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建築確認申請「確認済証」が到着!! [ 1_03_1 建築確認申請]

やっと、審査機関から「確認済証」が「確認申請書(副)」とともに、宅急便で送られてきました。「確認申請書」を宅急便で発送してから、15日目(宅急便の配達期間込み)でした。思ったよりも早いというのが、印象です。
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それでは、どのような書類が送られてきたのかご紹介しましょう。右の写真が送られてきた書類(左:「確認申請書(副)」、右:「確認済証」)です。
「確認申請書(副)」は、こちらから提出した「確認申請書」(2部:正副)のうちの一部(副)が返却されたものです。また、「確認済証」は、検査機関が「建築基準関係規程に適合していることを証明する」と記載されています。なお、確認申請書(副)の表紙には、検査機関受付印と「この建物は、中間検査が必要です」とのスタンプが押されています(つまり、屋根工事が終わった段階で審査機関の中間検査を受ける必要がありますということです)。

■ 建築確認申請を終えてみて
今回もできることは自分でやるということですすめてきましたが、建築確認申請では、床面積によって「設計者」と「工事監理者」は、建築士でなければならないことになりますので、書類は自分で作るにしても、やはりログハウスメーカーなどの協力を得て申請する必要があると感じました。
また、検査機関の方のお話では、床面積が少ない場合には、素人が申請することも可能ですが、専門家でないということで、設計資料や図面についても、より詳しいものを提出してもらうケースがありますとのことでした。つまり、建築士であれば、基本的な知識(法律、技術)を有していると考えられるが、素人の場合には、より詳しくチェックする必要があると考えているようです。
結局、建築確認申請については、建築士の協力を得た方がスムーズに審査が進むということになりますね。

これで、建築前の申請(「風致地区内行為許可申請」および「建築確認申請」)が全て終了しましたので、いよいよ建築工事開始に向けての準備開始です。

まずは、基礎工事開始に向けて、工事業者と打ち合わせをスタートさせました。同時に、「地鎮祭」をどうするのかについても考えているところです。

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市役所に行ってきました。 [ 1_03_1 建築確認申請]

早速、休みを取って市役所を訪問。担当の部署は、「建設部」。

審査機関から指示された事前確認事項は、以下の8項目でした。
(1) 道路の状況(建築基準法で定められている道路の種類・・・例:法第42条1項1号などと表現する)
(2) 用途地域(住居専用地域・商業地域、建ぺい率、容積率など)
(3) 都市計画施設の状況
(4) 開発行為の状況
(5) 宅地造成等規制区域内の状況
(6) 地区計画・高度地区・高度利用地区の状況
(7) 土砂災害特別警戒区域・災害危険区域の状況
(8) その他(屋外広告物法、港湾法など)

上記の(7)以外については、市役所で建築確認申請を受け付けている部署で、担当の方が地図を拡げて、ものの15分程度で確認は終了。引き続いて道路を管理している部署で、(7)の土砂災害特別区域等の確認を行いましたが、ここでも、この地区の災害警戒区域・危険区域のマップで、警戒/危険区域外であることを確認して終了。

市役所にきて、約30分で法令関係の確認が終了しました。恐らく、自分で調べる方法もあるとは思いますが、審査機関としては、「行政の窓口で確認した」ということは確認レベルの信頼性の点からも重要なことのようです。また、この確認が事前にされていれば、審査機関での確認も少なくて済み、審査期間短縮にも繋がるということのようですが、これは、申請者にとっても有り難いことです。

今回の結果を基に、「確認申請書の記載内容に係る調査書」と修正書類を一緒に提出し、後は審査結果待ちとなりました。

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審査機関から、沢山の指摘事項が・・・ [ 1_03_1 建築確認申請]

建築確認申請の審査は進み、指摘事項がファックスで自宅に送られてきました。なんと指摘項目は、合計18項目。結構チェックしたつもりでしたが、専門家から見るとやはりまだまだ・・・ということでしょうか?

どのような指摘事項だったのかというと
■「建築確認申請書」、「建築計画概要書」、「建築工事届」関連
 ・建築士資格の記載とコピーの提出(※前回の記事でご紹介のもの)
 ・宅地造成等規制法の適用の記載
 ・申請書類の記載と配置図の寸法の”整合性”(寸法の表示桁数を合わせるなど)
 ・シックハウス関連の記載漏れなど
■「配置図」関連
 ・「道路種別」の記載
 ・「隣地斜線」の検討
 ・宅地造成等規制法に関するコメントなど
■申請敷地での開発行為の有無
■「確認申請の記載内容に係る調査書」の提出

ファックスだけでは、内容を理解できなかったため、ファックスをもらった翌日に担当の方に直接電話をすると、一つ一つの指摘事項に対して丁寧に説明していただけました。指摘事項の言葉自体の意味については、インターネットで検索して調べるなどすると、それなりに理解できてきましたので、自分でも修正できそうだと思えるようになりました。

