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カウンター下収納庫の製作(3)組み付け [ 5_20 カウンター下収納庫の製作]

■カウンターへの組み付け作業
組み付け作業の開始です。
写真ではよく見えませんが、ベースプレート(21㎜のシナランバー、奥行き130㎜)を床の上に敷いて床にネジで固定、その上に2つのユニットを載せています。フレームの上部とベースフレーム側にビスで固定しています。
右側のユニットには、棚柱を利用して任意の高さに棚を取り付けています。20㎜ピッチで高さ調整が可能になっています。
DSCN5227.jpg

左側のユニットの棚板は、高さ固定しています。
扉の取っ手は、キッチンカウンターの引き出しに使っているものと同じようなシンプルなものを使用しています。
DSCN5228.jpg

実際に品物を収納してみました。右側のユニットには、アルコール類とコーヒー・お茶など、使用頻度の高いものを。
DSCN5233.jpg

左側のユニットは、水やお茶、食材などを備蓄するスペースにと考えています。
DSCN5235.jpg

扉を閉めると、こんな感じ。自作キッチンカウンターにぴったり収まった収納庫、すっきりした感じに仕上がりました。
DSCN5236.jpg

収納庫の反対側の引き出しとも、デザインが統一できて、満足しています。
DSCN5232.jpg


■製作作業を終えての感想
計画時に今回の製作のポイントしてあげた点についての感想。

①スライド蝶番について
初めて使用したこともあり、とても神経を使って作業となりました。
ポイントは、スライド蝶番のカップと座金の寸法を正確に、カップや座金が捻れないように注意して取り付けることです。
扉の微調整は、3次元の各方向をネジで2㎜前後調整できるため、思ったよりも簡単に調整できました。寸法通り正確に取り付けることが基本となりますが、スライド蝶番は優れものです。皆さんも是非使ってみてください。

②棚の高さを調整できるように棚柱を使用したことについて
棚柱には、メーカーによって構造が異なります。今回使用したのは、「ARTIST インテリアフラッシュ棚柱」というもので、棚柱の厚みが3.5mmとかなり薄いので存在感も抑えられ、これを採用しました。棚の高さは、20㎜ピッチで調整可能なので、機能としては十分でした。

③シナランバーコア合板(21㎜厚)の使用について
合板は、厚みの割には軽いので、家具などを作る際には、とても適していると思います。表面もきれいで、塗装ののりも良いので扱いやすいです。

④収納庫の裏板を設けなかったことについて
カウンター下の奥行きが160mmしかなく、扉の厚みを考えると、棚の奥行きは135㎜しかとれませんでした。そこに裏板を設けると更に奥行きが短くなるため、カウンターの壁板をそのまま利用することで棚の奥行きを確保したのは正解でした。やはり、数㎜でも奥行きの寸法を確保できたのは、収納の点でも有利になりますので良かったと思っています。

久しぶりの家具作り、趣味と実益を兼ねた充実した時間でした。
早速、次の新たな家具作りを検討することにします。また、ご報告しますね。
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