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<作業小屋> 外壁塗装、ほぼ終了 [ 2_03 外壁・屋根工事]

軒天井張りが終わりましたので、外壁塗装に取りかかりました。しかし、塗装前にまだやることが少し残っていますので、それを片付けて外壁塗装を行いましたが、一人で約2日かかりました。作業小屋だからと言っても、足場がありませんので、やはり時間はかかりました。

それでは、作業の状況をご紹介します。

■ 最新の状況 (2010年12月1日)
・外壁の塗装がほぼ終わりました。塗料は、ログハウス本体と同じステンプルーフで、色も同じ「パインブラウン」を使っています。杉板ということで、多少色味が濃くなるのかもしれませんが、乾燥してくるともう少し色が薄くなると思われます。
作業小屋は、ログハウス本体のミニ版といったイメージで、色だけでなく、飾り板や窓のカバーボードなども、小さいながらも同じようなイメージに仕上げようと思っています。
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外壁塗装も終了

・正面入り口がからの写真です。
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入り口から見た所

■ 作業の状況
【塗装前に残っていた造作を実施】
・妻面の飾り板の取付
妻面にも、ログハウスと同じような飾り板を取り付けてみました。
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ログハウスと同じように飾り板をとりつけました

・入り口ドアの補強追加
以前の記事にも書きましたが、入り口ドアは、時間が経つと自重で変形する恐れがあるので、塗装を前に斜めの補強(幅:92㎜x厚み:20㎜)を2本入れてみました。これでかなりしっかりしたように思います。
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ドアの補強材で頑丈な感じに

・外壁横方向のつなぎ部分の防水処理
悩んだのが、下見張りした外壁材ですが、購入したのが1,820㎜長さの材料ですので、横方向では、必ず繋ぎ目が発生します。当然、この繋ぎ目をそのままにしておくと雨水が浸入してくることになります。

そこで、どうするかインターネットでも調べてみたのですが、下見張りした壁材の上から桟で押さえるなどの事例はあったのですが、デザイン上はそうしたくなかったので、悩んだ結果次のような方法を採ることにしました。

横方向の繋ぎ目の所に、コーキング材をチョット厚めに塗布することにしました。具体的には、マスキングテープで塗布する幅をきめて、その上からコーキング材を厚さにして1~2㎜程度の高さになるように塗布しました。コーキング材の上から塗装したのですが、チョット継ぎ目が気になりますね・・・

これで、防水効果が維持できるのかは、様子を見てみないと分かりませんので、その後の状況についてもまたご紹介したいと思います。
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壁材の繋ぎ目にマスキングテープ

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チョット厚めに塗ったコーキング材


・窓とドアの戸当たり部分の造作
窓とドアには、戸当たりが必要になります。戸当たりは、雨水が浸入しないようにする機能もありますので、雨水が浸入してくるところには、やはり塗装をしておく必要があります。そんな訳で、外壁塗装までに造作を仕上げておく必要がありました。
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窓の周囲に窓当たりをつけました

この戸当たりをつける時に合わせて、簡単な「落とし錠」という鍵も取り付けました。最初は、中央に一ヶ所つければいいかと思っていたのですが、窓枠にはどうしても捻れや歪みもありますので、一ヶ所では、窓が戸当たりに片当たりして隙間が空いてしまいます。そこで、今回は、2個付けにしてみました。これで、多少捻れた窓でも、しっかり固定できました。
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開閉用の取っ手と二個の落とし錠

・「落とし錠」とは、昔からある懐かしい鍵です。
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昔からよくある落とし錠


【塗装】
塗装は、ステンプルーフのパインブランを2回塗りとしました(ログハウスの外壁塗装と同じです)。やはり、防水効果などの点から、2回塗りは必須です。
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壁だけでなく、窓の廻りも

窓ガラス(アクリル板)の部分など、塗装をしない部分にはマスキングテープと養生シートを貼って塗料が付かないようにしてから、塗装作業した方がきれいに仕上がります。
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窓ガラス部分はしっかり養生

戸当たり部分は、マスキングテープ無しで作業したのですが、やはり、塗料がはみ出してしまいました。チョット手を抜くとこんなことになります・・・
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戸当たり部分も塗装を


※塗装作業で袖口を汚さないようにするアイデア!?
塗装時には、ラテックスの手袋をしているのですが、高いところを上向きに手を伸ばして塗装作業を行うと必ず塗料がはけ→手を伝わって、手首にまで流れてきて、作業服の袖口まで侵入してきます。ログハウスの外壁塗装やデッキ塗装の時にも、そのような経験をしてきました。塗装作業は、成果が直ぐに目に見えるので結構楽しい作業のひとつなのですが、塗料で濡れるのだけが悩みの種でした。

今回も1日目は、塗料が手首まで流れてきて、手首のところがかぶれてしまいました。そこで、ふとしたことでアイデアを思いつきました。ラテックスの手袋の上に、綿の軍手をするだけのことなのですが、これがとてもいいのです。

上向き作業では、確かに手まで塗料が流れてくるのですが、この綿の軍手が塗料を吸収してくれるので、手首まで垂れてこないのです。また、軍手は、このラテックス手袋の保護の意味もあります。これで袖口を汚すことなく、気持ち良く作業ができました。一度お試しください。
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ラテックス手袋の上に綿の軍手をプラス

【残りの作業】
今回の作業で外壁塗装が終了して、作業小屋造りも大詰めです。しかし、建物の完成には、まだ、以下のような作業が残っています。
・カバーボード取付
建物のコーナーに取り付けるカバーボードと窓枠廻りのカバーボードの製作/取付
建物のコーナー部は、壁板の端部が来ているので、その部分に防水のためのコーキング処理、さらには、窓枠廻りにも壁板と接する所に防水処理をした後に、カバーボードで覆う形になります。
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壁材を加工して、コーナーのカバーボードを製作

・妻面上部に明かり採り用の樹脂製半透明ボードの取付
・窓ガラス(アクリル板)の周囲の防水処理
・作業小屋の電気配線工事と照明器具取り付けなど

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