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木製サッシの窓が閉まりにくい!? [ 1_13 窓・ドアの取付]

今回のログハウスでは、全ての窓・ドアは、木製サッシが使われています。木製サッシは、フレームなどが反って開閉しづらくなる場合があるとの話は聞いていました。

ログハウスが完成してから10ヶ月(窓を取り付けてから15ヶ月)を過ぎましたが、特に大きい木製サッシの窓(片開き)で閉まりの悪いものが出てきました。窓のフレームにあるハンドルを引っ張っても窓枠の上部・下部が窓枠のラッチに完全に入ってくれません。そこで、力を入れて思い切り閉める必要がありました。

DSC_0163-1.jpg


【トラブルの症状】
今回のログハウスで使用している木製サッシ窓のサイズ(ヨコxタテ :㎜)は、・580x580 ・580x880、880x880、880x1,480の4タイプがありますが、その中でリビングルームに取り付けている880x1,480の窓(2台のうちの1台)については、窓枠の中央に付いているハンドルを回してもラッチがかからず、きちんと締まってくれないという症状が出ていました。(その他の窓では、いまのところ不具合はありません)

実は、この大きい窓については設置当初から少し閉めづらい症状はありましたが、力任せに閉めれば何とかなっていたのですが、ここにきて妻などがやるとうまく閉めることが来なくなってきました。

【原 因】
この不具合は、窓のタテ方向の長さが1,480㎜の大型の窓で発生しています。これは、窓のタテ方向の長さが長いため、中央についているハンドルのみを引いても、窓枠のフレームに取り付けられている防水のためのパッキンなどによってフレームの上部と下部が反ってきちんと窓枠のストッパに収まらないために生じていると思われます。

通常、ドアなどはハンドルの位置にラッチ部分がありますが、この窓の場合には、ハンドル位置とラッチの位置が離れているため、フレームの反りなどの影響を受けやすくなっているためだと思われます。(ただし、窓のラッチが上下2ヶ所に設けているのは、窓の気密性を高めるには有効で必要な機能だと思います。)

【トラブルへの対処】
・上記の症状から、窓のフレームの上と下のラッチ部分に小さな取っ手(ホームセンターで購入)を取り付け、この取っ手に手をかけて締めることにしました。見栄えがあまりいいとは言えませんが、この取っ手をもって手前に引けば、ラッチ部分が窓枠のストッパの所まで簡単に来てくれますので、妻でも容易に締めることが出来るようになりました。新たに取り付けた取っ手は、出来るだけ目立たないようなものを選びましたので、余り違和感は感じていません。なお、取っ手の取付は、トラブルの出ていない1台についても実施しました。

しかし、このようなトラブルがあるからと言ってもアルミサッシなどに替えるするつもりはありません。やはりログハウスには、暖かみのある木製サッシがよく似合います。大型の窓枠については、メーカーにハンドルとラッチの位置等について設計見直しをして貰えるともっと使いやすくなると感じています。

・具体的には、下記のように対処しました。窓は、中央のハンドルを回して、上下二ヶ所のラッチで窓枠にとめる構造になっていますので、上下2ヶ所のラッチの位置に取っ手を追加しました。
IMG_4063-1.jpg

・窓フレームの上下のラッチ部分に、取っ手(2ヶ所)をネジ留めして追加しました。下の写真には、ラッチをとめるストッパーが見えます。
IMG_4056.jpg

・中央の窓のハンドルを回転すると出入りするラッチが見えます。
IMG_4057.jpg

・上下2ヶ所のラッチ部分に取っ手を取り付けたところ。
IMG_4059.jpg

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