しかし、調査書の作成については、確認申請にあたっての市の条例や、法律の適用がどうなっているのかについて確認する必要があるのですが、インターネットだけで情報を集めるのは無理で、やはり市役所に行って直接聞くのが一番近道ではないかと感じました。

そこで、早速指摘事項にかかわる修正に取りかかると共に、確認申請の記載事項が間違いないことを確認するため、休みをとって、市役所に出かけることにしました。
 
 

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「建築確認申請」は、”無資格者”にはできない!? [ 1_03_1 建築確認申請]

7月20日過ぎに、建築確認申請書類を作成し、審査機関に送ったところ、審査機関の担当者から、早速電話で連絡が入りました。話を伺うと、延べ床面積が60㎡を超えると、建築確認申請は、一般の人には、申請できないというもので、審査を進められないという連絡でした。

これは、大変!建築基準法では、延べ床面積が100㎡以下であれば、素人でも申請できると聞いていたのに・・・・。このままでは、審査が止まってしまう・・・・・

良く話を聴くと次のようなことが判明しました。
静岡県では、昭和32年の静岡県条例で、「延べ床面積が60㎡を超える木造の建築物は、建築士でなければ設計・工事管理ができない」ということが決まっていたのです。つまり、建築基準法だけではなく、県条例等で更に規制がある場合があるので注意が必要だと言うことです。

建築確認申請では、建築物の仕様の他に、「①建築主 ②設計者 ③工事監理者 ④施工者」 を届ける必要がありますが、この内、②設計者と③工事監理者は、1級または、2級木造建築士である必要があるということです。建築確認申請後の、中間検査と完了検査も同様の制約があるようです。ただし、施工については、建築主が行っても問題ないことになりますので、セルフビルドそのものは可能と言えます。

さて、これに対してどう対処したかをご説明します。

一般的には、設計者と工事監理者をログハウスメーカーの建築士などに依頼するというのが一般的なようですが、私の場合には、20代の時に、たまたま2級建築士免許を取得していたので、その免許を生かすことができできました。

後で、2級建築士免許証のコピーを送るということで、申請書のチェックをすすめていただくことになりました。

建築確認申請書を提出しました! [ 1_03_1 建築確認申請]

前回の記事から、随分時間が経ってしまいました。というのも、建築確認申請の書類作成に思いの外時間をとられてしまったからです。

建築確認申請は、床面積が100㎡以下の場合、建築主で特に建築士などの資格がなくても提出できるので、経費削減とできることは何でも自分でやってみるということで、自分で申請することにしたものです。しかし、建物に関する細かな資料も必要なため、素人の自分だけでは、完成することはできません。やはり、ログハウスメーカーの協力が不可欠ということです。

■申請書類
建築確認申請に必要な書類/図面をリストアップしてみました。先に申請した「風致地区内行為許可申請」で作成した資料・図面も再利用できましたが、提出書類は結構な量で合計50ページ程になりました。これを正副の2セット(1セットは、認可が出た時点で申請者に返送されます)を提出する必要があります。
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(1)建築確認申請書
(2)添付資料
 ①公図写し(法務局から取り寄せたものを添付)
 ②「工事管理計画書」
 ③「建築計画概要書」
 ④「建築工事届」
 ⑤「敷地面積求積図」(法務局から取り寄せた「地積測量図」を添付)
 ⑥「付近見取り図」
 ⑦「配置図」
 ⑧「地盤算定図」
 ⑨「平面図」
 ⑩「立面図」
 ⑪「使用建築材料等」(換気計算表含む)
 ⑫「ログ認定書」
 ⑬「構造計算書」
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■申請先と申請方法
申請先は、市役所や民間でも受け付けてくれますが、私の場合には、ログハウスでの申請実績があるというメーカーのアドバイスで、民間の審査機関((財)静岡県建築住宅まちづくりセンター)にお願いすることにしました。

なお、申請は、直接窓口に提出する方法と、宅配便などによる方法が用意されているので、私の場合には、宅急便でお願いすることにしました。認可が下りた場合には、1部を着払いの宅急便で送り返してもらえるようです(返信用の封筒を同封)。

■審査期間
姉歯問題以降、建築確認申請の審査が厳密になっており、時間がかかるようになったと聞いていたので、心配をしていましたが、審査機関のHPを見ると審査期間は長くても3週間以内で終了するようです。もしかしたら、最近の景気悪化によって住宅着工件数が減少していることも影響しているかもしれません。ただし、指摘事項が多くて修正があった場合には、この限りではないようですが・・・。

■建築確認申請費用
審査費用は、用途や床面積によって設定されていますが、一戸建て100㎡以下だと13,000円の申請費用がかかるようです。受領確認後に請求書が送られてくるようです。

さて、審査合格となるまでに、どのようなやりとりがあるのか、不安がありますが審査機関からの返事を待ちたいと思います。また、その内容については、ご報告したいと思います。




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