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セトリングは、まだ終わっていなかった! [ 4_01 セトリング(settling)]

ログハウス特有のセトリング(settling)という現象は、2011年9月の記事で、セトリングが落ち着いたと報告しておりました。(下記URL参照)
http://loghouse-self-masa.blog.so-net.ne.jp/2011-09-05

※ 「セトリング(settling)」とは、ログハウスの壁が、ログとログの重ね部分の食い込みや乾燥によるログ自体の収縮と自重によって下がる現象(30~40mm)で、建築後、1~2年で落ち着くそうです。


ところが、先日、たまたまログの通しボルトをチェックしてみると、一番大きいところで約3㎜、小さいところで約1ミリ程度の隙間が確認されました(下の写真でワッシャーとログ下面の間に隙間が出来ている)。
settleing.jpg


これまでの経緯としてはログ積んで、21ヶ月後にほぼセトリングが終了したと判断しておりました。
・2009年11月(開始)    → ログ積み終了
・2011年 9月(21ヶ月後) → 全セトリング量が約30ミリで、2011年5月以降飽和態にあると判断。

しかし、この度(2013年4月)の確認で、2011年9月以降、18ヶ月後(最初からだと、39ヶ月後)に、更に2~3㎜のセトリングがあったことが分かりました。

18ヶ月間で2~3ミリのセトリング量ですから、大きく見るとほぼ飽和しているとみて問題はないと思いますが、やはり、2~3年くらいはかかるということなのかもしれません。

ログ積み後、3年半を経過しましたが、今後も継続して1年に一回くらいは、チェックしていこうと思っていますので、またご報告させていただきます。


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ログハウス特有の「セトリング」現象もほぼ終了か!? [ 4_01 セトリング(settling)]

8月1日以来、ブログで新しい情報がアップ出来ていませんでしたが、8月末にログハウス特有のセトリング(settling)量をチェックしましたので、その状況についてご紹介します。

「セトリング(settling)」とは、ログハウスの壁が、ログとログの重ね部分の食い込みや乾燥によるログ自体の収縮と自重によって下がる現象(30~40mm)で、建築後、1~2年で落ち着くというものです。

【日々の生活の変化】
この4月にログハウス・作業小屋・庭造りなども一段落して時間にも余裕が出てきたので、何か仕事をしたいと漠然と考えていました。そんな折、地元の広報にシルバー人材センターの会員募集がでており、仕事の内容を見てみると、襖・障子・網戸の張り替えなどもあるとのことだったので、入会説明会に参加して早速入会しました。
そうするとセンターから、襖・障子・網戸の張り替えの仕事をしてみないかと打診があり、2回の面接(顔合わせ)を経て7月からチームに加わり仕事を始めました。まだ、見習いですが、先輩からの指導を受けながら隔週の平日に朝8時から夕方5時前後までの作業となっています。新しい技術・技能を覚えたりするのはとても楽しく、また、お客様の反応もすぐに感じ取れる仕事なので、とてもやりがいを感じています。なんといっても、ログハウス建築を通じて、モノ作りの楽しさを実感できたことが仕事を始めるきっかけになっています。これで生活にもメリハリができ、充実した日々を過ごしています。


そんな状況になっているので、ログハウスに訪問する回数も、毎週から、隔週に1回に減ってきています。そのため、今後は頻度は減るかと思いますが、継続してアップして参りますので、お付き合いください。

■ 最新の状況
久しぶりの更新ですので、ログハウス廻りの状況をご紹介します。アプローチの芝生がぐんぐん伸びてきています。まだ、1回しか芝刈りができていないので、大分伸びています。今週後半には、現地にいって芝刈りの予定です。
IMG_4556.jpg

アプローチの脇に植えていた「ルドベキヤ」が花盛りです。
IMG_4560.jpg

ルドベキヤの黒のおしべ/めしべと山吹色の花びらが、いかにも夏って感じですね。
IMG_4557.jpg


■ セトリングの状況
ログハウスのノッチ部分(8ヶ所)の通しボルトを、2009年11月に締め付けてから、2年弱の時間が経ちましたが、ここに来てほぼセトリングも収まってきました。

当初、メーカーから「セトリングは、1~2年で落ち着くだろう」と言われていたのですが、まさにその通り、約18ヶ月くらいでセトリングが落ち着いたことになります。下のグラフをご覧ください。

参考までに、セトリングについて報告した前回の記事もご覧ください。
 ※ http://loghouse-self-masa.blog.so-net.ne.jp/2011-04-25

・ノッチ部の通しボルトの状況
前回増し締めしてから、ナットの緩みはでておらず、その他のノッチ部についても同様の結果になりましたので、ほぼセトリングが収まったと判断しました。
IMG_4562.jpg

別のノッチ部もナットの緩みはありません。
IMG_4561.jpg


・今回の測定結果を加えて、セトリングの経時変化をまとめてみました。また、セトリング量の平均値は、結局、約31㎜となりました。
settling20110825_2.jpg

settling20110825_1.jpg



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ログハウスの「セトリング(settling)」進行状況【17ヶ月後】 [ 4_01 セトリング(settling)]

