作業台に木工用バイス取り付け [ 5_05 木工作業台]
先日、2年前に製作した木工用作業台に「木工用バイス」を取り付けました。
木工用バイスは、2年前に購入していたのですが、そのままになっていました。最近になって、小物を加工することもあって、ついに取り付けとなりました。
取り付け作業は1時間足らずと意外に簡単に済んでしまいました。もっと早くやっていれば良かったと反省です・・・。
■取り付け後の状態
仕上がりはこんな感じ。小物の加工などに活躍してくれそうです。
■作業状況
・今回準備していた木工用バイスは、こんな感じ。1万円程度のものでネットで購入。昔々の中学校の技術家庭科の教室にあったようなものです。最近は、どうなのかな!?
・木工用バイスは、固定用の作業台の左端に取り付けます。
・作業台を製作する段階で、木工用バイスの本体が収まる場所は切り欠いておきましたので、新たに加工するのは、取り付け用の穴とバイスの口の切り欠きだけです。
・まずは、バイスを固定するボルト(4本)用の穴を加工。ボルトの頭が飛びでないように座ぐりをしています。
・加工が終わって取り付けた状態。ぴったりと収まってくれました。
・横から見るとこんな感じ。
木工用バイスは、2年前に購入していたのですが、そのままになっていました。最近になって、小物を加工することもあって、ついに取り付けとなりました。
取り付け作業は1時間足らずと意外に簡単に済んでしまいました。もっと早くやっていれば良かったと反省です・・・。
■取り付け後の状態
仕上がりはこんな感じ。小物の加工などに活躍してくれそうです。
■作業状況
・今回準備していた木工用バイスは、こんな感じ。1万円程度のものでネットで購入。昔々の中学校の技術家庭科の教室にあったようなものです。最近は、どうなのかな!?
・木工用バイスは、固定用の作業台の左端に取り付けます。
・作業台を製作する段階で、木工用バイスの本体が収まる場所は切り欠いておきましたので、新たに加工するのは、取り付け用の穴とバイスの口の切り欠きだけです。
・まずは、バイスを固定するボルト(4本)用の穴を加工。ボルトの頭が飛びでないように座ぐりをしています。
・加工が終わって取り付けた状態。ぴったりと収まってくれました。
・横から見るとこんな感じ。
木工作業台に「おが屑受けボックス」を取付!? [ 5_05 木工作業台]
作業小屋に設置する木工作業台(固定部分と移動部分に分割タイプ)の製作についてご紹介しました。この二つの作業台の間には、50㎜程のスペースを空けて電動丸鋸や鋸で材料を使って切断できるようにしています。(下の写真は、完成当時のもの)
しかし、実際に使ってみると切断屑(おが屑)が作業台のすき間から床の上に飛散して困っていました。そこで、おが屑が床に飛散しないように、おが屑を受けるボックスを作業台の間に取り付けてみることにしました。
さて、「おが屑受けボックス」ってどんなものができあがったのでしょうか?(併せて、「丸鋸用定規の製作」についてもご紹介します。)
【おが屑受けボックスの製作・取付】
・「おが屑受けボックス」は、余っていたベニア板の切れ端を使って作りました。ボックスの大きさは、大凡、幅200㎜x奥行き550㎜x高さ400㎜程で、上部と手前が開口しています。底板は、奥側に傾斜しており手前を高くしています。これは、おが屑が手前に落ちにくくするためです。
また、手前の上部には、補強と取っ手を兼ねた板材(1x4材)を渡しています。ボックスの両側板の上部には、レール受けとなる桟を取り付けています。
・実際に、作業台の間にボックスを差し込んだところです。作業台の足の側面には、ボックスの上部に付けた桟を受けるためのレールとなる板材を取り付け、その上をスライドするようにしています。出し入れは、結構スムーズです。
・ボックスを奥まで差し込めば、セット完了です。
・実際に使ってみたのですが、おが屑がほぼ狙い通りボックスの中に落ちてくれますし、作業台の上に落ちたおが屑も小さなほうきで作業台の隙間に落とすことが出来るので、とても便利です。
ボックスにたまったおが屑を捨てる場合には、このボックスを手前に引き出して、そのままゴミ箱の中におが屑を落とせは、終了です。ほぼ、狙い通り使えそうです。
