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塗料缶をつぶす! [ 4_99 その他]

ログハウスやデッキを周りを塗装するのに、ステンプルーフという塗料を使用していることは、都度ご紹介していますが、その塗料の入っている缶(18リットル缶)の処分に困っていました。
建築当初から12年間でため込んだ塗料の空き缶の数は、ログハウスの床下に9個、作業小屋に4個、計13個になっていました。
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ついに重い腰を上げて、処分方法の検討に着手。ログハウスのある自治体のHPでは、18L缶であればそのまま金属ごみとして回収していただけることも分かりました。しかし、数が多いのでもう少し小さくまとめたいと思い、18L缶の解体方法をネットで調べてみると、いろいろなツールがあることが判明しました。

【使用したツール】
私が選んだのは、「Vカッター」という缶の天板側から缶の四隅にŁ字型の刃を押し込むことで切り目を入れるというものです。価格も4千円程度と比較的購入しやすい価格でしたので早速入手してみました。
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【実際に使ってみる】
18L缶を立てて、まず底板側のコーナーに刃先を合わせて、ツールの取っ手に体重をかけると”スルスル~”と意外に簡単に刃物が入っていきますので止まるところまで刃物を押し込みます
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これが下まで押し込んだ状態。
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以上の作業を4回繰り返すと、下の写真のように缶の内周にそって切り目が入ります。
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少し刃物がずれて切り残しが出てきたので、金切り挟みで切り離しました。少し慣れてくると、ツールだけで、うまく切断できるようになりました。
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続いて反対側から天板も切り離すと以下の写真のように分解が完了です。所要時間は10分弱で作業完了。
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【分解した缶をまとめます】
缶の胴部分は、上に載って折り曲げてたたみこむと、かなり薄く折りたたむことができます。下の写真は、4個分をまとめたものです。結構コンパクトになります。
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それを紐で結んで、そのままごみ集積場に持っていきました。
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後、9個ほど残っていますが、次回訪問時にすべての作業を終える予定です。

ツールの寿命はわかりませんが、問題なく使えそうです。塗装の仕事をしているわけではないので、DIYレベルであれば末永く使えそうです。
色々悩むより、まずやってみることが大切ですね・・・・とても働き者の「Vカッター」と出会えたのはラッキーでした。

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位牌を作る。 [ 5_34 位牌を作る。]

妻が今年1月に急死したことは既にお伝えしていました。コロナ禍ということもあり、家族葬(無宗教)での葬儀を執り行いました。
参列した人数は少なかったですが、家族全員で心のこもった温かい気持ちで送ることができ、妻も喜んでくれたのではないかと満足しております。

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「位牌の手作り」などというテーマをブログにアップすべきかどうか迷いました。しかし、自分と同じように考えている方もいるかもしれない、その時に少しでもヒントになればと思い、アップすることにしました。
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【位牌を自作することになった背景】
葬儀社との話の中で、位牌はどうしますか?と質問され、とっさに浮かんだのが、自分で位牌を作りたいという気持ちでした。それも、妻の位牌だけではなく、自分の位牌も一緒に作ろうとっさに思いつきました。
そして、次のようなものにしたいと考えました。
 ・妻が先に逝ったけど、これからも常に一緒であるという気持ちを表したい。
 ・一体感のある2つの位牌をつくりたい。
 ・位牌には、無宗教で戒名もないため、本名を書きたい。
 ・通常に位牌にはない、重要な生年月日・死亡年月日を記載したい。さらに、夫婦にとって結婚という重要な節目である結婚記念日も入れたい(結婚して共に生きてきた証)。

そして、すぐに位牌のイメージがわいてきたので、図面を起こし2月中旬から製作に取り掛かりました。

【設計した位牌の構造】
まず最初に考え方えたこと
① サイズは身近なところに置けるように、コンパクトなものにしたい。
② 使用する材料は広葉樹の硬い無垢の材料を使用したい。
  (20年前に妻のリクエストで自作しオーク材のカップボード製作で余った材料を使う)
③ 位牌は一枚の板から切り出した繋がり・連続性のあるものにしたい。
  ・2つの位牌をくっつければ木目がつながっているように材料を裁断する。
  ・台座も同様に、1枚の材料から作る。
④ 位牌本体には氏名をを彫刻刀で彫る。台座には、生年月日→結婚日→死亡年月日を刻印する。

