SSブログ

セルフビルドで活躍した道具をご紹介!(2) 電動工具以外  [ 1_25 道具・工具]

以前、ログハウスのセルフビルドで使用した道具について、「セルフビルドで活躍した道具をご紹介!(1) 電動工具編」でご紹介しましたが、今回は、電動工具以外の道具・工具についてご紹介したいと思います。

※参考: 「セルフビルドで活躍した道具をご紹介!(1) 電動工具関係」
  http://loghouse-self-masa.blog.so-net.ne.jp/2011-01-07

電動工具以外の工具を、機能毎に分類してご紹介しますが、全ての工具を含んでいるわけではありません。実際にログハウスのセルフビルドをやってみて有効であった工具をピックアップしてご紹介しています。もっと優れた有効な道具/工具もあるかも知れませんが、個人的な感触でご紹介するものです。あくまでも参考情報としてご覧ください。

【測る 関係】
曲尺(かねじゃく): 木工用ではなく、鉄鋼用の曲尺を使っています。目盛りは、外目盛りと内目盛りがあり、全て㎝目盛りですので、とても使いやすいです。
IMG_4317.jpg

目盛りは、こんな感じです。特に、内目盛りは、隅が基準ですのでとても測りやすいです。
IMG_4318.jpg

巻き尺(スケール): 5.5メートルの巻き尺です。セルフビルドでは、一人作業が多いので、幅が広い25㎜幅のものを使用しています。スケールの腰が強いので、離れた所を計測する際も一人でやりやすいです。
IMG_4308.jpg

ラフタースコヤ、丸のこ定規: この定規は、2x4材を丸鋸でカットする際などに使用される定規です。ログハウスビルダーが使用しているのをみて便利だなと思ったのですが、ホームセンターなどでは余り見かけません。結局、ネットで購入しました(直角の辺の長さは、7インチ)。とにかく定規を当てれば、直角と45度のカットがすぐ出来るので大変重宝しました。お薦めです。
IMG_4303.jpg

フリーアングル: 丸鋸などで切断する際に、自由な角度で切る場合に使用します。また、この工具には、水準器も付いているので勾配をつけて切るときや計測などにも便利です。
IMG_4304.jpg

水準器: 特にこれはよく使います。長さは、600㎜と300㎜の二つです。狭いスペースで水平を見るときのために、短いものも用意しておいた方がいいと思います。
IMG_4307.jpg

下げ振り: これは、標準的なものです。「レーザー墨出し器」を使ったので、余り出番はありませんでしたが、柱や壁の倒れ具合を計測ときには、これを使いました。
IMG_4323.jpg

レーザー墨出し器: ちょっと高価な測定器ですが、私が購入したのは、3万円台の余りレーザー出力の高いものではありません。そのため、屋外で使用する場合は、レーザーのラインが薄くて見づらいときもありました。ただ、屋内や日陰で使用する分には、威力を発揮します。水平ラインと垂直ラインを10メートル先までチェック出来ますので、間仕切り壁の位置出しや作業小屋の基礎のレベル出し、システムキッチンなどのレベル出しなどで活躍してくれました。
IMG_4320.jpg

墨つぼ: これは、標準的なものですが、床張りの下地に根太の位置をマーキングしたり、長尺の切断をするときのライン引きとして活躍してくれました。材料に後が残らないのでチョークの粉を使うチョークラインも使ってみましたが、ラインが見づらいく、結局、写真の朱液を使うタイプのものを使用しました。
IMG_4316.jpg



【締める 関係】
Lクランプ: ログ組みや材料の仮止めなどの場面で大活躍の工具です。私が持っているLクランプの長さは、250㎜(2本)、300㎜(2本)、500㎜(2本)、600㎜(2本)、1,000㎜(1本: 1本1万円近くしたので現在は1本のみ所有)です。Lクランプは、セルフビルドで一人作業の時には必ず必要なものです。これ無しには、作業が出来ないと言っても過言ではありません。これから日曜大工などもやっていく予定ですが、組み立ての際の仮止めや、材料の固定などでもも大活躍しています。
IMG_4309.jpg

下の写真は、600㎜用の超強力Lクランプです。これは、ログ組みの際にどうしても反ったログを通常のLクランプでは、シャフトが曲がって締め付け出来ないときがあり購入したものです。これは、鉄板の溶接などで仮止めする時などに使われるもののようです。使用頻度は高くないですが、通常のLクランプでは力不足といった時が出番となります。
IMG_4337.jpg

コーナークランプ: これは、箱物を組み立てるときに使用します。同時に2つの角を決めていきますので、最低2個はあった方が良いと思います。
IMG_4327.jpg

荷締め機(チェーンブロック): これは、ログ組みの際にログ材を寄せたり、引いたりするときに使用します。パワーは、500Kgですが、ちょっと物足りないくらいの感じ。もう少し力のあるものが良かったかなと思っています。ログ組みでは必須の道具ですが、その他での出番はほとんどありませんでした。
IMG_4404.jpg

ログで壁を組んでいるとき、隣のログ材を荷締め機で寄せているところです。
IMG_1191.jpg


【切る、削る 関係】
替え刃式片刃鋸: 電動丸鋸があったとしても、やっぱり鋸は、手軽に使えるので必需品ですね。写真下が横引用鋸。上の鋸は、縦・横引き兼用鋸ですが、主に縦引き用として使っています。
切れ味が悪くなっても替え刃の交換で、すぐに解決。とても便利です。最近の大工さんの多くは、替え刃式鋸を使用されているようです。
IMG_4319.jpg