また、ボックスを外せば、左右の作業台は繋がっていませんので、従来通り右側の移動用作業台の足に取り付けたキャスターで簡単に動かして作業台のレイアウトなども自由に変えることが出来ます。
おが屑を飛散させないということであれば、こんなことをしなくても、集塵器を付ければいいではないかと言われるかと思いますが、コストをかけずに簡単にできるので、参考までに紹介させていただきました。
【電動丸鋸用定規の製作】
電動丸鋸でベニア板などを切断するときに使用している定規(下の写真の左側の長い定規:長さ1,100㎜位)があります。これは、野地板や床の下地材に使用するベニア板など大物を正確に切断する時に大変重宝しました。これは、以前にもご紹介しましたが、ログハウスの建前の時に応援していただいたログハウスビルダーの塩谷さんより私の持っている電動丸鋸に合わせて加工したものをいただいたものです。
そこで、今回は、小さなベニア板などの切断の際に使い勝手のいい少し短めの長さ600㎜の定規(下の写真の右側)を製作しましたので、簡単にご紹介します。
・定規の幅の仕上がり寸法は、200㎜程度(実際には、自分の丸鋸で切り落とすためにこれよりも少し幅を広くしておきます)で、5.5㎜のベニア板に丸鋸のガイドとなる桟(10㎜x30㎜の市販の板材)をベニアの裏側からビス留めします。
・ビスの頭が出ないように皿ビスを使って桟をベニアの裏側から固定します。
・幅を少し広めに作っておいたベニア板に、自分の電動丸鋸を桟に沿わせながら余分な部分を切っていきます。これによって、自分の丸鋸専用の切断ラインをもつ定規ができあがります。
※ ポイント: 余分な部分を切り落とす際には、電動丸鋸の刃の直角度がきちっと出ていることを確認して、必要であれば、調整してください。この切断ラインが定規の命ですので・・・
実際に使うときには、この切断面を切断したいラインに合わせて丸鋸で切ると所定の寸法に切断することが出来ます。興味のある方は、是非、作ってみてください。便利ですよ!
しかし、実際に使ってみると切断屑(おが屑)が作業台のすき間から床の上に飛散して困っていました。そこで、おが屑が床に飛散しないように、おが屑を受けるボックスを作業台の間に取り付けてみることにしました。
さて、「おが屑受けボックス」ってどんなものができあがったのでしょうか?(併せて、「丸鋸用定規の製作」についてもご紹介します。)
【おが屑受けボックスの製作・取付】
・「おが屑受けボックス」は、余っていたベニア板の切れ端を使って作りました。ボックスの大きさは、大凡、幅200㎜x奥行き550㎜x高さ400㎜程で、上部と手前が開口しています。底板は、奥側に傾斜しており手前を高くしています。これは、おが屑が手前に落ちにくくするためです。
また、手前の上部には、補強と取っ手を兼ねた板材(1x4材)を渡しています。ボックスの両側板の上部には、レール受けとなる桟を取り付けています。
・実際に、作業台の間にボックスを差し込んだところです。作業台の足の側面には、ボックスの上部に付けた桟を受けるためのレールとなる板材を取り付け、その上をスライドするようにしています。出し入れは、結構スムーズです。
・ボックスを奥まで差し込めば、セット完了です。
・実際に使ってみたのですが、おが屑がほぼ狙い通りボックスの中に落ちてくれますし、作業台の上に落ちたおが屑も小さなほうきで作業台の隙間に落とすことが出来るので、とても便利です。
ボックスにたまったおが屑を捨てる場合には、このボックスを手前に引き出して、そのままゴミ箱の中におが屑を落とせは、終了です。ほぼ、狙い通り使えそうです。
また、ボックスを外せば、左右の作業台は繋がっていませんので、従来通り右側の移動用作業台の足に取り付けたキャスターで簡単に動かして作業台のレイアウトなども自由に変えることが出来ます。
おが屑を飛散させないということであれば、こんなことをしなくても、集塵器を付ければいいではないかと言われるかと思いますが、コストをかけずに簡単にできるので、参考までに紹介させていただきました。
【電動丸鋸用定規の製作】