以上のようなコンセプトのもと、具体てな設計をスタートした。

【最初に描いた計画図】
実際には製作工程の中で随時見直ししたため、この図面よりも一回り大きくなりました。
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【製作過程】
一枚の材料から、部材を切り出します。左が台座部分で、これを上下で切断して台座部分を切り出します。右側の2枚が位牌本体部分となります。位牌は小さいので、手持ちの端材で材料どりできました。
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まずは、位牌本体部分の加工。裏側両サイドのコーナー部にはR加工を施し、2の位牌の一体感を出しています。引き続いて台座も加工。
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部品の加工が終わり、台座の上に位牌本体を置いて仕上がりを確認。
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2つの位牌をくっつけて置いた状態。通常はこの状態で仏壇に置く予定。
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横上方から見ると、こんな感じ。木目がつながっているのがわかります。最後に位牌本体と台座の固定は、ダボで使用して固定するように加工。その後、それぞれのパーツをサンドペーパーで仕上げを行いました。
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【文字入れ】
・・・手彫りから、レーザー加工へ・・・
次は、位牌と台座への文字入れ作業です。本体の部分は彫刻刀で、台座部分は小さな数字のため刻印で行くことで考えていました。
しかし、材料が硬くて持っている彫刻刀ではきれいに彫れないことが判明。また、台座の刻印は文字が小さく、きれいに3行に分けて数字を打つのは大変難しいことがわかりました。
結局達した結論は、レーザー加工による文字入れが一番現実的だろうといことです(最近、表札などをレーザー加工で文字入れなどを行うサービスがあることを知っていたので・・・)。

・・・今度は、レーザー加工してもらうところを探すのに苦労!・・・
レーザー加工でやってもらうところを探していたら、有名な渋谷の〇〇ハンズでレーザー加工のコーナーがあることが判明。表札や名板のレーザー加工しているの情報を得ました。早速、現品をもってハンズへ。しかし、お店に持って行って依頼しようとすると、店員から「位牌はどこで購入されましたか?」との質問、「自分で自作したものです」と答えると「申し訳ありませんが、お店で購入していただいた商品に対してのみ、加工を受け付けることになっています・・・(ハンズと業者の契約らしい・・・)」との話。つまり、持ち込みでの仕事は受けないことになっているため、結局ここでのレーバー加工は断念。
しかし、店員さんからは、渋谷でレーザー加工を指導しながらやらせてくれるお店を紹介していただくなど丁寧な対応をしていただきました。しかし、紹介先に連絡を取りましたが、現在はサービスをお休みしていることで、あえなく断念してそのまま帰宅。

・・・ついに、横浜で発見!・・・
自宅に戻って横浜で業者を探していると、ついに持ち込みでお願いできる業者があることがわかり、連絡を取ると快諾。費用も7千円程度。仕様が決まれば、1週間程度で加工できることも判明し安堵。早速図面と仕様のやり取りを何度か行い、字体・文字の大きさ・文字の配置等ついにメールでやり取りしました。1週間程度の期間を要しましたが、業者の迅速な対応でスムーズに進みました。

そして、いよいよ加工先に品物を送ることになり、下の写真のように本体と台座の組み合わせを間違えないよう色で分けたシールを張って準備したところです。
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【完成した位牌セット】
文字入れがイメージ通り仕上がりましたので、次は、位牌本体と台座を接着剤で固定した後、ジェルニス(透明)で塗装して完成。二つの位牌は、予想以上の出来上がりで満足。子供たちも喜んでくれました。右側が妻の位牌。左側が私の位牌(もちろん死亡年月日は、未記入)です。

二つの位牌を並べて仏壇に置くと、何故か心が落ち着きます。

最後に、まさか自分で妻の(自分たちの)位牌を作ることなるとは、全くの想定外でした。しかし、無宗教で葬儀を行うことを決めたことで、位牌に対するこれまでの概念から解き放たれ、自分で作るという自由な発想ができたのだと思います。
結局、構想を始めてから完成まで約2カ月の期間がかかりましたが、どういう位牌にすると妻が喜んでくれるかということを集中して考えられたとても貴重で充実した時間になったと感じています。妻にも感謝です。
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孫娘がログハウス・ライルを満喫!? [9_00 雑感]

