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スモーカー(燻製器)の製作・・・その1 [ 5_01 燻製器と燻製作り]

延び延びになっていましたスモーカー(燻製器)の製作に取りかかりました。まだ完成とはいきませんが、部材の加工をほぼ終え、組み立てを開始したところです。

スモーカーの構想図(http://loghouse-self-masa.blog.so-net.ne.jp/2012-01-22)は既にご紹介済みですが、細かなところは、実際に加工をしながら考えて修正を加えていきますので、多少図面とは異なってきています。これも、日曜大工の楽しみで、よりよく仕上げる秘訣とも言えます・・・!?

では、作業の状況をご紹介します。

■ 現在の仕上がり状況
スモーカーの壁面を加工し、金網受けや食材を吊すための受けを取付壁面のみを組み立てたところです。まだ、扉や天井板等は、これから加工して取り付けることになります。
ホームセンターで購入した金網(300㎜角)も2段取付可能です。金網が結構しっかりしているので、鉄製の丸棒(Φ9を購入済み)の桟は不要かも知れません。
DSCN0784.jpg

上から見たところです。
DSCN0785.jpg


■ 作業の状況
・まずは、スモーカーの正面板(12㎜厚のベニア板)をジグソーを使って加工です。食材等の出し入れのための窓を明けています。
DSCN0760.jpg

・食材、チップ、電熱器の出し入れのために、縦に3個の開口部を設けています。しかし、ジグソーでの加工状態が悪く切断面がきれいじゃないですね・・・(定規を使うなり、丸鋸を使った方が良かったかなと反省)。
これらの開口部には扉を取り付けます。正面板の上部には、排気用の穴(Φ35㎜)を3個設けています。構想では、Φ30㎜だったのですが、ちょうど合う工具がなくて、このサイズになりました。
DSCN0761.jpg

・扉を囲むように周囲に桟を設けることにしました。これは、扉の蝶番や扉のストッパーをこの桟に取り付けると、きれいに収まると考えたからです。この桟は、当初の計画になかったところです。
DSCN0763.jpg

・次に、食材を吊したり、金網を受けるための鉄製の丸棒(Φ9)を受けるためのブラケットの加工です。丸棒を受ける部分の加工は、少し使い方に慣れてきたルーターで、Φ12のストレートビットで加工です。材料は、1x2のSPF材を使用。のみを使うより、速くきれいに仕上がりますね。
DSCN0765.jpg

・一番上に取り付ける食材を引っ掛けるための丸棒(4本)を受けるブラケット。
DSCN0768.jpg

・300㎜角の金網の中央部が垂れてくるのを防止する丸棒(2本)を受けるブラケット。金網は、2段になります。
DSCN0767.jpg

・ブラケットの加工が終わりましたので、側板にこのブラケットをボンドと釘で固定して、側板の組み立てです。
DSCN0772.jpg

・正面板、側板、裏板を組み上げました。
DSCN0773.jpg

・上から見るとこんな感じです。
DSCN0774.jpg

・正面板には、扉の周囲を囲むように桟を設けています。
DSCN0776.jpg

・扉を仮置きして、微調整です。正面がフラットになりますので、すっきりした仕上がりになりそうです。
DSCN0775.jpg


・続いて、排気調整用のスライドプレートの加工です。正面板に設けたのと同じΦ35㎜の穴を加工します。インパクトドライバーにΦ35の座ぐりドリルを付けて加工です。
DSCN0780.jpg

・スライドプレートを抑える板を上下に取り付けて、スライドプレートを差し込みます。プレートを左に寄せると排気穴が「全開」となり、右に寄せると「全閉」になります。適当な位置に止めることで、排気具合を微調整出来ます。
DSCN0781.jpg

DSCN0783.jpg

・以上の作業で、ここまで完成。とりあえず、金網もおいてみました。ほぼ、イメージ通りの仕上がりです。あともう少しですが、今回はここまでで作業終了です。次回は、ヒーターを入手して、チップを入れるパンなどの取付方法を検討しながら作り込んでいく予定です。
試運転できるのは、いつ頃になるかな・・・・楽しみです。
DSCN0784.jpg

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スモーカー(燻製器)の自作構想検討 [ 5_01 燻製器と燻製作り]

ここ数日、厳しい寒さが続いて、冷たい雨や雪が舞っていますが、1月12日にログハウスの現地に行ったときには、この冬初めての雪に見舞われてしまいました。

ノーマルタイヤの自家用車では、ログハウスまで着けず、別荘地の入口にある管理事務所の4WD車に乗せてもらって送ってもらうことになってしまいました。雪が降るといつもお世話になっています。感謝です。

ログハウス付近(標高約300メートル)の積雪量は、5~7㎝程度でたいしたことはありませんでしたが、下は、全く雪は降っていませんでしたので、びっくりです。

DSCN0518.jpg


さて、年明けの1~2月は雪などもあり、外での作業があまり出来ませんので、以前から気になっていた燻製造りをするための「スモーカー(燻製器)」の自作を検討しています。

どのようなモノを作ればいいのかなどネットで色々調べた結果、ベニア板を利用したものだと、費用も安く加工も用意なので、ベニア板製のスモーカーを自作してみようと考えています。

【概略のイメージ】
定尺のベニア板1枚でほぼ作れる330㎜角で高さが900㎜ほどの大きさで考えています。概略の仕様は、以下の通りです。
燻製造りの方法: 冷燻(燻製温度 10~30℃)  温燻(燻製温度 30~60℃)
            ※ 木製ですので、100℃を越えるような熱燻は、対象外。
外形寸法(㎜): 330x330x900(高さ)
 扉は、上下2ヶ所。材料を吊す際にやりやすいように天井板も着脱できるようにする予定です。
主な仕様
-上部に品物を吊すためのステンレスパイプ(Φ9程度)を4本
-中間に金網(市販の300㎜角の金網をそのまま利用する予定。ホームセンターで確認済み)を2段に設置
-一番下には、熱源がくることになります。
-熱源は、温度管理のしやすい「電熱器」を置き、その上に、スモークウッドチップを入れる鍋(これは、古くなったフライパンなどを流用する予定)をおきます。熱源の周囲は、耐熱を考慮して、玄関をタイルが余っているので、それを内側に張り付けるつもりです。
-温度管理をきちんとやるために、最終的には、サーモスタットを利用して電熱器をコントロール出来るようにと考えています。

【スモーカーの構想図(案)】
実際のスモーカーのイメージ(構想図)は、以下のようなもので、インターネットで調べた中で自分でも作れそうか比較的シンプルな構造となっています。画像をクリックすると拡大表示できます。参考まで。
smoker_plan (L).jpg


製作は、これから現地に行った際に作業小屋で、ぼちぼち製作にとりかかる予定です。実際に作ってみると不具合や修正も必要なってくると思いますので、その状況については、引き続きご紹介させていただきます。

春までには、美味しい燻製造りが出来るようになればいいなと、少し気長に考えています。
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