スモーカー(燻製器)の改造・・・「熱燻」対応・・・ [ 5_01 燻製器と燻製作り]
スモーカーを製作して、一ヶ月近くが経ちます。これまでに「温燻」(スモーク温度帯:30~80℃)を中心に燻製を作ってきましたが、「熱燻」(スモーク温度帯:80~100℃)にも興味があって、今回製作したスモーカーで対応できるか心配でした。
そこで、「温燻」が終わったときに、実験的に温度を100℃まで上げようとしたのですが、30分経っても95℃付近から中々温度が上がりません。使用している電熱器(現在、600Wタイプ)では、限界のように感じました。
対応策としては、以下のような方法が考えられます。
(1) 電熱器を高いワット数のものに変更する。
(2) スモーカー内の容積を狭くして熱効率を高める。
電熱器を電器容量の高いものに変えるのが一番簡単かも知れませんが、その前に、スモーカーの容積を狭くする方法にチャレンジすることにしました。さて、結果は・・・・!?
■ スモーカーの容積を半分程度に!(改造後)
・まずは、改造後の外観。何が変わっているか分かりますか?そうです。スモーカーの左側面中央付近に温度計とサーモスタットのセンサーが付いていますね。
・問題は、スモーカーの内部ですが、これまで下段の金網を乗せていたところに300㎜角のベニア板(12㎜)を置いて、上に燻煙が行かないように遮断することにしました。食材を乗せる金網は、スモークチップを投入する中段の開口部に置くことにしました(棚板用のピンを利用)。
■ スモーカーの改造
・改造と言っても大きなものではなく、穴明け加工のみです。まずは、サーモスタットのセンサーを取り付けるソケット(3/8)用の下穴(Φ19㎜)と温度計を取り付けるΦ5㎜の穴加工のみです。
・上に取り付けていた温度センサーを下に移動。温度計は、上に取り付けているのと同じものを新たに購入して取付(700円弱。スモーカーの全容積をつかって燻製する際に、中間付近での温度チェックにも利用できるので、買い足しました)。
・これまで温度センサーを取り付けていたところには、プラグ(3/8)でソケットの穴を塞いでいます。
・側面の改造が終了。
・中段の扉のところに燻煙が上に行かないように遮断するためのベニア板(12㎜厚、300㎜角に加工。着脱可)を置いています。ここで遮断することで、スモーカーの容積がこれまでの約半分になりました。
■ 「温燻」と「熱燻」に挑戦!
・早速、作業小屋からログハウスのベランダにスモーカーを移動。いよいよ、火入れです。
・早速食材(砂肝)をいれて、温燻から試運転開始。
・「温燻」のため、60~70℃でコントロール。電熱器を「オン」にして、7~8分で設定温度に到達。スモーカー全体でやるときと比較すると半分以下の時間に短縮されました。
下の写真で、下側の温度計が60℃を指していますが、上側の温度計は25℃を指しており、中間に置いた遮断用のベニヤ板(中仕切り板)の効果がでています。今後は、食材の量が少ないときには中仕切りを入れて、量が多いときには、全体を使ってやる等、臨機応変な使い方が出来そうです。
引き続いて、食材を手羽先に変えて、「熱燻」に初めてトライアル。温度設定を100℃に上げたところ、約5分で目標の100℃に到達!!この状態で食材を入れ、30分待つとできあがり。とりあえず、大成功です!!
「熱燻」は、比較的高温での燻製のため、できあがる時間も短くて済みますので、これから色々な食材にチャレンジしてみようと思っています。
・できあがった砂肝(温燻:所要時間1時間)と手羽先(熱燻:所要時間30分)。
・できあがった燻製をみていると、やっぱりビールが飲みたくなってしまいました。ちょっと夕食には早い時間ですが、できあがった燻製をつまみに、夕日を見ながらの一杯は格別です。
今後、「冷燻(20℃以下)」へもトライアルしようと思っています。どのようにすればこのスモーカーを使ってやれるか、考えるのが楽しみです。
そこで、「温燻」が終わったときに、実験的に温度を100℃まで上げようとしたのですが、30分経っても95℃付近から中々温度が上がりません。使用している電熱器(現在、600Wタイプ)では、限界のように感じました。
対応策としては、以下のような方法が考えられます。
(1) 電熱器を高いワット数のものに変更する。
(2) スモーカー内の容積を狭くして熱効率を高める。
電熱器を電器容量の高いものに変えるのが一番簡単かも知れませんが、その前に、スモーカーの容積を狭くする方法にチャレンジすることにしました。さて、結果は・・・・!?
■ スモーカーの容積を半分程度に!(改造後)
・まずは、改造後の外観。何が変わっているか分かりますか?そうです。スモーカーの左側面中央付近に温度計とサーモスタットのセンサーが付いていますね。
・問題は、スモーカーの内部ですが、これまで下段の金網を乗せていたところに300㎜角のベニア板(12㎜)を置いて、上に燻煙が行かないように遮断することにしました。食材を乗せる金網は、スモークチップを投入する中段の開口部に置くことにしました(棚板用のピンを利用)。
■ スモーカーの改造
・改造と言っても大きなものではなく、穴明け加工のみです。まずは、サーモスタットのセンサーを取り付けるソケット(3/8)用の下穴(Φ19㎜)と温度計を取り付けるΦ5㎜の穴加工のみです。
・上に取り付けていた温度センサーを下に移動。温度計は、上に取り付けているのと同じものを新たに購入して取付(700円弱。スモーカーの全容積をつかって燻製する際に、中間付近での温度チェックにも利用できるので、買い足しました)。
・これまで温度センサーを取り付けていたところには、プラグ(3/8)でソケットの穴を塞いでいます。
・側面の改造が終了。
・中段の扉のところに燻煙が上に行かないように遮断するためのベニア板(12㎜厚、300㎜角に加工。着脱可)を置いています。ここで遮断することで、スモーカーの容積がこれまでの約半分になりました。
■ 「温燻」と「熱燻」に挑戦!
・早速、作業小屋からログハウスのベランダにスモーカーを移動。いよいよ、火入れです。
・早速食材(砂肝)をいれて、温燻から試運転開始。
・「温燻」のため、60~70℃でコントロール。電熱器を「オン」にして、7~8分で設定温度に到達。スモーカー全体でやるときと比較すると半分以下の時間に短縮されました。
下の写真で、下側の温度計が60℃を指していますが、上側の温度計は25℃を指しており、中間に置いた遮断用のベニヤ板(中仕切り板)の効果がでています。今後は、食材の量が少ないときには中仕切りを入れて、量が多いときには、全体を使ってやる等、臨機応変な使い方が出来そうです。
引き続いて、食材を手羽先に変えて、「熱燻」に初めてトライアル。温度設定を100℃に上げたところ、約5分で目標の100℃に到達!!この状態で食材を入れ、30分待つとできあがり。とりあえず、大成功です!!
「熱燻」は、比較的高温での燻製のため、できあがる時間も短くて済みますので、これから色々な食材にチャレンジしてみようと思っています。
・できあがった砂肝(温燻:所要時間1時間)と手羽先(熱燻:所要時間30分)。
・できあがった燻製をみていると、やっぱりビールが飲みたくなってしまいました。ちょっと夕食には早い時間ですが、できあがった燻製をつまみに、夕日を見ながらの一杯は格別です。
今後、「冷燻(20℃以下)」へもトライアルしようと思っています。どのようにすればこのスモーカーを使ってやれるか、考えるのが楽しみです。
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