東日本大震災の被災者の皆様の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
頑張ろう東北! 頑張ろう日本!
「毎月11日を募金の日」と決めて少額でも募金を続けていこうと思っています。

2011年4月22日に各ノッチ部の通しボルトの増し締めを行いました。その際にセトリング量も計測しましたので、2010年11月22日付けのブログ(下記)でご紹介しているログハウス本体のセトリング(settling)に続いて、その後の進行状況についてご紹介します。
http://loghouse-self-masa.blog.so-net.ne.jp/2010-11-22

セトリング(settling)とは、ログハウスの壁が、ログとログの重ね部分の食い込みや乾燥によるログ自体の収縮と自重によって下がる現象(30~40mm)で、建築後、1~2年で落ち着くというものです。


■ セトリング(settling)量の計測結果 (計測日:2011/04/22)
今回のログハウスでは、各通りの交点(ノッチ部分)の近くに計8ヶ所の通りボルトが設けられており、このボルトでsettlingにより下がってきた壁が緩まないように定期的に締め付け作業を行っています。
IMG_4016.jpg

その締め付けの際に、ナットとログ材下面との隙間を計測して、その値をsettling量としています。

【セトリング量計測結果】
・4/22に計測した値を追加しました。
settling110422-11.jpg

・これまでの変化をグラフにすると以下のようになりました。
settling110422-22.jpg

【計測から分かったこと】
・上記のグラフを見ていただくと分かるように、セトリング量も大分少なくなり変化が落ち着いてきたことが分かります。これまでの累積セトリング量は、平均値で30.7㎜になっていますが、これは、メーカーから言われていたセトリング量は、1~2年で30~40㎜になるということと合致します。これまでの推移から、ほぼ35㎜以下に収まりそうですので、順調にセトリングが進んでいると言えます。
・各ノッチの位置によって、セトリング量は、23~41㎜と多少ばらつきが出ています。今のところは特に問題点は発見されていませんが、ログ壁のセトリングを妨げるような現象(ログとログの間に隙間が出来ているなど)がでていないか継続して様子を見ていきたいと思っています。
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ログハウスの「セトリング(settling)」進行状況 [ 4_01 セトリング(settling)]

最近、作業小屋の建築に関する記事が多いですが、今回は、ログハウス本体のセトリング(settling)の進行状況についてご紹介します。

以前の記事にも書きましたが、セトリング(settling)とは、ログハウスの壁が、ログとログの重ね部分の食い込みや乾燥によるログ自体の収縮と自重によって下がる現象(30~40mm)で、建築後、1~2年で落ち着くというものです。2009年11月ににアップした「セトリングは、既に始まっている!」の記事では、2ヶ月後のsettling量についてご報告しました。

http://loghouse-self-masa.blog.so-net.ne.jp/2010-01-11

その後も、7.5ヶ月後、1年後でsettlingの変化を計測してきましたので、参考までにご紹介するものです。

■ セトリング(settling)量の計測結果
今回のログハウスでは、各通りの交点(ノッチ部分)の近くに計8ヶ所の通りボルトが設けられており、このボルトでsettlingにより下がってきた壁が緩まないように定期的に締め付け作業を行っています。

その締め付けの際に、ナットとログ材との隙間を計測して、その値をsettling量としています。その計測結果をまとめたのが下の表になります。
settling20101122-1.jpg

そして、各計測時期におけるsettling累積値をグラフにしたのが、下図となります。
settling20101122-3.jpg

■ settlingを計測して分かったこと
・通しボルトの締め付けを開始してから、ほぼ1年を経過しましたが、settlingの進行も大分収まってきたように思われます。
・settlingは、位置によって多少ばらつきが発生しています。特に、南側の壁(D-①、D-②)のsettling量が大きくなっています。これは素人考えですが、南面は、陽が当たる時間が長いので、ログの乾燥・収縮の進行が早くなっているのではないかと思われます。

今のところsettlingの進行による不具合(ログがうまく下に下がらず、ログ間に隙間が発生するなど)はまだ発見されていませんが、今後も、settlingが落ち着くまで、継続してsettling量の変化を計測し、またその状況をご紹介したいと思います。
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「セトリング」は、既に始まっている! [ 4_01 セトリング(settling)]

ログハウス特有の「セトリング(settling)」については、以前にもご紹介しましたが(下記のリンク先を参照)、先日、「通しボルト」を締めている部分(8カ所)で確認したところ、既に、8~14mm(平均:12mm)のセトリングが確認されました(通しボルトを取り付けて約2ヶ月経過)。

※ 「セトリング(settling)」とは、ログハウスの壁が、ログとログの重ね部分の食い込みや乾燥によるログ自体の収縮と自重によって下がる現象(30~40mm)で、建築後、1~2年で落ち着くそうです。
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※ 参考情報
ログ組み(通しボルト取付)・・・20日目 [ログ組み]
http://loghouse-self-masa.blog.so-net.ne.jp/2009-11-13
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IMG_1716.jpg
ログ材下面とワッシャの間にスペースができています


「通しボルト」は、梁間のログの両端の計8カ所でチェックしましたが、陽当たりの良い所程、セトリング量が多いように感じられました。これからも、どのくらいまでセトリングが進むのか、継続してウオッチしたいと思います。


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