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デッキの手すり改修(3/4)デッキ支柱材の修復作業 [ 5_40 デッキの手すり改修]

手すり改修方針が決まったところで、まずは支柱の腐れた部分を取り除き、新しい部材に交換する作業を
ご紹介します。

(1)デッキ支柱の修復作業
デッキの支柱は全部で13本。100㎜以上の腐れがあったのは、2本。残り3本については、100㎜未満であったが、作業の効率化を考え、これら5本については上端から400㎜をカットして新しい材料を継ぎ足すことにした。その他の8本については、そのまま使用。
【工法の検討】
・継ぎ足す材料:
防腐処理された105㎜の角材(これは現在の部材と同仕様)
・継ぎ足す材料の接合方法:
接続方法については、自分の力量も考慮しKreg社の「ポケットホールジョイント」というビスで固定する方法を採用することにしました。(以下は、マニュアルから抜粋)

IMG_20240103_001.jpg


【実際の作業】
・400㎜をカットしたところの切断面。とてもきれいで、腐れの兆候なし。
DSCF5959.jpg

・「ポケットホールジョイント」を使用するための穴を2カ所。
DSCF5956.jpg

・支柱の接続部から雨水が侵入するのを防ぐため、コーキング材を塗布。
DSCF5960.jpg

DSCF5961.jpg

・「ポケットホールジョイント」で取り付けたところ。2本の木ネジでしっかり固定できました。基本的に補修の支柱部分には基本的に大きな力はかからないので十分と判断しました。
DSCF5970.jpg

デッキの手すり下のフェンスを支柱にも固定するので更にがっちり固定できました。
DSCF5962.jpg

・上記以外の支柱についても同様な方法で接合しました。
DSCF5972.jpg

・5本の支柱の修復が終わった状態です。
DSCF5975.jpg

・既存の支柱(105㎜角)は約1.3m間隔になっていますが、手すり部材を支柱の木口ではなく手すり部材(2x6材)同士を直付けとするため、既存の支柱の中間にサポート(2x4材)を設けました。この部分でも手すり部材をビスで固定します。
DSCF6005.jpg

・これが支柱及び中間サポートを取り付けた状態となります。
DSCF6004.jpg


以上で支柱関係の修復・補強がすべて終了しましたので、手すり部材の取り付けに進めることにします。次の記事でご紹介します。
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