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<作業小屋> 作業小屋建築準備開始! [ 2_01 計画/基礎工事]

この夏の猛暑で、外回りの作業を控えていたのですが、そろそろ作業小屋(大工作業の工房)の建築に向けて作業を開始しました。まだ、日中は暑いので、朝晩の比較的涼しい時間帯を狙っての作業なので、作業の進捗はぼちぼちです。

まずは、作業小屋の設計ですが、これは以前にも紹介したフリーウエアのCADソフト「AR-CAD」を使って図面を書いてみました。小屋の広さは、建築確認申請の不要な床面積を10㎡以下に抑え、約3坪(畳6畳分)のコンパクトな小屋になります。
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作業小屋の設計図面(AR-CADを使用)

小屋は、ログハウスの建築で余った材料を中心に使用し、不足分は、ホームセンター等で買い増して行く予定です。構造的には2x4工法の考え方で小屋を建てるつもりです。また、小屋を建てる土地も13°程度傾斜しているので、基礎の寸法出しや土台の組み付けも大変かなと思っています。

■ 作業の状況
【建築地の植栽の移植作業】
ちょうど作業小屋を立てる場所に樫木(高さ約3メートル)他1本の植木が既に埋まっているので、これを移植しなければなりません。
木の根っこの周囲を出来るだけ根を傷つけないように慎重に掘り下げ、掘り起こします。
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樫木を掘り起こしたところ

次に、移植する場所に穴を掘り、そこに移植します。植木屋さんから教えていただいたのですが、木の根の廻りの盛り土は、すり鉢状にして、水が廻りに流れてしまわないようにするのがコツのようです。水をたっぷりやることが目的です。
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移植した樫木にたっぷり水やり


【基礎工事】
植木の移植がおわると植木の埋まっていた穴を埋めるといよいよ基礎工事の準備です。前回のログハウスでは、基礎工事も大規模になるので、業者にお願いしましたが、今回は、小さな小屋ですので、基礎も自分で作ってみることにしました。

今回の基礎は、ログハウスでやったような基礎(布基礎)ではなく、小さなな建物ですので、独立基礎でやることにしました。独立基礎には、ホームセンターで売っている羽子板付き束石(高さ:300㎜)を使用します。詳しくは、後日の記事でご紹介します。

・まずは、基礎を配置するための水盛り(水平の印をつけること)と遣り方(やりかた:建物を建てる場所の廻りに巡らす板と杭のこと)の作業を行いました。
水平のレベル出しには、ログハウス建築でも使用したレーザー墨出し器を使うと簡単でした。
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作業小屋建築予定地(ベランダより)

・建物の基礎の中心に水糸を張りますが、水糸が交差する所が正しく直角になるようにするために大きな直角三角形(端材を作って、各辺が、5:4:3の比率になるような直角三角形。あのピタゴラスの定理ですね。)を作って直角に水糸を張りました。
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水糸張りと直角だし

・水糸を張り終わったので、今度は、独立基礎がくる所に羽子板付き束石を置くための穴掘り作業を開始しました。この後、穴の底には、砂利を入れて突き固め(5㎝程度)、その上にコンクリートを流し込み(3~5㎝程度)、その上に羽子板付き束石を置き固定することになります。基礎寸法が正確に出来ていないと上物に影響してくるので、慎重に確認をしながらの作業となります。
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いよいよ羽子板付き束石を置くところの穴掘り作業


※ 参考
基礎工事をやるにあたって参考にした情報は、下記のHPです。非常に丁寧に書かれていますので、大変参考になりました。その他にもDIYで家を建てるための情報が広く・細かく記載されていますので、お薦めのHPです。
「D I Y 建 築 mini 講 座 基礎工事編」
   http://tezukuri-uchi.hp.infoseek.co.jp/kouza/kouza-kiso02.html

■ その他の作業
【雨樋のカバー取付】
以前に、雨樋を取り付けたことはご紹介しましたが、まだ、雨樋の上に落ち葉等が入って樋を詰まらせないようにカバーすることはやっていませんでした。
秋になって落ち葉で雨樋を詰まらせないようにカバーを取り付ける必要があります。特に、建設地が山の上で、廻りに木が多い場所なので、落葉よけカバーは必須といえます。
通常、雨樋メーカーからも「落葉よけネット」とし販売されていますが、約2000円/メートルと結構高価です。私の場合で、4万円位かかる計算になります。そこで、ホームセンターで売られているプラスチック製のネットを利用して取り付けてみることにしました。これだと数千円で済みます。
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雨樋落ち葉よけカバーを取り付けた所

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カバーは、ケーブルタイでサポートに固定

今回の雨樋落葉よけカバーにつかったプラスチック製ネットです。1メートル幅で売られているので、これを樋の幅に合わせてカットして使用しました。
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使用したプラチック製ネット(マス目:12~3㎜程度)


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