ログ組みの作業を開始して4日目 [ 1_09 ログ組み]
自分達でログ積みを始めて4日目、高いところで11段(約1.8m)まで進みました。妻の応援もあって、役割分担もできて効率よく進むようになってきました。
■ 最新のログ組み状況
大まかな段取りは、ログのパッケージを一つ開梱して全てのログ材を壁番号毎に分類して、建物の仮床やベランダまで一気に運びます(二人で約2時間弱かかります)。それが終わると、ログ組みに取りかかります。
ログ組みは、ノッチ部分(ログの交差部)で順番に組み合わさって壁が構成されますので、何段目にどのログを組むのかを常にチェエクしながら進めています。
■ ログ組み作業の流れ
・該当ログを探し、ログの穴の確認。穴の中の木くずを除去し、次に、Φ25の孔が沢山開いていますので、どの孔が、電気配線用のものか、どの孔にダボを打ち込むか、マジックで印をつける。多少手間ですが、こうすると間違いが少ないと感じました。
ログ材の穴の木くずをパイプで取り出しているところ
マジックで印をつけた所。「E」は、電気配線用の孔。「()」はダボを打ち込む孔を示す。
・最後に、ログとログの間から雨などの侵入がないように、外気と接する外周の壁のログの溝に、ウレタンのコーキングを施す。
ノッチ部にコーキングしているところ
ノッチ部へのコーキング
・以上の事前準備作業が終わると所定の位置にログをセットし、ダボの打ち込みを行いますが、ダボを打ち込む際には、下のログとうまくかみ合っているか、水平はでているかなどをチェックしながら、掛けやでたたき込みます。最後に、金槌をあてて、更にログ表面からでないようにダボを打ち込みます。この仕事は、片手で、掛けやをもって、打ち込みますので、結構手首にストレスがかかります。
ダボを打ち込んでいるところ
次第に作業する高さが高くなってきたので、これまでのようには進んで行きそうにもありませんが、安全第一でやっていきたいと思います。
■ 最新のログ組み状況
大まかな段取りは、ログのパッケージを一つ開梱して全てのログ材を壁番号毎に分類して、建物の仮床やベランダまで一気に運びます(二人で約2時間弱かかります)。それが終わると、ログ組みに取りかかります。
ログ組みは、ノッチ部分(ログの交差部)で順番に組み合わさって壁が構成されますので、何段目にどのログを組むのかを常にチェエクしながら進めています。
■ ログ組み作業の流れ
・該当ログを探し、ログの穴の確認。穴の中の木くずを除去し、次に、Φ25の孔が沢山開いていますので、どの孔が、電気配線用のものか、どの孔にダボを打ち込むか、マジックで印をつける。多少手間ですが、こうすると間違いが少ないと感じました。
ログ材の穴の木くずをパイプで取り出しているところ
マジックで印をつけた所。「E」は、電気配線用の孔。「()」はダボを打ち込む孔を示す。
・最後に、ログとログの間から雨などの侵入がないように、外気と接する外周の壁のログの溝に、ウレタンのコーキングを施す。
ノッチ部にコーキングしているところ
ノッチ部へのコーキング
・以上の事前準備作業が終わると所定の位置にログをセットし、ダボの打ち込みを行いますが、ダボを打ち込む際には、下のログとうまくかみ合っているか、水平はでているかなどをチェックしながら、掛けやでたたき込みます。最後に、金槌をあてて、更にログ表面からでないようにダボを打ち込みます。この仕事は、片手で、掛けやをもって、打ち込みますので、結構手首にストレスがかかります。
ダボを打ち込んでいるところ
次第に作業する高さが高くなってきたので、これまでのようには進んで行きそうにもありませんが、安全第一でやっていきたいと思います。
いよいよ、自分達だけでの作業が開始 [ 1_09 ログ組み]
建て方を開始して4日目からは、自分たち(妻と私)だけの作業がスタートしました。自分たちのペースで、ゆっくりと楽しみながらのログ組み作業です。とはいっても、普段使わない手首や腕などの筋肉痛が始まっています。
朝の最初の作業は、ブルーシート(10mx15m)の取り外しから始まります。デッキに上がるための仮設の階段(最初に大工さんに作ってもらったものです)が見えます。作業の出入り、材料搬入にも大活躍です。
