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鳥の巣箱 観察結果報告 2017 [7_00 巣箱設置・野鳥観察]

今年1月後半に取り付けた鳥の巣箱の観察結果をまとめてご紹介します。

昨年使用した巣箱2個(1号巣箱:山桜に取り付け、2号巣箱:コナラに取り付け)を取り付け、二つの巣箱とも「シジュウカラ」が使ってくれて、無事孵化し、巣立ってくれました。しかし、巣箱の中は見れてないので、卵の数とか、何匹巣立ったかなど、詳細は不明です。

ということで、今年は孫からの要望もあって、巣箱に内視鏡カメラを設置して内部を観察してみることにしました。

■1号巣箱@山桜
・2017年2月中旬に、山桜の木に地上から3メートル弱の高さに取り付け。
DSCF3367.jpg

・巣箱の中を観察できるようCMOSカメラ(内視鏡)は、巣箱の天井部分に穴を開けてカメラの先端を差し込み固定しました。

今回、使用した内視鏡カメラは、以下のようなものです。
「USB接続エンドスコープ (内視鏡) 2イン1硬性ファイバースコープ 7mホース付き」
<詳細仕様>
・センサー:200万画素のCOMS
・解像度:1600*1200、1280*1024、 1280*720、640*480
・レンズ直径:8.5mm
・チューブ仕様:硬性
・防水仕樣:IP67
・USBポート:2イン1
・USB ケーブルの長さ:7m
・インターフェース: USB2.0
・焦点距離:3-6cm
・視野角:60度
DSCF3353.jpg

・カメラの周りには、LEDライトがついており、リモートで明るさも調整可能です。
DSCF3355.jpg

・カメラのリード線は7メートル程ありますので、桜の木の側の作業小屋の中まで引き込んで観察することに。
DSCF3368.jpg

・早速、設置時の内部の様子をスマートフォンに接続して撮影。巣箱の底の水抜き穴が白く見えています。期待したほどのピントが得られません。今年は、取りあえずこれで撮影を続けることにしました。
170316_102857.jpg

・早速、「シジュウカラ」のつがいが、巣作りをはじめました。巣箱の中には、既に苔のようなものが敷き詰められています。
170430_071522.jpg

・2017年4月末、4個(?)の卵を発見。
170427_170622.jpg

・2017年5月初旬、「シジュウカラ」が巣箱で卵を温めている様子。
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170511_082718.jpg

・2017年5月中旬、「シジュウカラ」のつがいが巣箱に入り、生まれたヒナにエサを与えている様子!?
ヒナは、写真下側中央に2羽の親鳥の間でヒナが口を開けているように見えます・・・!?
170517_093954.jpg


折角、カメラを設置して内部を観察したのですが、余りにもピントが合ってなくて、いまいちの結果となりました。もう少し焦点距離の長いものが必要なのかも知れません。
来年、もう一度チャレンジしてみようと思っています。

■2号巣箱@コナラ
2号巣箱は、昨年同様地上から4メートル位の高さに設置。2号巣箱には、昨年の「シジュウカラ」ではなく、始めて「ホオジロ」が2号巣箱の住人になりました。内部の様子は確認できませんでしたが、度々エサを運んでいる様子を目撃できました。
DSCF3573.jpg

拡大してみると、「ホオジロ」であることがわかります。
DSCF3573-s.jpg

2号巣箱も5月後半には、ヒナも巣立ちして空き家になったようです。

■巣箱の回収
今や夏休みの孫達との恒例行事化している巣箱の回収です。8月初めに孫達と巣箱を取り外し、内部を観察したあと、掃除をして来年に向けて保管します。
右が1号巣箱(住人:「シジュウカラ」)、左が2号巣箱(住人:「ホオジロ」)。
DSCN5143.jpg

・「シジュウカラ」の使用した1号巣箱。乾燥した苔が3~4㎝の深さに敷き詰められていました。
DSCN5145.jpg

・「ホオジロ」の使用した2号巣箱。1号巣箱と同じように苔が敷き詰められていましたが、細めの苔がふわーっとしており、「シジュウカラ」のものより気持ちよさそうでした。
鳥の種類によって、巣の仕様も異なるようですね・・・
DSCN5144.jpg


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