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軒天井張りの開始です・・・61日目 [ 1_14 軒天井張り]

窓とドアの取付も終わり、次は、外壁塗装に向けて、まずは、軒天井張り作業に取りかかりました。軒天井張りと屋内の天井張りと、これからは上に向かっての作業が続きます。首が疲れそうです・・・

軒天井には、棟換気のための換気孔(樹脂製:黒色)を天井材と垂木の間に挟み込むように取り付けます。換気孔のスリットから入った空気が屋内の天井裏の隙間を通って、棟にある換気口(フラットベンツ)から排気されます。特に夏には、屋根からの熱で暖まった空気を排気するのに大変有効だそうです。その効果が楽しみです。

しばらくは、この軒天井張りが続きそうです。

■ 作業の状況
【軒天井張り】
・使用する部材は、軒天井材(厚み:12㎜、幅97㎜x長さ3900㎜)を順次、垂木間の長さに合わせて電動鋸で切断してフロアー釘で固定します。軒天井材の断面形状は、下の写真の通りです。この天井材の継ぎ方は、「サネはぎ」の目透かし継ぎ(継ぎ目に隙間ができるつぎ方で、デザイン的な効果を狙ったものだそうです)という方法だそうです。この材料を屋内天井と造作壁にも使用することになっています。
 
・下の写真は、軒天井材2枚を組み合わせたところ。まだ隙間があいていますが、実際には、隙間がないように押し込んでフロアー釘で垂木に固定します。写真の上側が裏面になります。
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軒天井材の断面

・軒先換気孔は、黒色の樹脂製です。下側にスリットが切ってあり、そこから空気が入ってきます。金槌で叩くと簡単にひびが入ったり割れたりしますので、注意して作業しなければなりません(私の場合、少しヒビを入れてしまいました)。
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軒換気孔の断面

・軒天井張り作業
現在は、両桁行きの軒天井張りを作業中ですが、これが終わり次第、両妻の軒天井張りに移ります。
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ベランダ側の軒天井張りの状況

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裏側の軒天井張りの状況


・一人でも作業しなければなりませんので、ログ組みでおなじみのLクランプを活用しています。
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最初の天井材は、4メートル近くありますので、Lクランプで2カ所で固定

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吸気孔を挟みながら取付る天井材は、L字型に木片を加工し2カ所で位置決め


・作業場の状況
天井材の寸法を測定し、屋内で電動鋸を使って切断しては、張り付け・・・の繰り返し作業です。
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雨が降っても、屋内で電灯をつけて作業ができます



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