電動丸鋸でベニア板などを切断するときに使用している定規(下の写真の左側の長い定規:長さ1,100㎜位)があります。これは、野地板や床の下地材に使用するベニア板など大物を正確に切断する時に大変重宝しました。これは、以前にもご紹介しましたが、ログハウスの建前の時に応援していただいたログハウスビルダーの塩谷さんより私の持っている電動丸鋸に合わせて加工したものをいただいたものです。
そこで、今回は、小さなベニア板などの切断の際に使い勝手のいい少し短めの長さ600㎜の定規(下の写真の右側)を製作しましたので、簡単にご紹介します。
・定規の幅の仕上がり寸法は、200㎜程度(実際には、自分の丸鋸で切り落とすためにこれよりも少し幅を広くしておきます)で、5.5㎜のベニア板に丸鋸のガイドとなる桟(10㎜x30㎜の市販の板材)をベニアの裏側からビス留めします。
・ビスの頭が出ないように皿ビスを使って桟をベニアの裏側から固定します。
・幅を少し広めに作っておいたベニア板に、自分の電動丸鋸を桟に沿わせながら余分な部分を切っていきます。これによって、自分の丸鋸専用の切断ラインをもつ定規ができあがります。
※ ポイント: 余分な部分を切り落とす際には、電動丸鋸の刃の直角度がきちっと出ていることを確認して、必要であれば、調整してください。この切断ラインが定規の命ですので・・・
実際に使うときには、この切断面を切断したいラインに合わせて丸鋸で切ると所定の寸法に切断することが出来ます。興味のある方は、是非、作ってみてください。便利ですよ!
木工用作業台の製作(2) 組み立て終了! [ 5_05 木工作業台]
東日本大震災の被災者の皆様の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
頑張ろう東北! 頑張ろう日本!
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大震災以来、20日ぶりの現地訪問です。久しぶりに訪れた現地は、すっかり春らしくなっていました。冬に植えた水仙も花盛り、山桜も若葉の芽が膨らんできました。
止まっていた作業台造りを再開、加工と組み立てがほぼ終了しましたので、その状況をご紹介します。
■ 最新の状況 (2011年3月31日)
・作業台が組み上がり、所定の場所に設置してみました。ログハウスの余り材をつかっての作業台造りでしたので多少無骨な感じになっていますが、重量もありしっかりしたものに仕上がりました。
これで、大工作業もやりやすくなりそうです。
・早速、できあがった作業台の物置スペースに工具などを収めてみました。手前が移動用作業台(長さ:1,380㎜)、奥側が固定用作業台(長さ:2,000㎜)。これで作業小屋もすっきりしてきました。
■ 作業の状況
・作業台の天板(45X195)を3枚接続するので、コーススレッド(120㎜長さ)で接続するための穴加工です。
・次に、接続面に木工ボンドを塗布して、Fクランプで押さえてネジ留めします。余り板を使っているので、天板がたわんでいるので多少段差は出来てしまいます。
・脚部分の材料切断です。
・続いて、脚部分の組み立てを行います。
・これで、天板と脚部分の組み立てが完了です。
・続いて、脚部の中間に取り付けるフレームを組み立てます。脚部分の倒れ防止と補強を兼ねています。
・いよいよ組み立て開始です。組み立ては、全てコーススレッドでネジ留めです。
・移動用作業台(奥行き595㎜x長さ1,370㎜)には、簡単に移動できるようにキャスターを取り付けます。床面からキャスターの車を3㎜位浮かすように背面の脚に取り付けます。
・キャスターの取付が終わりました。実際に作業台の手前を持ち上げると簡単に移動できます。いい感じです。
・写真の手前が、固定用作業台(奥行き595㎜x長さ2,000㎜)で、奥側が移動用作業台(奥行き595㎜x長さ1,380㎜)となります。作業台の脚部分の補強リブなどはまだ取り付けていませんが、なくても大丈夫そうなのでこれで少し様子見です。なお、固定用作業台には、木工用バイスを取り付ける予定です。
木工用作業台の製作 (1) 構想・設計 [ 5_05 木工作業台]
作業小屋の内装がほぼ終了しました。棚などの造作は多少残っていますが、作業するのに必要な作業台を先に作ることにしました。これまでは、作業小屋の床上での作業でしたので、作業台を作って立った楽な姿勢で作業が出来るように先に取り組むことにしました。
