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工具棚へ有孔ボードの扉取り付け [ 5_28 有孔ボード扉製作]

作業小屋の中に道具を収納する有孔ボードを使った棚を5か所設けています。(下の写真は、建築当初の工具棚の様子)
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しかし、作業小屋ができて10年が経ち、木工で使用する道具も徐々に増えてきて、最近は、工具棚に収まらない工具もでてきて不便を感じておりました。

ただ小屋のスペースも鍵降られているので、どうするか悩んでいたのですが、やっとアイデアが固まり、工具棚を覆うような扉を設け、その扉に有孔ボードを使用することで、工具を収納するスペースを増やすことにしました。
このアイデアのもとに製作したのが、今回ご紹介する「有孔ボード扉の製作」です。

【完成した有孔ボード扉を取り付けたところ】
今回製作した扉は、3個。既存の工具棚を全面覆う形ではなく、棚の下部250㎜程、開放して、下側の工具の出し手れをしやすくしています。
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【製作経過】
それでは、実際の製作工程をご紹介します。
まずは、30㎜x18㎜の角材を所定の寸法に切断後、有孔ボードを貼り付けるための溝をトリマーで加工。
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枠を組むために、縦桟の両端を加工。
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実際に桟を配置し、組み立て後の姿を確認。
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問題ないことが確認できたので、扉の丁番を取り付ける部分をノミで加工。
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すべての加工が終了したので、枠組みの開始。コーナークランプをつかって直角度に注意して、ボンドを木ねじで固定。
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組みあがった枠組み(3組)
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続いて、組んだ枠の裏側から有孔ボード(4㎜厚、φ5-25㎜ピッチ)をボンドとタッカーで固定。これで、丁番を付けると扉としては完成です。
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【有孔ボード扉の取り付け】
完成した扉を既存の工具棚にとりつけたところ。工具棚の下部の250㎜ほどは開放して、奥側の工具が取りやすいようにしています。
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完成した扉を、既存の工具棚の枠に丁番で取り付けます。扉の取っ手も、トリマーで加工したものです。
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扉を固定するため、扉の中央部に市販のラッチを取り付け。ラッチを取り付けることによって、扉の多少の反りは、カバーしてくれます。
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【完成後の姿】
今回製作した有孔ボード扉を工具棚に取り付けたところ。
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有孔ボード用フックの手持ちがないため、まだあまり工具を収納できていませんが、新たにフックを追加購入する予定です。
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工具は、木工作業でよく使うものと、めったに使わないものがはっきりしてきたため、よく使う工具は手前の扉の有孔ボードに、使用頻度の少ないものは奥の工具棚に、と使い分けていこうと考えています。

【2021/3/13 追加情報】
その後、新たに有孔ボード用のフックを買い足し、ほぼ最終の姿になりましたので、ご紹介します。
各扉ごとに、よく使う工具類を配置しています。使いやすさに加えて収納力もかなりアップできたので、狙い通りです。
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