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電気工事他、屋根工事の事前準備が続く・・・33日目 [ 1_11 屋根工事]

ここ数日は、屋根工事開始に向けて事前準備作業を実施。やっと野路板貼りの事前準備を終えましたので、それまでの作業をまとめて報告します。屋根を葺くための準備作業が色々あり、結構手間取ってしまいました。

■ 最新の状況 (2009年12月8日)
写真で見た限り大きな変化はありませんが・・・・
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■ 作業状況
【仮床剥がし】
ログを積む前に仮床として使っていたベニア板(12mm厚)を野路板(垂木の上にはる屋根材を支える下地板)として使いますので、これを剥がして屋根に上げる準備です。しかし、2ヶ月も仮床で使って雨ざらしになっていたので、裏面は結構湿って重くなっており、裏返しして乾燥させることにしました(屋根まで持ち上げなくてはならないので・・・)。見た目には、結構汚ていますが、屋根裏に隠れるので機能的にも・外観上も問題ありません。でも、思った以上に黒ずんでいます。
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屋内の足場をばらしたところ。「ああ疲れた・・・」

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仮床のベニア板を裏返して乾燥させているところ

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乾燥させたベニア板を重ね、雨に濡れないようビニールシートで養生

【電気配線工事】
・ログ材を通して天井に通す照明関係等の電気配線作業を行いました。これは、屋根を葺いてしまうと後では配線を通せないため、このタイミングで配線を終えておく必要があるからです。ただし、本格的な配線工事は、床下に通しますので、屋根工事の後、床を張る前に行うことになります。
今回の具体的な配線工事は、以下の通りです。
 - 各部屋の天井の照明(一部)の配線
 - 24H換気ファンの配線
 - インターホン用の配線
・ログの電気配線用穴に初めてワイヤーを通しました。以前に床下の根太にあけていた穴から、ログ穴部材の穴(Φ25)を通し、天井まで配線コード引き出します。具体的な作業手順をご紹介します。
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床下の穴からリードワイヤを差し込んでいます

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すると、ログ壁を通って壁上部よりリードワイヤが出てきました

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リードワイヤの先端に配線材をテーピングして上から引き出したところ

・ここで活躍したのが、リードワイヤです。実は、インターネットなどでどのようなものを使えばログの穴をうまく配線コードを通せるのか、見つけることができませんでした。そこで、ホームセンターで見つけたのがこのスチールワイヤです。これは、編みタイプのΦ5ミリのスチールワイヤですが、腰があって柔軟で床下から押し込んだだけで天井まで一気に抜けてくれます。ワイヤは切り売りでしたので、5メートル購入しました。通常の単線の針金ではうまくいかないと思いますので、これはお薦めです。
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この作業で活躍したリードワイヤ

・上記のようにして床下等からの配線コードを垂木を貫通させて配線コードを通しています。ここで注意すべきポイントがあります。屋根材の取付や、天井材の取付では、釘やネジを使いますので、コードを傷つけないために、垂木の中央部に穴を開けてコードを通すということです。これは、電柱からの引き込み工事をお願いする予定の電気屋さんからアドバイスをいただきました。
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このようにして天井裏に配線


【その他の作業】
・面戸板の取付
面戸板も聞き慣れないと思いますので、ちょっと調べて見ました。
面戸板とは、「屋根裏板と軒桁上端の垂木と垂木の間にできる隙間を面戸という。この面戸をふさぐ板を面戸板という。取り付けは、垂木相互の間にはめ込んで釘で固定する。」(出典:建築用語.net )
今回の場合、軒天井を張るため、隙間を塞ぐというよりは、垂木の倒れを防止するということで取り付けました。
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面戸板を取り付けたところ(妻が取付)

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最近は、妻もついに大工の仲間入り??電動鋸を使っています


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