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作業小屋への100V 電源増設工事(1) [ 2_05 電気工事]

【電源増設の背景】
現在の作業小屋には、建築当時にログハウスの分電盤から100V 20Aの電源(1回路)を引いています。取りあえず、それで照明や電気工具の電源容量としては足りていました。

しかし、今年秋に作業時の環境改善のために、集じん機(最大1.4kw)を購入しました。当然、電動工具と同時使用が前提になりますので、20A の範囲内で、集じん機の吸引力を絞りながら使っていましたが、やはり、フルパワーでは使えないため、物足りなさを感じていました。

そこで、一発奮起、ログハウスの分電盤に1回路(20A)の予備ブレーカーがあるので、それを使って、再度作業小屋まで引き込むことにしました。

・今年の9月に新たに購入した集じん機
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・トリマー使用時の集じん機接続状況
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・トリマーテーブルのホースからの吸引状況。これによって、切りくずが飛び散らず快適な作業環境が確保出来ます。
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【工事の内容】
今回の工事では、以下の3つの部分に分かれます。
床下配線工事:ログハウスの分電盤からログハウスから引き出すジョイントボックスまで
地中埋設配線工事:ログハウスのジョイントボックスから、作業小屋のジョイントボックスまで
屋内配線工事:作業小屋内の新たなスイッチ、コンセントの取り付け

【配線工事状況】
(※これらの電気配線工事は、有資格者が行う必要があります。私の場合、ログハウス建設に先だって「第二種電気工事士」の資格を取得しています。)
実際の配線工事は、① 床下配線工事③ 作業小屋屋内配線工事を先行して実施しましたので、その部分について状況をご紹介します。

① 床下配線工事
まず、床下に予備配線材料を這わしていたので、その部分に追加の電線を接続して、ログハウスの出口のジョンとボックスまで電線を延長する作業を行いました。

・ログハウスにある分電盤
分電盤の右端にある”J”というブレーカーが余っていた予備の回路(100V 20A)となります。ここから作業小屋まで配線して、集じん機専用の電源にします。
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・分電盤の下側に位置する床下
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配線は、床下の一番狭いところを通すので、久しぶりの配線作業は、やはり疲れました。ログハウス建設当時は、床を張る前の作業でしたので、比較的容易に作業できたのですが、今回は大変でした。
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床下からの配線の取り出し口になるジョイントボックスです。奥に、作業小屋が見えます。
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③ 作業小屋・屋内配線工事
ログハウス側からの追加する配線を引き込む作業小屋側のジョイントボックスになります。
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作業小屋内の屋内電気配線工事を行います。回路そのものは、コンセントとスイッチというとてもシンプルな構成ですので、工事は難しくありません。まずは、配線をするために小屋の壁に取り付けているベニヤ板を外します。
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2枚のベニヤ板を取り外したところ。
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必要な配線作業を行います。
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配線作業が終わったので、念のため、通電して同左の確認です。新設のコンセントに電気ヒーターを取り付けて、問題ないことを確認です。
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新たに新設したコンセントです。(これは屋外用ですが、手元にありましたので、利用することにしました。
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これまで2個だったスイッチ(照明用とコンセント用)に、集じん機用として新たなスイッチ1個を増設し、3個のスイッチが並びました。これで、作業小屋をしないときには、このスイッチで全ての電源を切ることが出来るので安心です。
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以上で、第一弾の配線工事が終了です。残すは、ログハウスと作業小屋をつなぐ② 地中埋設配線工事となります。
ただ、地中埋設配線は、埋設した配管(約10メートル)に配線を通すため、一人ではやりにくいので、今度妻がログハウスに来る際に手伝ってもらって、作業を行う予定です。来年1月の作業となりますので、配線工事の終了までは、もう少しです。
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外壁再塗装 下地処理の検討 2020 [ 4_11 本体外壁の再塗装]

外壁の再塗装の時期が来ました。
2010年6月にログハウスが完成してから、これまでに2013年3月に1回目の再塗装を実施、2017年3月に2回目の再塗装を実施し、現在に至っています。ほぼ、3~4年に一回のペースです。使用する塗料は、これまでにもご紹介している「ステンプルーフ」で、色は、パインブラウンです。
サンディングした後と、現状の比較をするために、ステンプルーフを塗ってみましたが、サンディングすると木目もはっきりしてきます。
本来であれば、今年中に3回目の再塗装を実施する予定でしたが、コロナ禍で外出自粛もあり予定が遅れていますが、どのように再塗装を行うかの検討をやっと開始することにしました。