その他の鋸: 上が、金切り鋸。中央が、塩ビパイプ切断用鋸で、雨樋の取り付けで使用。下が、廻し引き鋸で、ログ壁に換気孔をあける際に使用しました。通常の板に孔あけする際には、電動ジグソーを使いますので、あまり出番はないです。
IMG_4348.jpg

ノミ: ノミは、30㎜幅、15㎜幅、10㎜幅の3種類です。実際によく使ったのは、30㎜幅と15㎜幅のノミでした。
IMG_4311.jpg

ノミは、使っていると切れ具合が落ちてきますので、自分で刃を研ぐ必要があります。その時に役立つのが、下の「シャープニングガイド カンナ刃・ノミ研ぎ器」(1,200円)です。設定した角度で、ローラー付きのガイドを砥石の上で前後するだけで研ぐことが出来ますので、素人にはとても助かります。
IMG_4314.jpg

鉋(かんな): 鉋は、写真下の少し大きめの鉋は20年以上前に買ったもので、上の小さめの鉋は、ログハウス建築で新たに購入したものです。鉋は、板を平らに削る用途よりも、面取りとかいった場面での使用が中心でしたので、写真上の小さめのものが扱いやすいと思います。
鉋にも替え刃式のものもありますが、私の場合は、自分で研いで使うことにしています。その際にも上の写真でご紹介したシャープニングガイドを使って研ぐことが出来ます。
IMG_4313k1.jpg

カッター: 下のカッターは、普通のカッターです。少し大きめのカッターの方が持ちやすく使いやすいと思います。カッターはあらゆる場面で使用しますので、手元にないと仕事が進まないときがあります。替え刃と、出来ればもう一個くらい予備を持っておくと良いと思います。上のカッターは、アクリル板切断用のカッターです。作業小屋の窓に3㎜のアクリル板を使用したので、その際にカットするために使用したものです。
IMG_4347.jpg

サンディングブロック: ロールタイプのサンドペーパーを交換しながら使うサンディングブロック(3M)という製品です。主に、木材の面取りや平面の仕上げに使用します。色々な種類のサンドペーバーが用意されているので、とても便利です。
IMG_4328.jpg


【打つ、抜く 関係】
ハンマー: 上は、重さ900グラムの金属ハンマーで、屋根材の釘打ちと足場の組み立て/解体に使用しました。中央のハンマーは、重さ約350グラムで、最もよく使うものです。金槌面は、平面と湾曲している面から出来ています。下は、ゴムハンマーでタイル張りや材料を傷つけないように叩きたいときに使用します。
IMG_4329.jpg

掛けや: ログ組みの時に一番活躍しました。もうすっかり痛んできましたが、まだまだ現役で、庭のフェンスのくい打ちにも、大活躍でした。
IMG_4334.jpg

インテリア用バール: 主な用途は、床張り、天井張り、造作壁張りなどで、板と板の間に隙間が出来ないように、板を寄せる時に使用しました。これも必需品です。
IMG_4302.jpg

バール: 梱包の開梱で、ばらしや釘抜きに、ログ組みの際にはログを寄せる時などに使用しました。30㎝から80㎝くらいまでのものを3本用意しました。
IMG_4335.jpg

ログ壁を寄せる時にも、ログ材の孔にバールを差し込んでチェーンブロック(荷締め機)で引っ張る際などにも使用しました。
IMG_1191.jpg


【電気工具 関係】
電気配線工事用工具: 写真上から、圧着工具、ワイヤーストリッパー、ストリッパー、ホーザンVA線ストリッパー です。特に、ホーザンVA線ストリッパー 一本あれば、屋内配線でよく使用するVVFケーブルの切断、皮むきまで出来ますので、とても重宝しました。
IMG_4341.jpg


【安全 関連】
ヘルメットと命綱: ヘルメットは高所作業や床下での作業などで、落下の危険性や頭を打つような可能性のあるところでは、必須です。かぶりやすい物を購入した方が良いと思います。そして、命綱。これも足場を使っての高所作業などでは、必須です。セルフビルドこそ、安全第一ですから・・・
IMG_4344.jpg


【その他】
脚立: 私の場合、脚立は、4種類用意しました。右の二つは、高さ80㎝程度で小回りがききます。右から3番目は、高さ1~1.2メートル高さで作業面が長いタイプです。右から4番目は、梯子にもなる2メートル程の脚立で、梯子代わりとしても結構使っています。一番左の脚立がが高さ2.7メートルの脚立です。高所作業用です。左側の3個の脚立の足は、全て高さ調整が可能で、下が傾斜していても足の長さを調整できるので、安定性が良く安心して使用できました。
IMG_1246.jpg

タッカー: 大型のホッチキスのようなもの。タッカーは、1,000円程度のものから、数千円するものがありますが、結局はプロ仕様の6,000円以上するタッカーを購入しました。最初、2,000円弱のものを購入しましたが、すぐに壊れて使い物になりませんでした。
タッカーは、屋根の下に張るアスファルトルーフィングや、天井、壁、床下にはる防水シートを貼るときなど、色々な場面で使用しますので、しっかりしたのものを購入することをお勧めします。
IMG_4310.jpg

電源ドラム・延長コード 電源ドラムは、「30メートル・防雨型」を購入しました。購入するときには、20メートルか30メートルかを悩みましたが、やはり大は小を兼ねるで正解でした。ケーブルを這いまわすと思った以上に長さが必要になりますので、長いものの方が良いかと思います。電源ドラムに加えて、10メートルの延長コードも2本購入しています。複数箇所で作業をするようなときには、やはり延長コードも必要になります。
IMG_4331.jpg

コーキングガン: 充填剤や接着剤などを使用するときには必須です。
IMG_4339.jpg

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:住宅

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0