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タイル工事を終える!・・・126日目 [ 1_21 タイル工事]

5月連休は、現地作業をお休みしていたので、一週間ぶりのアップです。連休明けに、電気工事や造作壁の作業の合間に準備していたタイル工事をこの3日間で終えましたので、ご紹介したいと思います。タイルを張る箇所は、前にも書きましたが、キッチン廻り壁と玄関床の2カ所です。

タイル張りは、これまでにも経験のない初めての作業でしたので、不安も一杯ありましたが、何とか終えることができました。出来具合いは、まあまあの出来だと思うのですが、使っている内にタイルの目地にヒビが入ったり、タイルが落ちたりなどするかもしれません・・・少し時間が経ってから出る現象かもしれないので、少なくとも今の時点で問題なくタイル張りができたとは言い切れませんので、少し様子見です。

さて、キッチンのタイル張りが終われば、いよいよIKEAで買ったシステムキッチンの据え付けです。さて、どうなりますか・・・また、ご報告したいと思います。

■ 最新の状況【屋内】 (2010年5月8日)
・玄関床のタイル張り施工状況
黒いタイルなので特に目立つのだと思われますが、目地材がタイル表面に残って、白くなっています。恐らく目地入れした後の拭き取りが不十分だったのだと思います。何度か布を濡らして拭き取ったのですが、まだまだ残っています。今度、たわしのようなものでもう一度クリーニングする予定です。
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目地入れも終わった玄関タイル張り作業


・キッチン廻りのタイル張り施工状況
キッチンの壁は、黄色いタイル(50㎜角の300㎜角ネット張り)を使用しています。一日目にタイル張り作業、一日乾燥させて、二日目に目地入れという段取りで作業を進めました。できあがりは思ったよりもきれいにできたように思います。早速、システムキッチンの据え付け作業を開始しました。
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キッチンの壁のタイル張りも終え、システムキッチンの据え付けへ


■ 作業の状況
【玄関廻り】
・玄関の床には、300㎜角(実タイル寸法:295角x9㎜厚、目地幅:5㎜)の磁器質タイルを張ります。まずは玄関床には、根太の上に12㎜厚のベニヤ板を2枚重ねて強度を上げています。
・床にタイルをどのように張るのか、レイアウトの検討した上で、床には300㎜ピッチで墨入れを行いました。
・次に、実際に床にタイルを並べて再度レイアウトを確認。このときに、300㎜のタイルの切断をする長さ、位置等を確認し、タイルの切断などを行いました。
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タイルを墨入れラインにそって仮レイアウト

・ディスクサンダーによるタイルカットは、思ったよりも簡単にいきました。切断面は、框などで隠れるようにレイアウトしたため、切断面が多少がたがたでも問題ありませんので、そのまま使用しました。
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ディスクサンダーでのタイル切断

・床に接着剤を均一になるようコテで伸ばし、最後にくし目状へら、または、くし目状コテを使ってくし目をつくり、張り付け作業を行いました。
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接着剤でタイルを張り付けたところ


【キッチン廻り】
・キッチン壁にタイルを張るための下地フレーム造り
キッチン廻りのタイル張りにあたっては、まず、タイルを張る下地フレームを組む必要があります。これは、ログハウス特有のセトリングの影響を受けないように、タイルを張る面は、フレームを組んで作りました。
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フレームが完成

・フレームの支柱には、ログのセトリングに対応するために、スリットを設けています。また、ログ壁が2.5㍍で5㎜程度倒れていることが分かりましたので、タイル下地面が垂直になるよう各支柱にはスペーサーで調整しました。
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支柱には、セトリング用スリットと倒れ補正のためのスペーサーを接着


・下地フレームには、換気扇とキッチン照明のスイッチのための電気配線を行いました。
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タイル張りのための下地フレームが完成


・タイル張り作業
タイルは、黄色の50㎜角の磁器質タイル(実タイル寸法:47㎜角x6㎜厚、目地幅:3㎜)ですが、300㎜のネット張りとなっています。まずは、下地面に接着剤を塗布します。塗布作業は、まずコテで接着剤を薄く塗布し、その後くし目状コテで表面を引っ掻くと下の写真のようになります。
玄関タイルの際には、日曜大工用のプラスチックの簡易くし目状へらを使いましたが、あまり、うまくくし目を作ることができませんでした。そこで、キッチンのタイルを張る際には、くし目状コテ(2,600円程)を購入して使ってみましたが、コテになっているので、接着剤を伸ばすのにも有効で、くし目もきれいにできたと思います。
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くし目状コテで作業したあと

くし目状コテで引っ掻いても、下地面の墨入れライン(300㎜ピッチ)は見えにくくなってしまいます。そこで、ネット張りの起点となるコーナーのポイントにマスキングテープを貼っておき、接着剤にくし目状を入れたところで剥がしました。これは、結構うまくいきました。(これは、玄関のタイルを張る際に、接着剤を塗布すると、くし目状にしても墨出しラインが大変見づらかったので、今回は、マスキングテープを使うことにしました)
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マスキングテープを剥がしたところ

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マスキングテープを剥がしたところ(拡大)・・・墨入れラインが見えます

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少しずつタイルが張られていきます

翌日に、目地入れ作業を行いました。目地を入れるとタイルの色が一段と際立ってきました。
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二日目の目地入れ作業



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