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冷蔵庫上部収納庫の製作(2)加工作業 [ 5_21 冷蔵庫上部収納庫の製作]

ホームセンターでの材料の裁断が終わったので、作業小屋に材料を移動して作業開始となります。

■棚板の加工
棚板は、2枚の板をダボ接合します。まずは、接合木口面にダポ錐(下図)で下穴を開けます(今回の場合4カ所)。
DSCN5260.jpg

・ダボ錐で呼び径10㎜(実際は、φ9.5)x 深さ10ミリの穴が開けられます。
dabo-dril.gif

下穴が開いたところで、4カ所の穴にダボ用マーキングポンチを差し込み、接合する相手側の木口面を合わせて位置出しを行い、ダボ錐で穴を開けます。
DSCN5261.jpg

・ダボ用マーキングポンチ
DSCN5263.jpg

下の写真は、ダボ(呼び径10ミリ)。
dabo-10mm.gif

接合面に明けたダボ用の穴にダボを差し込み、接合面に接着剤をつけてしっかり保持します。
DSCN5264.jpg


■棚板を止めるねじ込み式ダボの取り付け
φ9ミリのねじ込み式ダボを使用することにしました。ねじ込み部分はダボより1ミリ小さい、φ8ミリの下穴を開けます。
DSCN5268.jpg

ネジ部分をハンマーでたたき込んで完成。
DSCN5269.jpg

■組み立て
以上で、各面の板材の加工が終わったので、いよいよ組み立て開始。天板・後ろ板・底板を組み上げたところ。ボンドと木ねじで固定しました。
DSCN5272.jpg

最後に側板の取り付けです。左側側板は、外から見えるところですので、ネジの頭を隠したいので、「ダボ埋め」という方法で行います。まずは、ネジ止めするところに、ダボ錐でφ9.5㎜の下穴を開け、ネジ締めを行った後、ダボで穴埋めを行います。使用するダボは、φ10㎜の丸棒を使って、差し込む側をカッターで少し面取りをし、接着剤をつけて金槌でたたき込みます。
DSCN5273.jpg

ダボは、ダボ切り鋸で切り落とします。この鋸を使うと面一にきれいにカットできるので、いつも重宝しています。
DSCN5274.jpg

全てのダボ埋めも終了。きれいに仕上がりました。
DSCN5275.jpg

これで、収納庫の箱の部分が完成です。
DSCN5277.jpg

扉の部分については、スライド蝶番取り付けの加工を行っていますが、キッチンカウンター下収納庫でご紹介済みのため、ここでは省略します。

続いて、キッチンカウンター下収納庫と同様に、VATONという植物油脂性塗料(つや無し透明色)で塗装し、残るは取り付け作業となりました。
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