SSブログ

最後の大仕事、デッキ造りを開始・・・142日目 [ 1_08 デッキ造り]

屋内工事がほぼ終わり、最後の大仕事であるデッキ造りを開始しました。先週末から4日ほど別の用事で作業をお休みしていましたので、今週火曜日から作業を開始して、3日目です。今週は、6月には珍しくいいお天気が続きましたので、屋外作業には打って付けでした。お天気が良すぎて,日焼けしてしまいましたが・・・

この3日間で、デッキの1番広い面の床材を張り終えました。これから、階段、踊り場などの床材張りを行い、その後、手すり造りと続きます。

今回はとりあえずこの3日間の作業状況についてご紹介したいと思います。

■ 最新の状況 【屋外・デッキ廻り】 (2010年6月3日)
デッキの広さは、奥行き1.8㍍x幅11.7㍍(柱芯)と結構広く、ここまでくるのに3日もかかってしまいました。
IMG_2516.jpg
メインデッキの床


■ 作業の状況
【根太廻りの造作】
床材を張る前の作業として、ログ材の通しボルトが通っているノッチ部分は、ボルトが下に出ているので、デッキ床材を切り欠く必要があります。その切り欠いた床材を受けるための「受け」を製作して取り付けました。合計4カ所です。
IMG_2499.jpg
通しボルト付近のデッキ床材受けの製作・取付


【間柱立て】
デッキの柱は、基礎からの通し柱となっていますが、両サイドの面は、柱間の距離が1.8㍍ほどあるため、床面から間柱を立てました。下の写真の帳面に見えるチョット長い柱が追加した間柱です。
IMG_2502.jpg
間柱を取付


【床材張り】
床材張りを開始するのですが、床材の半分以上は、このデッキ用の根太の上に、裏返しにして仮足場として昨年の10月以来利用してきました。それを表に返して使用するのですが、まだ残りの床材や手すりの材料はデッキの下に積んでいましたので、これも8ヶ月ぶりに屋外に運び出しました。
床材を裏返しにして仮足場として利用するという方法については、建前時に応援していただいたプロのログハウスビルダー(大工さん)に教えてもらった方法です。8ヶ月して、表にしましたが、思った以上にきれいな状態で保管できているので、本当に有効な方法だと実感した次第です。
IMG_2515.jpg
デッキの下から残りのデッキ材料を搬出

早速、床材張りを開始しました。床材は、壁側から順番に張っていきました。床材と床材の隙間は、5~6㎜空けることにしました。その際に、使用するのがスペーサーですが、以前使った5.5㎜のベニア板の端材を利用しています。また、ここでも板が隙間から下に落下しないように木ねじを横に通してストッパー代わりにしています。このアイデアも、大工さんからのいただいたアドバイスが生きています。
このスペーサーは、3~4個作っておいて必要に応じて使用します。いずれにしても、板材は反ったり曲がったりしていますので、それを矯正しながらの床材張りは、色々工夫しながらやる必要があります。でも、余り5.5㎜の隙間に神経質にならず、4枚くらい続けて張りながら、平行度をみながら左右差がないように張れているかチェックして、矯正しながら張っていくことがきれいに仕上がるコツのようです。
※床材を止める方法についての考え方
床材を止める方法として、釘か木ねじかの選択があるようです。
大工さんの話では、ステンレス製釘を使用する場合が多いそうですが、その理由としては、床材に木ねじを使うと木ねじの頭が、板に食い込むようにしないと締め付けられないが、釘の場合には、その手前で止めることが出来、結果として、床材に凹みが出来にくいので、水がたまらず、床材の腐食に対してもいい効果があるそうです。
しかし、私の場合には、65㎜のステンレス製コーススレッドを使用しています(床材の厚みは、28㎜)。素人の場合、床材を張る場合に作業中でも外したり,再度取り付けたりの試行錯誤があるので、木ねじの方が扱いやすいとのアドバイスを優先しました。実際にその通りでした。
IMG_2511.jpg
専用のスペーサー(?)を利用して床材をきれいに取付

デッキ用の柱の廻りにも床材が来ますので、その際には、柱の面にそって、切り欠く必要があります。その作業には、鋸とノミが活躍します。
IMG_2512.jpg
柱廻りのデッキ材切り込み



共通テーマ:住宅