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電気配線を終え、床張り工事へ・・・52日目 [ 1_18 床張り工事]

床張り工事に向けて、床下の電気配線工事中でしたが、本日で一応終了しました。床下の電気配線工事が終了した所から、床張り工事を始めました。

■ 屋内の状況 (2010年1月15日)
床を張ると、次第に部屋らしくなってきました。3スパンの内、2スパンを張り終えました。残り、1スパンは、「建築確認・中間検査」を来週初めに受けるため、床下の構造が見えるように床を張らないでおきます。
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3スパンの内、2スパンの床張りを終えました

■作業の状況
【電気配線工事】
・洗面所の壁に分電盤(12回路)を設置するため、合計9回路バストイレ、キッチン、リビング、エアコンなど)のケーブルが集中してきますので、洗面所の床下には、ケーブルで一杯です。
これまでに使用したケーブルの長さは、おおよそ以下の通りです。思った以上に必要で、何度もホームセンターに通いました。
 -VVF2.0x2芯・・・・約120メートル(各回路のメイン配線、エアコン専用配線などに使用)
 -VVF1.6x2芯・・・・約150メートル(各機器との接続に使用)
 -VVF1.6x3芯・・・・約10メートル(各機器との接続に使用)
 -アース線(IV1.6、IV2.0)・・・・約40メートル
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手前が浴槽の設置場所

・アース用の配線は、床下に900mm長さのアース棒(銅製)をハンマーで地中にたたき込み(意外と簡単に入ってしまいました)、このアース棒のリード線にアース線とリングスリーブでかしめて取り付けています。後で、きちんとアースが取れているか確認する必要があります。
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緑のワイヤーがアース線で、地面でアース棒の端子と接続

・床下は、高いところで2メートル近くありますので、蛍光灯電球(計3個)とコンセントを設けました。キッチンの床の点検口を入ったところにスイッチを設けています。工事中でも照明が使えるように、仮設電源に接続できるようにしています。これで、配線のチェックや、その他の点検にも活躍してくれそうです。
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これで点検もやりやすい!

・床下の電気配線工事をほぼ終えましたが、あとは、造作壁を作る際に天井の照明などのケーブルを通して、床下の配線に接続する必要がありますので、照明、スイッチ、コンセントなどを取付終わるまで、電気配線工事は、まだまだ続きます(このような配線工事が自由にできるのも昨年取得した「第二種電気工事士免状」のお陰です)。

【床張り工事】
・床下の電気配線が終了したところから、床張りを始めました。
今回の床は、下記の通り三層構造になります。
 ①床下断熱材の取付
 ②その上に、下地材としてベニア板(12㎜厚)を張る(※)
 ③最終的に、本床材として28㎜厚のパイン材(無垢)を張る
今回の床張りは、①~②までの施工となります。その理由は、床を張った後に、天井板張りの作業があるため、足場を部屋の中に設置によって床材を傷つけないように天井を張り終わった後に③の本床材を張ることになります。
※ 標準的には、②はベニア板ではなく「防湿シート」を張るのですが、今回は、今後の作業性(養生など)を考え下地材としてベニア板を使うことにしました。

①床下断熱材
今回の床張りにあたっては、まず、①床下断熱材(フクフォーム:フクビ化学工業株式会社製・・・「ビーズ法ポリスチレンフォーム」で、断熱性に優れ、撥水性、自己消化性などに優れているそうです)を根太の間にはめ込みます。また、このフクフォームは、根太の間で突っ張る構造になっていますが、落下防止のために、根太側面にストッパー用の釘を打ちます。
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根太の両サイドに釘を打ち付けているところ

・床下断熱材(フクフォーム)の厚さは、20~30mmですので、作業時に誤って断熱材を踏み込まないように注意が必要です。実際には、断熱材を取付けたところから順次ベニア板を張るようにして進めました。
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床下断熱材は、こんな感じ・・・

②下地材・ベニア板
屋根の野地板として使用したのと同じベニア板(12mm)を床一面に張ります。張るときに注意点としては、ベニア板の四隅が一カ所に集中しないように、ベニヤ板の繋ぎ目をずらして張ることになります。
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床材を張っている状況

■その他
・電気配線工事に先立って検討していたコンセント、スイッチ類をネットを通じて購入しました。コンセントやスイッチを取り付ける箇所の形状は、どのメーカーもほぼ同じようですが、微妙なところで違っていたりしますので、事前にインターネットでメーカーのカタログ等に確認していましたが、現物があった方がより分かり易く安心です。
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今回使用するコンセント、スイッチ類


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