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本床張り、いよいよ開始・・・97日目 [ 1_18 床張り工事]

外回りの作業もほぼ終え、いよいよ本床張りの開始です。まずは、最後となった未開封の梱包をほどき、床材を屋内に運び込み、いよいよ作業開始です。

まだ、スタートしたところですが、現在の状況をご紹介します。

■ 最新の状況【屋内】 (2010年3月25日)
・一日目の作業を終えたところ。既に床を張ったところには、養生シートをはって、これから使う床材(長さを切断したもの)を置いています。写真の奥には、搬入した床材の山。
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屋内の状況(養生シートを敷いて、次に張る床材置き場に)


■ 作業の状況
【床材のパッケージの開梱と屋内への搬入】
・床材は、87㎜幅x28㎜厚x約4mの長さがあり、合計で約160本あります。屋内への搬入には、単独作業で半日かかりました。久しぶりに重量物の移動で腕や背中の筋肉が疲れました・・・。
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床材の入っている最後のパッケージ


【床張り作業開始】
・床材は、厚みが28ミリのパイン無垢材です。構造は、天井板と同様に「サネはぎ」となっています。
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床材の断面。結構分厚いでしょ!?


・床材を張るにあたって、まずは、どのように張るのか、どこにつなぎを持ってくるのかなど無駄な材料がでないように割り付けを決める必要があります。、これにも結構時間がかかりました。
床を張る場合には、部屋の中央から、両サイドに張っていきます。片側から張っていくと、「サネはぎ」部でどうしても隙間に誤差が出てきますので、最後で大きく偏る原因になるため、これを避けるためだそうです。
いよいよ最初の床材(部屋中央で、4枚の床材で10メートル長さ)を取り付けました。
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一列目の床材

・床材の固定には、50㎜のフローの釘を使用。金槌でオス実の付け根に斜めに打ち込みます。釘は、ちょうど根太の所に打ち込みますので、事前に下地のベニアに墨出ししておきます。
釘の頭は、釘締めでサネはぎのはめ込みに影響しないようにしっかり打ち込んでいきます。
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愛用の金槌と釘締め

・実際に床材を何列も張っていくと、床材の反りや捻れの影響で、サネの所に十分に入らず、隙間が空いてしまいます。このままで固定すると次第に床材が次第に斜めになって来ますので、隙間が空いたときには、その時にくさび(端材を切り落としたもの)を打ち込むことで床材を寄せて隙間をなくします。この方法は、とても有効です。
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隙間を抑えるためくさびを打ち込んでいるところ

・現在の進捗状況です。半日で2メートル幅くらいでしょうか・・・ ちょっと時間がかかっていますが、床は肌の接する場所でもありますので、丁寧に作業しようと思っています。何とか1週間程度で仕上がればいいのですが・・・
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木の床は、気持ちいいですね・・・


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