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ロフト用梯子を、チョット改良 [ 5_04 ロフト用梯子]

ロフト用梯子は、ロフトからの荷物の上げ下げに活躍していますが、安全性の面から多少改良を加えましたので、ご紹介します。

改良のポイントは、以下の2点です。
① 梯子の上端をロフトの角に引っかける切り込みを大きくする。
② 梯子が床面で滑って、梯子が倒れないように、滑り止めを取り付ける。

■ 改良後の状態
・今回の改良で更に安定性が増したロフト用梯子。
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・梯子の引っかけ部も深くなって安定性が向上。
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・梯子脚部の下面に滑り止めを取り付け、滑りにくくなりました。
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■ 改良作業の状況
【① 梯子上部の引っかけ切り込み】
・切り込みの深さを10㎜としていましたが、これを20㎜に変更。
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・実際に鋸でカットしたところ。
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・両方ともカットして完成。
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【② 梯子の脚部仮面に滑り止め】
梯子の脚には、ホームセンターで購入した滑り止めを脚のサイズにカットして、タッカーのピンで固定して完成。
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ロフト用梯子の収納ブラケット製作 [ 5_04 ロフト用梯子]

前回、ロフト用梯子の製作についてご紹介しましたが、その後、梯子の収納のためのブラケットも作ってみましたので、続いてご紹介します。

梯子の製作では、安く作るためにSPFの1x4材を使った作りましたが、ブラケットも、SPFの2x4材の端材を使って、作ることにしました。梯子の収納は、ログ壁にこのブラケットを取り付けて,それに引っ掛ける形で収納することにしました。

■ 収納方法の構想
・ログ壁に収納するためのブラケットを4個設け、梯子の側板に取り付けた4個のカラーを引っ掛けるようにしてみました。
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■ 梯子の収納状況(完成後)
これが、完成後の姿です。まあまあイメージした通りのできでです。
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■ ブラケットの製作と取付け
・まずは、壁に取り付けるブラケットの溝(深さ12㎜)をルーターを使って加工。ブラケットが小さいので、材料を固定するのが大変でした。使い慣れないルーターでの加工は、ちょっと削りすぎたり、もう少し経験と慣れが必要なようです。
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・上の4個が壁に取り付けるブラケットで、2x4材の端材を利用しました。上の2個が上側用、下の2個が、下側用です。下のカラーは、Φ24の丸棒を加工したものです。カラーにもビスの頭が出ないように座ぐりしています。勿論、後で埋め木処理も行っています。
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・ログ壁にブラケットを取り付けですが、ログハウス建築でも活躍したレーザー墨出し器を使うとブラケットの位置決めも簡単に行えました。
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・梯子に取り付けるカラー(4個)は、ブラケットを壁に取り付けた後に、取付け位置を確認しながら接着剤を付けて木ねじで梯子の側板に止めて完成。梯子を実際に収納してみましたが、ほぼイメージ通りの仕上がりです。
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・各部の詳細を見てみましょう。これが上側のブラケットです。梯子の荷重は、上側のブラケット2個で受けるようにしています。
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・これも上側のブラケットです。木ねじでブラケットを壁に固定後、埋め木でビス用穴を塞いでいます。
DSCN0744.jpg

・これは、上側のブラケットに梯子のカラーがはまっているところを上から撮影しています。カラーがブラケットの溝にスムーズに入るように、上面は面取りしています。
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・これは、下側のブラケットです。取り付け方法は上側のブラケットと同じです。下側のブラケットは、溝が下まで切ってあり、梯子の荷重を受けるのではなく梯子が前後に動かないようにガイドしているだけの構造になっています。上側のブラケットと同様に、上面は面取りしています。
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ロフト用梯子の製作 [ 5_04 ロフト用梯子]

ログハウスに設けた押し入れの上をロフトのようにして物置スペースを作っています。これまでは、手元にある脚立を利用していたのですが、ロフトの上に上がるには高さが足りず、新しい脚立を買うかどうか迷っていました。

1メートルを超える脚立は、買えば数千円はしますので、ホームセンターで安く手に入るSPF材(1x4)を使って自作してみることにしました。一日半で梯子を完成しましたので、その様子をご紹介します。

■ 梯子の構想と加工詳細
・自家用車でも搬送できる1x4材の1.8メートルを使って作ることにしました。梯子の長さは、2.6メートル必要ですので、定尺の1.8メートルの材料に継ぎ足す必要があります。そこをどうするかを考えながらの構想検討となりました。結論として以下のようなイメージで作ってみることにしました。
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・踏み板のところの取付については、これまで余り使っていないルーターを使って溝を掘り、踏み板を側板にはめ込んで、側板の反対側からビスで止めることにしました。そして、このビスの頭が見えないように、補強用側板に接着剤を付けて側板の内側からビス止めしました。
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■ 作業の状況
【ルーターの定規製作】
・ルーターは、溝などを加工する際にとても便利だと思うのですが、まっすぐ加工するにはやはり、ルーター用の定規が必要なようです。これは、DIY雑誌に掲載されていたのを参考にして、MDF材(4㎜厚)を使って作ることにしました。まず、30㎜位の幅にMDF材を切り、両面テープで広めのMDF材に貼り付けます。使用するビット(今回の場合、Φ12のストレートビット)で、ガイドに沿って切り落とすと定規ができあがりです。
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【材料の加工】
・早速、このルーター定規を使って踏み板をはめ込む側板の溝加工を行います。溝の幅は、1x4材の厚みである19㎜としました。側板の踏み板の溝の罫書き線に合わせて定規をLクランプで固定。
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・早速、ルーターで加工。
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・もし、ルーターを使わないとしたら鋸とノミによる加工が必要ですが、幅12㎜x深さ6㎜の溝があっという間にきれいに加工出来ます。
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・定規を反対側にして同じように加工するとこの通り、仕上がりもバッチリです。
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・準備した1x4材は、1,800㎜ですので、更に800㎜を繋げる必要があります。接続は、ダボを使って接着しています。これで2枚の側板が完成です。
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【梯子の組み立て】
・側板に接着剤を付けて、踏み板をはめ込み、ビスで固定します。
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・片側の側板への固定が終了です。
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・次に、反対側の側板にもビス止めしました。とりあえず、作業小屋内で立てかけて様子を見です。特に捻れもなく、大丈夫そうです。
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・チョット写真がぼけてますが、側板の外側に補強用側板を接着剤を付けた上で、側板の内側からビスで固定しました。これで、外側にはビスの頭が出ていないのですっきりです。そして、強度的にも補強側板を取り付けることで十分にしっかりしてきました。
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【実際に使ってみる】
・梯子ができあがりましたので、ログハウスの中に移動。寝室の押し入れの上に設けたロフトスペースに梯子をかけてみました。実際に上がってみると思った以上に急な感じもしますが、何とか大丈夫そうです。
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・梯子がずれないように、ロフト上がり口の角に合わせて、梯子側板の下面にズレ止めの切り欠きも設けました。
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・これで、完成です。これまで使っていた脚立と比べると、ロフトへのアクセスが格段に改善しました。ロフトの荷物の片付けも億劫がらずに出来そうです。
因みに、製作費用は、1x4材1,800㎜は1本178円、使用本数8本で、締めて1,424円。新たに脚立を買うより大幅にコストダウンできて満足です。そして、久しぶりに日曜大工を楽しめました。
あとは、梯子を使用しないときにログ壁に掛けるためのブラケットを取り付ける予定です。
DSCN0729.jpg

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