【今回の再塗装でのポイント】
今回の塗装でのポイントは以下の2点です。
① 外壁塗装の下地処理について
ログの外壁の再塗装を行うときに、これまでは、汚れをぞうきんで拭く程度しかやってきていませんが、築後10周年を迎えて、次の10年に備えるため、サンドペーパー掛けを含め、検討してみることにしました。
② ドアや窓のカバープレートの再塗装に実施について
外壁はこれまで2回の再塗装を行っていますが、ドアや窓の周りのカバープレート(緑色)については、再塗装を行わず、10年が経ってしまいました。表面にひび割れ等も出てきましたので、今回は、再塗装をしっかりやりたいと思っています。

【工法の事前検討】
① 外壁の下地処理検討
■奥側(東側)の外壁
これまでの再塗装では、外壁表面の汚れを取るため、濡れ雑巾で埃を拭き取った後に、刷毛で塗装を行っていました。今回は築後10周年を迎え、単に埃を拭き取ることから、かなり手間はかかりますが、サンドベーパーで表面をきれいにしてから塗装することを検討してみることにしました。
実際に、外壁の一部で240番のサンドペーパー掛けを行ってみました。下の写真の、白くなった部分がサンディングした跡になります。
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少し拡大してみると(撮影の時間帯が違うので色味が変化していますが・・・)。
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更に、拡大してみると、上段が現在の状態、下側がサンディングした跡の表面状態です。表面はとてもきれいで、10年経ってもこの状態がキープ出来ていることにビックリ。「ステンプルーフ」、恐るべし!
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サンディングした後と、現状の比較をするために、「ステンプルーフ」を塗ってみましたが、サンディングすると木目もはっきりしてきます。
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■デッキ側(西側)の外壁
西側のデッキ側は、直射日光も強く当たるので、外壁にとっては厳しい条件となりますが、東側のデッキと同様に、240番のサンドペーパーでサンディングすると、しっかりした表面状態が維持されているのがわかりました。試しに「ステンプルーフ」で試し塗りしてみると、木目がよりはっきり現れるのがわかりました。
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②ドア周りのカバープレート
ドアや窓割りのカバープレートの表面状態をみてみます。一番劣化の激しい入口ドアの両サイドのカバープレートをみてみます。
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拡大してみると、木目に沿って細かなひび割れが発生しています。色味もくすんで見えます。当初は、このひび割れの部分をパテで埋めて、再塗装する予定でした。
しかし、カバープレートを取り外して、カバープレートの裏側を見てみることにしました。
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カバープレートはビスで固定しているだけなので、簡単に取り外せます。
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そして、裏が側を見ると、10年経っても紫外線や雨の影響も受けていないので、色合いも鮮やかさが残っています。
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拡大してみると、ひび割れもなく、ほぼ初期状態を維持しているのがわかりました。外したカバープレートは、そのまま裏返しの状態でビスで固定しました。カバープレートの左側にタテの黒い栓が見えますが、これは、ドアの周りに防水処理しているブチルテープが付着しているだけなので、きれいに除去できると思います。
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【第3回目の再塗装の施工方針】
これからの10年を見据えて、特に丁寧に再塗装の作業を行うことにしました。
① 外壁
今回の事前検討の結果から、外壁は240番程度のサンドペーパーでサンディング処理を行った上で、「ステンプルーフ」、2回塗りを実施する。
恐らくサンディングに長時間を要すると思いますが、
② カバープレート
カバープレートは、現在の表面に塗装をするのではなく、カバープレートを外して裏側にし、再度塗装をして、取り付けることにしました。

以上のような再塗装を丁寧に行うことにより、ログハウスをきれいに長く使えるようにしていきたいと考えています。年明けから、時間がかかりそうですが、頑張ろうと思っています。それにしても、外壁をきちっと守ってくれている「ステンプルーフ」に感謝!!です。
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