると家らしくなってきたと思いませんか?

窓枠/ドア枠の上部のログを組み上げるには、①窓/ドアを取り付けるためのT-boardを取り付ける。②その後、これまで組んできたログ(複数箇所)のねじれ・反りなどを矯正しながら上部のログを組み上げるという作業となるため時間がかかるのです。

■ 最新状況
窓枠の上のログをくみ上げた状態です。あえてベランダ側は、ログ部材の搬入経路として利用するため、後回しにしていましたが、ベランダ側のログ組みにも着手しました。
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■ T-boardの取付について
T-boardを取り付けた状態。T-boardの役目は、ログがsettling(ログ自体の乾燥等による収縮や屋根の重みなどで30~50mmくらい下がってくること)する際に、窓枠やドアにその力や収縮の影響を受けないようにするためのものです。窓やドア自体は、ログではなく、このT-boardに固定されます。
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T-boardを取り付けた状態を上から見たもの。この凹部にT-boardをたたき込むには、T-boradの差込部分をかんなで面取りするとスムーズに入りやすくなります。ただし、ドアなど長尺のT-boradの場合には、ログ自体がねじれていたり、反ったりしているので、ログ自体が直線になるように矯正しながらやる必要がありますが、これが結構大変です。
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■ 窓枠上部のログ組み
窓枠上部のログを積む際には、その下にくるログが一直線になっていればスムースに上下のログの溝に入ってくれるのですが、基本的は、木材ですので、ねじれたり,反ったりしており、その上にログを積んでも溝にスムーズに入ってくれません。そこで、Lクランプが大活躍です。上下のログの両サイドにあて板をして、Lクランプで締め上げると結構矯正され、そのまま掛けやでたたけば、溝にうまく入ってくれました。Lクランプの実力を実感。
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