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ログハウスの建て方開始 [ 1_09 ログ組み]

ブログのアップが、遅くなってしまいましたが、先週の台風18号の影響は、心配したような強風・雨による資材が濡れるなどの被害はなく、ホッとしています。

無事、翌日よりログハウスの建て方の開始となりました。

建て方開始にあたっては、メーカーから応援のログハウスビルダーを出してくれることになり、一方、私の知り合いのビルダーも加わっての賑やかな作業開始となりました。この3日間は、朝6:30出発~夜7時半帰宅(現地作業:8時~17時過ぎ)の力仕事は、定年を迎えた私にとっては、結構ハードでしたが、現役のログハウスビルダーとの作業や色々の経験談は、とても楽しいものでした。

■ 最初の3日間の作業内容
1段目のログの基礎への固定、根太(床を支える角材)張りとレベル出し、床下電気配線のための1段目ログへの穴あけ、根太・大引への防蟻塗装、暫定床(12mm合板)の設置(室内からログ積み作業を行うためのもの)、併せて、玄関の前にくるデッキの骨組みなどを行いました。つまり、暫定床とデッキ骨組みは、ログ積みのための作業スペース(ステージ)の確保といえるかと思います。

ほぼ予定していた建て方開始のための作業を終了することができましたが、これからは、自分の力でログ積み作業を進めて行かなくてはなりません。まさに、本番です。

■ なぜ、最初にログハウスビルダー(専門家)の力を借りたのか?
ログハウス建築では、1段目のログのレベル出し、位置決め、アンカーボルトとの固定と、これから建てるログハウスの基準を決める大切な作業ですので、メーカーと相談した結果、応援を出していただくことになったのです。また、デッキ部分については、幅1.8mx長さ11.5mx高さ2mとなり、デッキ用柱も長さが約10.5cm角x長さが4mあり、とても一人で運べない位重い材料(防腐・防蟻剤注入処理)であることから、これは、素人ではできないと判断し、応援を依頼しました。結果的は、これらの3日間の一緒の作業を通じて、ログハウス建築の作業のノウハウ(ログの積み方、電動工具の使い方)などのアドバイス、なんとか素人でもできそうだと思えるようになったことは、大収穫です。

建て方開始時のログハウスビルダー(専門家)による応援/アドバイスはとても有効だと感じました。

■ 建築確認申請の中間検査用の写真撮影を忘れずに
今回の建物は、建築確認申請対象で、中間検査が屋根を吹き終わった頃に実施されます。その際には、基礎工事の写真、ログハウスでは、アンカーボルト締結、ダボ(上下のログを繋ぐ角棒)打ち込み写真、ノッチ部(ログ材が交差する所)の組み付け状況、使用材料の品名(特に合板などシックハウス対策品であることを照明するため)などを写真として残しておく必要があり、何枚か作業状況の写真も撮りました。

■ 建築中の雨対策
通常、プロが立てる場合には、雨の養生はそんなにに神経質にやっていないそうです。というのは、ログ積みそのものは、数名で1週間程度の作業で終了させるので、カビなどの発生もほとんど心配ないそうです。

ただし、私のように数ヶ月かかる場合には、やはり雨対策が必要とのことでしたので、積み上げ中のログや仮床の合板が雨に濡れて、カビなどば発生しないようブルーシートをかけたほうがいいとのことでしたので、建物(6mx10.2m)がすっぽり入るよう、10mx15mの厚手のブルーシートを用意しました。しかし、シート自体が結構重いこと、更に雨がブルーシートの凹みにたまるとそれを掻き出すの苦労しそうです。今のところ、雨に降られていないので分かりませんが、このままシートを使っていけたかどうかについては、また報告します。

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ログ積みとデッキ造りに分かれて作業

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建物の根太を取り付けたところ

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根太と大引(根太受け)に防蟻(シロアリ対策)塗料をぬったところ

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一段目のログ材に、床下に電気配線を通すための穴(Φ27)を加工

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電気配線を通すログ材の穴の位置を示したテープ(オレンジ色のマスキングテープ)

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仮床が完成!(12mm合板)


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