五月連休にログハウスに来て、デッキの塗装作業を手伝ってくれら娘と孫。

孫は、散歩が大好き、途中で草花を採取するのも楽しみにしています。今回も仕事の合間をみては、別荘地を散策しました。
山の上なので、散歩コースも上り下りが多くあり結構大変ですが、それも適度の運動になります。
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道端に生えている野草や花を採取しています。
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ログハウスに帰ると早速、空き瓶に摘できた野草の花を飾ってくれます。よ~く見ると、とても小さな名はですが、かわいいものです。
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また、庭木の剪定作業の時にも切り落とした枝を落として、棒切れを作ったりします。
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これは、かわいい人形でしょ!! 私が木工作業をした際に出た小さな木片をつかって、こんなかわいい人形を作ってくらました。以前に釘の打ち方を教えた後は、自分で勝手に作業小屋(DIY BASEと命名)で釘を打って作ってきます。なんとも愛嬌のあるキャラクターですね
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最後になりますが、部屋の中で、延長テーブルをスライドさせて卓球を楽しみます。
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別荘地に建てたログハウス、孫たちにこんなに楽しく遊んでもらえて、一緒にログハウスを建てた妻も喜んでいることと思います。
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5月連休を利用してデッキの再塗装! [ 4_12 デッキ・門扉の再塗装]

これまで、5月連休時は道路が混むのでログハウスに来るのは控えてました。今年は、小4の孫娘が塗装を手伝いたいということで、娘と二人で3泊4日でログハウスにやって来てくれました。中一の孫娘は、予定があり父親とお留守番となりました。

私は当日の早朝にログハウスに到着し、まずは、今年最初の庭の周りの草刈りを行いました。夕方には、孫達も到着。賑やかな夕食となりました。

【デッキの高圧洗浄】
翌日も朝からいいお天気。今日の午前中は、昨日の草刈り作業のああと片付け、高圧洗浄の作業は、午後からスタート。高圧洗浄機は、愛用のK社のM/Cです。
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デッキの高圧洗浄は、約1時間半で終了。
実は、洗浄作業がほぼ終わった時に、突然、異音と煙(?)がでてM/Cがとまってしまいました。実は、高圧洗浄機を1時間半連続で使ったせいで、モーターが破損してしまったのです。 これは、取説を見ると「定格使用時間(1時間)以上は使用しないでください。1時間使用後は電源を切り、1時間休止してください」と書かれていたのです。

高圧洗浄機は、必ず「定格使用時間」というがありますので、使う前に必ず確認するようにしましょう。ちなみに、K社のHPを見ると、「1時間連続運転した場合には、1時間休ませる」としつこく書いてありました。皆さんも気を付けてください。

購入したのは10年以上前になるので、修理費用を見てみると新しい機械を買うのと同じくらいになりそうなので、次の機会に買い替えることにしました。

【塗装作業】
デッキは高圧洗浄で濡れていますので、再塗装作業は、翌朝からやることにしました。
塗装作業は、孫と娘。私お3人でしたので、これまでに経験ないくらい早く1回目の塗装を終えることができました。塗装作業に集中していたので、写真もあまり撮れていません。
■使用した塗料:「ステンプルーフ」 色:「オリーブブラウン」
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作業小屋の階段部分は、孫娘一人で2回塗りをやってくれました。
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建築時の塗装は、妻と一緒にやりましたが、その後の再塗装作業は、ほぼ一人作業でした。今回は、娘と孫の応援で予想以上に早く作業を進めることができました。自分の作業時の写真を掲載するのは久しぶりです。

実は、用意していた塗料がなくなり、床面の2回目の塗装が終わっていませんので、新たに塗料を購入して実施する予定です(作業時間は2時間程度で終了予定)。

孫は、今後もやりたいといってくれるので、頼もしい限りです。今回は、本当に感謝です。楽しい時間を共に過ごすことができました。

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