ログハウス建設の3ヶ月を振り返って [9_00 雑感]
2009年10月1日にログハウスキットが搬入され、台風18号の過ぎ去った10月9日より建築がスタートして、この年末で3ヶ月となりますので、この3ヶ月間を振り返ってみました。
ログハウスのセルフビルドの計画は、会社で開催された50歳の時のライフプラン研修に参加した際に描いたプランでしたが、まだ、夢のレベルで現実味はありませんでした。本当に現実味がでてきたのは、58歳の時でしょうか、定年後のセカンドライフプランを考える中で、経済的な問題も含め何とかやっていけそうな見通しを持つことができたことがきっかけでした。しかし、最後は、やはり妻の賛同を得られたことです。
そして、2年前に土地を確保してからは、ログハウスメーカーの選定など一気に計画が進み、この秋からの建設開始に繋がっています。
ログハウスの建設を開始して3ヶ月経ち、ほぼ当初の計画通り 「ログ組み工事」→「屋根工事」まで完了することができました。本当は、半月位早く屋根工事を終えられそうだったのですが、11月の天候不順でそのもくろみは外れて現在に至っています。そこで、ちょうど工事的にも折り返し地点ということもあり、これまでのセルフビルドの状況を振り返ってみたいと思います。
【現地作業のデータ】
■ 現地での作業日数・・・・・44日間 (期間:2009年10月9日~12月25日 屋根工事完了)
・ログ組み完了・・・・23日目
・垂木取付完了・・・・33日目
・屋根工事完了・・・・44日目
■ 作業工数 合計: 78人日
・本人: 44人日
・妻 : 21人日
・先輩・友人: 6人日
・ログハウスビルダー(プロ): 7人日 (建前開始時)
■ (おまけ)現地への車での走行距離: 約5,200km (=130km/往復 x 44日)
(自宅から現場までの距離が65km)
【これまでの作業を通じての感想】
■ 専門家のサポートが非常に重要
・10月に搬入されたログハウスキットの梱包の山を見た際には、これを自分で組むことができるだろうかと正直なところ不安が一杯でしたが、屋根完了までこぎ着けられたのも、建前開始時にプロのログハウスビルダー(塩谷さん、久保田さん、吉井さん)に応援していただき、作業のコツみたいな所を色々アドバイスいただいたこと、その後のログハウスメーカーのBIGBOX社の工事監理者(金澤さん)の迅速で丁寧なアドバイスとサポートがあったからと感じています。
・実際の作業では、セルフビルドのマニュアルだけでは、表現しきれないことが一杯あり、その場合には、都度専門家にアドバイスをもらうことが効果的だと思います。
■ 木材はしなやかで、素人にも扱いやすい建築材
ログ材は、木材ですので、長い保管期間で曲がったり、反ったりしますが、Lクランプなどを使って矯正してやると素直になじんでくれます。鉄だとそうはいかないと思いますが、木材は、優れた建築材であることを改めて感じました。
■ ログ部材(木材)は、夏場でなくても、カビが発生!
当初は、ログ組みが始まると、ブルーシートで雨の養生することを考えていましたが、風などがあると実際にはハンドリングが難しいこともわかり、野ざらしでの作業となりました。ログハウスの建設時期が、梅雨や夏場ではなかったのですが、秋でも長雨にあうと日当たりの悪いところのログ表面には、カビが発生してきました。カビが生えるとカビ除去剤を塗布することで除去はできますが、新たな作業が発生することを覚悟する必要があります。
特に、少人数でログ組みを行う場合には、どうしても時間がかかりますので、カビが発生することはある程度覚悟する必要がありそうです。もし、そうでなければ、作業者数を投入して一気にやってしまうしかないようです。(特に、夏場はもっと大変かと思いますが・・・)
■ やはり一人だけでは作業が進まない!