ログを一本一本積み上げながらダボ(20mm角の木製)を打ち込んで、上下のログを連結していきます。電気配線用の孔(同じΦ25)に間違ってダボを打ち込まないように細心の注意を払う必要があります。
それでは、ログ組みの細かなところを少しご紹介します。
(1) ノッチ部(ログとログが交差する場所)には、延焼防止の加熱発泡材(商品名は、「ミジヒカット」といいます。グレー色)を貼り付け、屋外に面する所には、雨の侵入を防ぐために、コーキング材(ポリウレタンまたは、変成コーキング材)を施します。ログ材の下面の外側の溝にもコーキング材を施します。
(2) 長いログの場合には、途中で繋ぐ箇所がありますが、そこに入れるジョイント用角材がログのねじれのためにうまく入らないことがありましたので、Lクランプなどを使ってそりを修正しながらジョイント用角材打ち込みました。その他に「ログ反り矯正器具」(通称:「F型金物」・・・ キットの標準器具)を使用して反りを修正することもできます。下の写真が「F型金具」です。
(3) パッケージを開梱していると、カビの生えたログを発見。倉庫での保管期間が長かったこともあり、各パッケージで少しですが、カビの生えたログが散見されます。結構気になりますが、BIGBOX社から早速カビ除去剤を送ってもらって、刷毛で塗ると半日もすると気にならない適度にきれいになりました。いずれにしてもこのカビ除去剤できれいになることが確認されたので、あまり神経質に考えないことにしました。
■ 現時点でのログ組み状況
おおよそ6段で高さにして1メートル弱になってきました(軒で16段、妻面で24段)。積み始めると結構早く進みますが、開梱して材料を運び上げる作業が大変です(腰を痛めないように注意して妻とやっています)。でもログを積み上げると確実に壁が高くなってきますので、達成感を感じます。これからの積み上げは、段々高くなるので、安全面からも足場をどうするかなど考えなくてはなりません。
朝の最初の作業は、ブルーシート(10mx15m)の取り外しから始まります。デッキに上がるための仮設の階段(最初に大工さんに作ってもらったものです)が見えます。作業の出入り、材料搬入にも大活躍です。
ログを一本一本積み上げながらダボ(20mm角の木製)を打ち込んで、上下のログを連結していきます。電気配線用の孔(同じΦ25)に間違ってダボを打ち込まないように細心の注意を払う必要があります。
それでは、ログ組みの細かなところを少しご紹介します。
(1) ノッチ部(ログとログが交差する場所)には、延焼防止の加熱発泡材(商品名は、「ミジヒカット」といいます。グレー色)を貼り付け、屋外に面する所には、雨の侵入を防ぐために、コーキング材(ポリウレタンまたは、変成コーキング材)を施します。ログ材の下面の外側の溝にもコーキング材を施します。
(2) 長いログの場合には、途中で繋ぐ箇所がありますが、そこに入れるジョイント用角材がログのねじれのためにうまく入らないことがありましたので、Lクランプなどを使ってそりを修正しながらジョイント用角材打ち込みました。その他に「ログ反り矯正器具」(通称:「F型金物」・・・ キットの標準器具)を使用して反りを修正することもできます。下の写真が「F型金具」です。
(3) パッケージを開梱していると、カビの生えたログを発見。倉庫での保管期間が長かったこともあり、各パッケージで少しですが、カビの生えたログが散見されます。結構気になりますが、BIGBOX社から早速カビ除去剤を送ってもらって、刷毛で塗ると半日もすると気にならない適度にきれいになりました。いずれにしてもこのカビ除去剤できれいになることが確認されたので、あまり神経質に考えないことにしました。
■ 現時点でのログ組み状況
おおよそ6段で高さにして1メートル弱になってきました(軒で16段、妻面で24段)。積み始めると結構早く進みますが、開梱して材料を運び上げる作業が大変です(腰を痛めないように注意して妻とやっています)。でもログを積み上げると確実に壁が高くなってきますので、達成感を感じます。これからの積み上げは、段々高くなるので、安全面からも足場をどうするかなど考えなくてはなりません。
