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軒天井張りは続く・・・64日目 [ 1_14 軒天井張り]

軒天井を張り始めて、今日で4日目です。思いの外、時間がかかっています。これは、ログの凹凸の形状に合わせて現物あわせで天井材を加工したり、材料の仮固定などに手間を取られているためです。

今日で妻面の片方の軒天井を張り終えましたので、後は反対側の妻面の軒天井張りのみとなりました。しかし、軒天井とログ材とが接する所には、巾木でカバーするため、まだまだ周辺作業は続きます。

■ 最新の状況 (2010年2月6日)
妻面から見た状況です。屋根の下から見えていた垂木も隠れて、すっきりしてきました。
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妻面からみた軒天井の状況


■ 作業の状況
【桁行きの軒天井張り】
・桁行きの軒天井は、全長約12メートルありますので、約4メートルの材料を垂木のところで継ぎながらの作業となりました。隙間ができないように継ぎ足していくのは結構難しいもので、後から見ると繋ぎ目が広いところ(1㎜以上)もありますが、これも素人の実力で仕方がないですね。
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玄関の軒天井

・ログの出ているところは、それに併せて切り込んだり、長さを測定して材料を切断したり、結構手間がかかりました。
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ベランダ側の軒天井(ログの凹凸部の切り込み加工)


【妻面の軒天井張り】
・妻面の軒天井張りは、スパンも短いので、作業そのものは、比較的簡単です。しかし、ログのセトリングにともなって、屋根が外に張り出すように10~20㎜位、スライドするそうです。そのため、軒天井材がログ材(桁行き、母屋)に干渉しないよう、20㎜程度のスペースを空けて軒天井材を張っています。ここには、後で巾木(20mmx40mm)というもので、隙間が見えないようにカバーします。
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桁行きと干渉しないよう20㎜の隙間(写真中央で横に黒く見える所)

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妻面の軒天井を下から見上げたところ


【その他の作業】
母屋と棟木は2本~3本のログを重ねて構成されており、そこに通しボルトを通して締め付けています。今後、材料が収縮してきたときに増し締めする必要があります。

当初、約2㎜厚のスプリングワッシャで、その収縮量を吸収できるかなと考えていましたが、軒天井を張る段階でチェックしたところ既に緩んでいました。ログがまだ収縮するそうなので、今後ログ材が収縮しても増し締めができるようにスプリングワッシャから、「回転止め付きプレート付きナット」に急遽変更することにしました。このナットは、ホームセンターで見つけたものです。なお、この変更作業は、軒天井を張る前に行わないと作業ができなくなるので、今回の作業に先立ち実施しました。
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この通しボルトの上側にスプリングワッシャとナットで締結(これまでの状態)

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上側に「回転止めプレート付きナット」を取り付けました


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軒天井張りの開始です・・・61日目 [ 1_14 軒天井張り]

窓とドアの取付も終わり、次は、外壁塗装に向けて、まずは、軒天井張り作業に取りかかりました。軒天井張りと屋内の天井張りと、これからは上に向かっての作業が続きます。首が疲れそうです・・・

軒天井には、棟換気のための換気孔(樹脂製:黒色)を天井材と垂木の間に挟み込むように取り付けます。換気孔のスリットから入った空気が屋内の天井裏の隙間を通って、棟にある換気口(フラットベンツ)から排気されます。特に夏には、屋根からの熱で暖まった空気を排気するのに大変有効だそうです。その効果が楽しみです。

しばらくは、この軒天井張りが続きそうです。

■ 作業の状況
【軒天井張り】
・使用する部材は、軒天井材(厚み:12㎜、幅97㎜x長さ3900㎜)を順次、垂木間の長さに合わせて電動鋸で切断してフロアー釘で固定します。軒天井材の断面形状は、下の写真の通りです。この天井材の継ぎ方は、「サネはぎ」の目透かし継ぎ(継ぎ目に隙間ができるつぎ方で、デザイン的な効果を狙ったものだそうです)という方法だそうです。この材料を屋内天井と造作壁にも使用することになっています。
 
・下の写真は、軒天井材2枚を組み合わせたところ。まだ隙間があいていますが、実際には、隙間がないように押し込んでフロアー釘で垂木に固定します。写真の上側が裏面になります。
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軒天井材の断面

・軒先換気孔は、黒色の樹脂製です。下側にスリットが切ってあり、そこから空気が入ってきます。金槌で叩くと簡単にひびが入ったり割れたりしますので、注意して作業しなければなりません(私の場合、少しヒビを入れてしまいました)。
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軒換気孔の断面

・軒天井張り作業
現在は、両桁行きの軒天井張りを作業中ですが、これが終わり次第、両妻の軒天井張りに移ります。
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ベランダ側の軒天井張りの状況

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裏側の軒天井張りの状況


・一人でも作業しなければなりませんので、ログ組みでおなじみのLクランプを活用しています。
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最初の天井材は、4メートル近くありますので、Lクランプで2カ所で固定

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吸気孔を挟みながら取付る天井材は、L字型に木片を加工し2カ所で位置決め


・作業場の状況
天井材の寸法を測定し、屋内で電動鋸を使って切断しては、張り付け・・・の繰り返し作業です。
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雨が降っても、屋内で電灯をつけて作業ができます



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