■ 作業台のコンセプト
作業台は、作業小屋の窓側に設置する予定です。作業台は2台構成で、固定用と移動用とに分けていますが、構造・機能は極めてシンプルなものとなっています。
(1) 移動用は、少し小さめで作業台で後ろ足にキャスター(計2個)を付けて移動しやすくしています。部屋の真ん中に移動して作業台の廻りから自由にアクセス出来ると便利かなと考えています。
(2) 更に、作業台を2つに分割したのは、作業台上で切断作業で電動丸鋸を使う場合にも鋸刃が作業台を切らないように、2台の作業台の間に50㎜程の隙間をつくり、その間を鋸刃が通るように考えています。これで、立ったままでも長尺の木材の切断作業が可能となります。
このコンセプトのイメージを描くと下図のようになります。これまで作業台を作ったことも使ったこともなくインターネットで調べてイメージしたものなので、実際に作って使ってみて改良を加えていくことになるかと思います。
使用する材料は、ログハウス建築で残っていたパイン材(45㎜x195㎜、45㎜x95㎜、2x4材など)を使って、ログハウスで経験したコーススレッドで固定する方法(木材の刻みなどの経験は浅いので)で作ってみようと思っています。
■ 作業台の設計
いつも図面を書くときにお世話になっているCADソフト「AR-CAD」(フリーウエア)を使って図面を書いてみました。実際に図面通り行くかどうかは分かりませんが、細かなところは実際の作業をしながら決めていくつもりです。
【作業台 A (固定用)】
作業台A(固定用)の寸法は、 奥行き:585㎜x幅:2,000㎜x高さ:750㎜。
作業台には、木工作業用のバイスが取り付けられるようにも考えておく予定です。
【作業台 B (移動用)】
作業台B(移動用)の寸法は、 奥行き:585㎜x幅:1,380㎜x高さ:750㎜。
背面の作業台の脚には、移動のためのキャスターを2個取り付ける予定です。
これで作業台のイメージも固まりましたので、製作にとりかかります。さて、使いやすい作業台になるのでしょうか・・・楽しみです。
■ 作業台のコンセプト
作業台は、作業小屋の窓側に設置する予定です。作業台は2台構成で、固定用と移動用とに分けていますが、構造・機能は極めてシンプルなものとなっています。
(1) 移動用は、少し小さめで作業台で後ろ足にキャスター(計2個)を付けて移動しやすくしています。部屋の真ん中に移動して作業台の廻りから自由にアクセス出来ると便利かなと考えています。
(2) 更に、作業台を2つに分割したのは、作業台上で切断作業で電動丸鋸を使う場合にも鋸刃が作業台を切らないように、2台の作業台の間に50㎜程の隙間をつくり、その間を鋸刃が通るように考えています。これで、立ったままでも長尺の木材の切断作業が可能となります。
このコンセプトのイメージを描くと下図のようになります。これまで作業台を作ったことも使ったこともなくインターネットで調べてイメージしたものなので、実際に作って使ってみて改良を加えていくことになるかと思います。
使用する材料は、ログハウス建築で残っていたパイン材(45㎜x195㎜、45㎜x95㎜、2x4材など)を使って、ログハウスで経験したコーススレッドで固定する方法(木材の刻みなどの経験は浅いので)で作ってみようと思っています。
■ 作業台の設計
いつも図面を書くときにお世話になっているCADソフト「AR-CAD」(フリーウエア)を使って図面を書いてみました。実際に図面通り行くかどうかは分かりませんが、細かなところは実際の作業をしながら決めていくつもりです。
【作業台 A (固定用)】
作業台A(固定用)の寸法は、 奥行き:585㎜x幅:2,000㎜x高さ:750㎜。
作業台には、木工作業用のバイスが取り付けられるようにも考えておく予定です。
【作業台 B (移動用)】
作業台B(移動用)の寸法は、 奥行き:585㎜x幅:1,380㎜x高さ:750㎜。
背面の作業台の脚には、移動のためのキャスターを2個取り付ける予定です。
これで作業台のイメージも固まりましたので、製作にとりかかります。さて、使いやすい作業台になるのでしょうか・・・楽しみです。