ログ部材の梱包リストを発見! [ 1_09 ログ組み]
10/2にアップした記事で、梱包の各パッケージにログ材がどのように梱包されているかの情報がないと言うことをお伝えしました。その後、とりあえずNo.4のパッケージを開梱して、ログ材の梱包状況を確認したこともお伝えしました。
しかし、その後、一段目のログをを組むにあたってNo.1のパッケージを開いたところ、なんと言うことでしょう!!ログ材の詳細の部材リストが出てきたのです。中を見ると、パッケージ毎のログ材リスト、各ログ材の長さ/寸法/形状の図面などでした。まさに、私が期待してい内容そのものでした。
なぜ、この情報がなかったのか、BIGBOX社に確認したところ、これまでは、ログの部材リストがなくて困っていたので、海外のメーカーに改善要望を出していたのですが、その対策の導入時期の連絡が明確でなかったことが原因で情報が伝わってこなかったことが分かりました。
また、実際にログを組み始めると、各梱包のパッケージ番号の若い順から順に開梱して組んでいけばいいようになっていそうなことも分かって来ました。
このような情報が始めから分かっていれば、No.4の開梱をやらなくて良かったのにと・・・後悔も・・・
海外メーカーは適当にやっていると言うことはなく、きちんと仕事をしていることです(大変失礼しました・・これで一件落着です)。いずれにしても、正確な情報の大切さを改めて感じた次第です。
しかし、その後、一段目のログをを組むにあたってNo.1のパッケージを開いたところ、なんと言うことでしょう!!ログ材の詳細の部材リストが出てきたのです。中を見ると、パッケージ毎のログ材リスト、各ログ材の長さ/寸法/形状の図面などでした。まさに、私が期待してい内容そのものでした。
なぜ、この情報がなかったのか、BIGBOX社に確認したところ、これまでは、ログの部材リストがなくて困っていたので、海外のメーカーに改善要望を出していたのですが、その対策の導入時期の連絡が明確でなかったことが原因で情報が伝わってこなかったことが分かりました。
また、実際にログを組み始めると、各梱包のパッケージ番号の若い順から順に開梱して組んでいけばいいようになっていそうなことも分かって来ました。
このような情報が始めから分かっていれば、No.4の開梱をやらなくて良かったのにと・・・後悔も・・・
海外メーカーは適当にやっていると言うことはなく、きちんと仕事をしていることです(大変失礼しました・・これで一件落着です)。いずれにしても、正確な情報の大切さを改めて感じた次第です。
ログハウスの建て方開始 [ 1_09 ログ組み]
ブログのアップが、遅くなってしまいましたが、先週の台風18号の影響は、心配したような強風・雨による資材が濡れるなどの被害はなく、ホッとしています。
無事、翌日よりログハウスの建て方の開始となりました。
建て方開始にあたっては、メーカーから応援のログハウスビルダーを出してくれることになり、一方、私の知り合いのビルダーも加わっての賑やかな作業開始となりました。この3日間は、朝6:30出発~夜7時半帰宅(現地作業:8時~17時過ぎ)の力仕事は、定年を迎えた私にとっては、結構ハードでしたが、現役のログハウスビルダーとの作業や色々の経験談は、とても楽しいものでした。
■ 最初の3日間の作業内容
1段目のログの基礎への固定、根太(床を支える角材)張りとレベル出し、床下電気配線のための1段目ログへの穴あけ、根太・大引への防蟻塗装、暫定床(12mm合板)の設置(室内からログ積み作業を行うためのもの)、併せて、玄関の前にくるデッキの骨組みなどを行いました。つまり、暫定床とデッキ骨組みは、ログ積みのための作業スペース(ステージ)の確保といえるかと思います。
ほぼ予定していた建て方開始のための作業を終了することができましたが、これからは、自分の力でログ積み作業を進めて行かなくてはなりません。まさに、本番です。
■ なぜ、最初にログハウスビルダー(専門家)の力を借りたのか?
