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いよいよ、自分達だけでの作業が開始 [ 1_09 ログ組み]

建て方を開始して4日目からは、自分たち(妻と私)だけの作業がスタートしました。自分たちのペースで、ゆっくりと楽しみながらのログ組み作業です。とはいっても、普段使わない手首や腕などの筋肉痛が始まっています。

朝の最初の作業は、ブルーシート(10mx15m)の取り外しから始まります。デッキに上がるための仮設の階段(最初に大工さんに作ってもらったものです)が見えます。作業の出入り、材料搬入にも大活躍です。
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ログを一本一本積み上げながらダボ(20mm角の木製)を打ち込んで、上下のログを連結していきます。電気配線用の孔(同じΦ25)に間違ってダボを打ち込まないように細心の注意を払う必要があります。
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それでは、ログ組みの細かなところを少しご紹介します。
(1) ノッチ部(ログとログが交差する場所)には、延焼防止の加熱発泡材(商品名は、「ミジヒカット」といいます。グレー色)を貼り付け、屋外に面する所には、雨の侵入を防ぐために、コーキング材(ポリウレタンまたは、変成コーキング材)を施します。ログ材の下面の外側の溝にもコーキング材を施します。
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(2) 長いログの場合には、途中で繋ぐ箇所がありますが、そこに入れるジョイント用角材がログのねじれのためにうまく入らないことがありましたので、Lクランプなどを使ってそりを修正しながらジョイント用角材打ち込みました。その他に「ログ反り矯正器具」(通称:「F型金物」・・・ キットの標準器具)を使用して反りを修正することもできます。下の写真が「F型金具」です。
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(3) パッケージを開梱していると、カビの生えたログを発見。倉庫での保管期間が長かったこともあり、各パッケージで少しですが、カビの生えたログが散見されます。結構気になりますが、BIGBOX社から早速カビ除去剤を送ってもらって、刷毛で塗ると半日もすると気にならない適度にきれいになりました。いずれにしてもこのカビ除去剤できれいになることが確認されたので、あまり神経質に考えないことにしました。
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■ 現時点でのログ組み状況
おおよそ6段で高さにして1メートル弱になってきました(軒で16段、妻面で24段)。積み始めると結構早く進みますが、開梱して材料を運び上げる作業が大変です(腰を痛めないように注意して妻とやっています)。でもログを積み上げると確実に壁が高くなってきますので、達成感を感じます。これからの積み上げは、段々高くなるので、安全面からも足場をどうするかなど考えなくてはなりません。
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