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敷地の外周フェンス改修(3)奥側のフェンス設置 [ 4_20 外周フェンス補修と改修]

今回は、前回までに塗装したフェンスの設置作業です。ちょうど建物裏側に面する合計長さ約22メートル部分の施工の様子のご紹介です。
今月は、雨の日が多く、やっとお天気が続きそうなので、フェンスの取り付け作業に早速取りかかりました。

【作業の流れ】
まず、古いフェンスを取り払います。
DSCF0514.jpg

次に、用意した支柱(45角)を800㎜ピッチで等間隔に掛けやで打ち込みます。出来るだけ直線に配置したいので、紐を引いてそれに沿って打ち込んでいます。支柱の長さは900㎜あるので、300㎜を土の中に打ち込み、地上には、約600㎜出た状態にします。
側板をクランプで仮固定して、51㎜のステンレスのコースレッドを使用して固定します。その下側にも側板を固定します。
DSCF0518.jpg

以上の作業を繰り返して、取り付け完了です。
DSCF0527.jpg

もう一方の側のフェンスも同様にして作業完了。延べ22メートルの設置作業ですが、朝から初めて午前中には取り付け完了しました。思ったよりも短時間での作業終了でした。

下の写真では、タテに板が入っているかと思いますが、イノシシの山側からの進入路になっている気配があるので、気持ち補強したつもりです。(イノシシはのパワーと運動能力は大変なもので、”おいしい餌”があると思えば怪力を発揮し、助走スペースがあれば、1メートルの塀でも飛び越えると聞いていますので、やぶへびかも知れませんが・・・)
DSCF0526.jpg


【フェンスを、なぜこのような構造に!?】
表側のフェンスも含めると総延長 約60mほどありますので、どう効率よくやるかが課題でした。新築の際には時間もありましたので多少凝った構造にしていたのですが、今回は、如何に効率よくやるかを考えました。
DSCF0517.jpg

上の写真でもわかるように、横板が支柱に対して交互に外側→内側→外側・・・となっています。通常は、外側に横板を取り付けるのが一般的だと思います(既存の古いフェンスもそのような構造でした)。
網代フェンス計画図詳細_k1.jpg

しかし、今回は上の図面のように、定尺の1x4(1800㎜長さ)を内側と外側に交互に取り付けるようになっています。また、支柱を立てるピッチも800㎜にしています。このようにした理由は以下の通りです。

① 側板を内側と外側に交互に取り付けることによって、横板の端面の突き合わせのためのカット作業が不要となる。また、支柱にコースレッドを打ち込む際のも、木口から約100㎜のところになるため、横板の木口の割れ等も気にしなくて済む。
② 支柱のピッチを800㎜にしているので、支柱の間隔が多少ずれても横板の長さ1800㎜(定尺長さ)で両側に100mmずつ余裕がでてくるので、取り付け作業が楽になる。
仕上がりに好き嫌いは、あるかも知れませんが、効率よくやる一つの方法かと思っています。

今回の構造でも、遠目には、よ横板を外側に付き合わせで取り付けているような感じに見えるかなとも思いますが、いかかですか・・・・

【残りの材料の塗装作業】
残るログハウスの表側のフェンス約35メートルに使う横板と支柱の塗装を行いました。お天気も良かったので、屋外での塗装作業となりました。
DSCF0524.jpg

作業小屋の壁面に立てかけて乾燥です。
DSCF0522.jpg


次回は、いよいよ表側のフェンスの設置作業です。お天気であれば、後1日の作業で完成の予定です。
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