ログハウス建築では、1段目のログのレベル出し、位置決め、アンカーボルトとの固定と、これから建てるログハウスの基準を決める大切な作業ですので、メーカーと相談した結果、応援を出していただくことになったのです。また、デッキ部分については、幅1.8mx長さ11.5mx高さ2mとなり、デッキ用柱も長さが約10.5cm角x長さが4mあり、とても一人で運べない位重い材料(防腐・防蟻剤注入処理)であることから、これは、素人ではできないと判断し、応援を依頼しました。結果的は、これらの3日間の一緒の作業を通じて、ログハウス建築の作業のノウハウ(ログの積み方、電動工具の使い方)などのアドバイス、なんとか素人でもできそうだと思えるようになったことは、大収穫です。
建て方開始時のログハウスビルダー(専門家)による応援/アドバイスはとても有効だと感じました。
■ 建築確認申請の中間検査用の写真撮影を忘れずに
今回の建物は、建築確認申請対象で、中間検査が屋根を吹き終わった頃に実施されます。その際には、基礎工事の写真、ログハウスでは、アンカーボルト締結、ダボ(上下のログを繋ぐ角棒)打ち込み写真、ノッチ部(ログ材が交差する所)の組み付け状況、使用材料の品名(特に合板などシックハウス対策品であることを照明するため)などを写真として残しておく必要があり、何枚か作業状況の写真も撮りました。
■ 建築中の雨対策
通常、プロが立てる場合には、雨の養生はそんなにに神経質にやっていないそうです。というのは、ログ積みそのものは、数名で1週間程度の作業で終了させるので、カビなどの発生もほとんど心配ないそうです。
ただし、私のように数ヶ月かかる場合には、やはり雨対策が必要とのことでしたので、積み上げ中のログや仮床の合板が雨に濡れて、カビなどば発生しないようブルーシートをかけたほうがいいとのことでしたので、建物(6mx10.2m)がすっぽり入るよう、10mx15mの厚手のブルーシートを用意しました。しかし、シート自体が結構重いこと、更に雨がブルーシートの凹みにたまるとそれを掻き出すの苦労しそうです。今のところ、雨に降られていないので分かりませんが、このままシートを使っていけたかどうかについては、また報告します。
無事、翌日よりログハウスの建て方の開始となりました。
建て方開始にあたっては、メーカーから応援のログハウスビルダーを出してくれることになり、一方、私の知り合いのビルダーも加わっての賑やかな作業開始となりました。この3日間は、朝6:30出発~夜7時半帰宅(現地作業:8時~17時過ぎ)の力仕事は、定年を迎えた私にとっては、結構ハードでしたが、現役のログハウスビルダーとの作業や色々の経験談は、とても楽しいものでした。
■ 最初の3日間の作業内容
1段目のログの基礎への固定、根太(床を支える角材)張りとレベル出し、床下電気配線のための1段目ログへの穴あけ、根太・大引への防蟻塗装、暫定床(12mm合板)の設置(室内からログ積み作業を行うためのもの)、併せて、玄関の前にくるデッキの骨組みなどを行いました。つまり、暫定床とデッキ骨組みは、ログ積みのための作業スペース(ステージ)の確保といえるかと思います。
ほぼ予定していた建て方開始のための作業を終了することができましたが、これからは、自分の力でログ積み作業を進めて行かなくてはなりません。まさに、本番です。
■ なぜ、最初にログハウスビルダー(専門家)の力を借りたのか?
ログハウス建築では、1段目のログのレベル出し、位置決め、アンカーボルトとの固定と、これから建てるログハウスの基準を決める大切な作業ですので、メーカーと相談した結果、応援を出していただくことになったのです。また、デッキ部分については、幅1.8mx長さ11.5mx高さ2mとなり、デッキ用柱も長さが約10.5cm角x長さが4mあり、とても一人で運べない位重い材料(防腐・防蟻剤注入処理)であることから、これは、素人ではできないと判断し、応援を依頼しました。結果的は、これらの3日間の一緒の作業を通じて、ログハウス建築の作業のノウハウ(ログの積み方、電動工具の使い方)などのアドバイス、なんとか素人でもできそうだと思えるようになったことは、大収穫です。
建て方開始時のログハウスビルダー(専門家)による応援/アドバイスはとても有効だと感じました。
■ 建築確認申請の中間検査用の写真撮影を忘れずに
今回の建物は、建築確認申請対象で、中間検査が屋根を吹き終わった頃に実施されます。その際には、基礎工事の写真、ログハウスでは、アンカーボルト締結、ダボ(上下のログを繋ぐ角棒)打ち込み写真、ノッチ部(ログ材が交差する所)の組み付け状況、使用材料の品名(特に合板などシックハウス対策品であることを照明するため)などを写真として残しておく必要があり、何枚か作業状況の写真も撮りました。
■ 建築中の雨対策
通常、プロが立てる場合には、雨の養生はそんなにに神経質にやっていないそうです。というのは、ログ積みそのものは、数名で1週間程度の作業で終了させるので、カビなどの発生もほとんど心配ないそうです。
ただし、私のように数ヶ月かかる場合には、やはり雨対策が必要とのことでしたので、積み上げ中のログや仮床の合板が雨に濡れて、カビなどば発生しないようブルーシートをかけたほうがいいとのことでしたので、建物(6mx10.2m)がすっぽり入るよう、10mx15mの厚手のブルーシートを用意しました。しかし、シート自体が結構重いこと、更に雨がブルーシートの凹みにたまるとそれを掻き出すの苦労しそうです。今のところ、雨に降られていないので分かりませんが、このままシートを使っていけたかどうかについては、また報告します。