常に2名以上ということではありませんが、特に高所でのログ組み作業では、一人では作業が進みません。単に効率上の問題だけではなく、安全面からも二人以上で作業することが大事だと感じました。ポイントポイントで妻が作業に加わってくれたことで、こまで進めてこられたと思っています。そして、お忙しい中、応援いただいた先輩/友人にも感謝です。
■ 結構、疲労がたまっているようです!・・・少しペースを落とすことも考えて・・・
この3ヶ月は、あっというまに過ぎましたが、ここに来て疲れもたまっているようで妻も私自身も手首や膝に痛みがきています。楽しい作業なので、ついついやり過ぎになってしまいがちですが、やはり、適当に休みを取りながら作業することが大切だと感じています(本人が思っているのど、若くはないので・・・)。
これからは、屋根工事も完了し、お天気に左右されず作業を進めることができるので、休息も含めて計画的に進めていきたいと思っています。
■ 何よりも安全に注意して・・・
これまでの作業では、幸いにもケガもなくやってくることができたことに感謝です。”セルフビルドだからこそ、素人だからこそ安全第一で”という気持ちで、残りの作業工程も無事やっていきたいと思います。特に、高所のログ組みや屋根工事の前に足場を組んだことは、その後の作業の安全や効率にも大きく貢献したと思います。これからも外壁の塗装工事が終わるまで、今の足場にお世話になることになります。
来年の仕事始めは、1月5日の予定です。引き続き、新たな情報をアップして参りますので、よろしくお願いいたいします。
ログハウスのセルフビルドの計画は、会社で開催された50歳の時のライフプラン研修に参加した際に描いたプランでしたが、まだ、夢のレベルで現実味はありませんでした。本当に現実味がでてきたのは、58歳の時でしょうか、定年後のセカンドライフプランを考える中で、経済的な問題も含め何とかやっていけそうな見通しを持つことができたことがきっかけでした。しかし、最後は、やはり妻の賛同を得られたことです。
そして、2年前に土地を確保してからは、ログハウスメーカーの選定など一気に計画が進み、この秋からの建設開始に繋がっています。
ログハウスの建設を開始して3ヶ月経ち、ほぼ当初の計画通り 「ログ組み工事」→「屋根工事」まで完了することができました。本当は、半月位早く屋根工事を終えられそうだったのですが、11月の天候不順でそのもくろみは外れて現在に至っています。そこで、ちょうど工事的にも折り返し地点ということもあり、これまでのセルフビルドの状況を振り返ってみたいと思います。
【現地作業のデータ】
■ 現地での作業日数・・・・・44日間 (期間:2009年10月9日~12月25日 屋根工事完了)
・ログ組み完了・・・・23日目
・垂木取付完了・・・・33日目
・屋根工事完了・・・・44日目
■ 作業工数 合計: 78人日
・本人: 44人日
・妻 : 21人日
・先輩・友人: 6人日
・ログハウスビルダー(プロ): 7人日 (建前開始時)
■ (おまけ)現地への車での走行距離: 約5,200km (=130km/往復 x 44日)
(自宅から現場までの距離が65km)
【これまでの作業を通じての感想】
■ 専門家のサポートが非常に重要
・10月に搬入されたログハウスキットの梱包の山を見た際には、これを自分で組むことができるだろうかと正直なところ不安が一杯でしたが、屋根完了までこぎ着けられたのも、建前開始時にプロのログハウスビルダー(塩谷さん、久保田さん、吉井さん)に応援していただき、作業のコツみたいな所を色々アドバイスいただいたこと、その後のログハウスメーカーのBIGBOX社の工事監理者(金澤さん)の迅速で丁寧なアドバイスとサポートがあったからと感じています。
・実際の作業では、セルフビルドのマニュアルだけでは、表現しきれないことが一杯あり、その場合には、都度専門家にアドバイスをもらうことが効果的だと思います。
■ 木材はしなやかで、素人にも扱いやすい建築材
ログ材は、木材ですので、長い保管期間で曲がったり、反ったりしますが、Lクランプなどを使って矯正してやると素直になじんでくれます。鉄だとそうはいかないと思いますが、木材は、優れた建築材であることを改めて感じました。
■ ログ部材(木材)は、夏場でなくても、カビが発生!
当初は、ログ組みが始まると、ブルーシートで雨の養生することを考えていましたが、風などがあると実際にはハンドリングが難しいこともわかり、野ざらしでの作業となりました。ログハウスの建設時期が、梅雨や夏場ではなかったのですが、秋でも長雨にあうと日当たりの悪いところのログ表面には、カビが発生してきました。カビが生えるとカビ除去剤を塗布することで除去はできますが、新たな作業が発生することを覚悟する必要があります。
特に、少人数でログ組みを行う場合には、どうしても時間がかかりますので、カビが発生することはある程度覚悟する必要がありそうです。もし、そうでなければ、作業者数を投入して一気にやってしまうしかないようです。(特に、夏場はもっと大変かと思いますが・・・)
■ やはり一人だけでは作業が進まない!
常に2名以上ということではありませんが、特に高所でのログ組み作業では、一人では作業が進みません。単に効率上の問題だけではなく、安全面からも二人以上で作業することが大事だと感じました。ポイントポイントで妻が作業に加わってくれたことで、こまで進めてこられたと思っています。そして、お忙しい中、応援いただいた先輩/友人にも感謝です。
■ 結構、疲労がたまっているようです!・・・少しペースを落とすことも考えて・・・
この3ヶ月は、あっというまに過ぎましたが、ここに来て疲れもたまっているようで妻も私自身も手首や膝に痛みがきています。楽しい作業なので、ついついやり過ぎになってしまいがちですが、やはり、適当に休みを取りながら作業することが大切だと感じています(本人が思っているのど、若くはないので・・・)。
これからは、屋根工事も完了し、お天気に左右されず作業を進めることができるので、休息も含めて計画的に進めていきたいと思っています。
■ 何よりも安全に注意して・・・
これまでの作業では、幸いにもケガもなくやってくることができたことに感謝です。”セルフビルドだからこそ、素人だからこそ安全第一で”という気持ちで、残りの作業工程も無事やっていきたいと思います。特に、高所のログ組みや屋根工事の前に足場を組んだことは、その後の作業の安全や効率にも大きく貢献したと思います。これからも外壁の塗装工事が終わるまで、今の足場にお世話になることになります。
来年の仕事始めは、1月5日の予定です。引き続き、新たな情報をアップして参りますので、よろしくお願いいたいします。