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ロフト用梯子の製作 [ 5_04 ロフト用梯子]

ログハウスに設けた押し入れの上をロフトのようにして物置スペースを作っています。これまでは、手元にある脚立を利用していたのですが、ロフトの上に上がるには高さが足りず、新しい脚立を買うかどうか迷っていました。

1メートルを超える脚立は、買えば数千円はしますので、ホームセンターで安く手に入るSPF材(1x4)を使って自作してみることにしました。一日半で梯子を完成しましたので、その様子をご紹介します。

■ 梯子の構想と加工詳細
・自家用車でも搬送できる1x4材の1.8メートルを使って作ることにしました。梯子の長さは、2.6メートル必要ですので、定尺の1.8メートルの材料に継ぎ足す必要があります。そこをどうするかを考えながらの構想検討となりました。結論として以下のようなイメージで作ってみることにしました。
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・踏み板のところの取付については、これまで余り使っていないルーターを使って溝を掘り、踏み板を側板にはめ込んで、側板の反対側からビスで止めることにしました。そして、このビスの頭が見えないように、補強用側板に接着剤を付けて側板の内側からビス止めしました。
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■ 作業の状況
【ルーターの定規製作】
・ルーターは、溝などを加工する際にとても便利だと思うのですが、まっすぐ加工するにはやはり、ルーター用の定規が必要なようです。これは、DIY雑誌に掲載されていたのを参考にして、MDF材(4㎜厚)を使って作ることにしました。まず、30㎜位の幅にMDF材を切り、両面テープで広めのMDF材に貼り付けます。使用するビット(今回の場合、Φ12のストレートビット)で、ガイドに沿って切り落とすと定規ができあがりです。
DSCN0707.jpg

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【材料の加工】
・早速、このルーター定規を使って踏み板をはめ込む側板の溝加工を行います。溝の幅は、1x4材の厚みである19㎜としました。側板の踏み板の溝の罫書き線に合わせて定規をLクランプで固定。
DSCN0710.jpg

・早速、ルーターで加工。
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・もし、ルーターを使わないとしたら鋸とノミによる加工が必要ですが、幅12㎜x深さ6㎜の溝があっという間にきれいに加工出来ます。
DSCN0712.jpg

・定規を反対側にして同じように加工するとこの通り、仕上がりもバッチリです。
DSCN0708.jpg

・準備した1x4材は、1,800㎜ですので、更に800㎜を繋げる必要があります。接続は、ダボを使って接着しています。これで2枚の側板が完成です。
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【梯子の組み立て】
・側板に接着剤を付けて、踏み板をはめ込み、ビスで固定します。
DSCN0716.jpg

・片側の側板への固定が終了です。
DSCN0717.jpg

・次に、反対側の側板にもビス止めしました。とりあえず、作業小屋内で立てかけて様子を見です。特に捻れもなく、大丈夫そうです。
DSCN0719.jpg

・チョット写真がぼけてますが、側板の外側に補強用側板を接着剤を付けた上で、側板の内側からビスで固定しました。これで、外側にはビスの頭が出ていないのですっきりです。そして、強度的にも補強側板を取り付けることで十分にしっかりしてきました。
DSCN0720.jpg


【実際に使ってみる】
・梯子ができあがりましたので、ログハウスの中に移動。寝室の押し入れの上に設けたロフトスペースに梯子をかけてみました。実際に上がってみると思った以上に急な感じもしますが、何とか大丈夫そうです。
DSCN0724.jpg

・梯子がずれないように、ロフト上がり口の角に合わせて、梯子側板の下面にズレ止めの切り欠きも設けました。
DSCN0727.jpg

・これで、完成です。これまで使っていた脚立と比べると、ロフトへのアクセスが格段に改善しました。ロフトの荷物の片付けも億劫がらずに出来そうです。
因みに、製作費用は、1x4材1,800㎜は1本178円、使用本数8本で、締めて1,424円。新たに脚立を買うより大幅にコストダウンできて満足です。そして、久しぶりに日曜大工を楽しめました。
あとは、梯子を使用しないときにログ壁に掛けるためのブラケットを取り付ける予定です。
DSCN0729.jpg

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