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木工作業台に「おが屑受けボックス」を取付!? [ 5_05 木工作業台]

作業小屋に設置する木工作業台(固定部分と移動部分に分割タイプ)の製作についてご紹介しました。この二つの作業台の間には、50㎜程のスペースを空けて電動丸鋸や鋸で材料を使って切断できるようにしています。(下の写真は、完成当時のもの)

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しかし、実際に使ってみると切断屑(おが屑)が作業台のすき間から床の上に飛散して困っていました。そこで、おが屑が床に飛散しないように、おが屑を受けるボックスを作業台の間に取り付けてみることにしました。

さて、「おが屑受けボックス」ってどんなものができあがったのでしょうか?(併せて、「丸鋸用定規の製作」についてもご紹介します。)

【おが屑受けボックスの製作・取付】
・「おが屑受けボックス」は、余っていたベニア板の切れ端を使って作りました。ボックスの大きさは、大凡、幅200㎜x奥行き550㎜x高さ400㎜程で、上部と手前が開口しています。底板は、奥側に傾斜しており手前を高くしています。これは、おが屑が手前に落ちにくくするためです。
また、手前の上部には、補強と取っ手を兼ねた板材(1x4材)を渡しています。ボックスの両側板の上部には、レール受けとなる桟を取り付けています。
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・実際に、作業台の間にボックスを差し込んだところです。作業台の足の側面には、ボックスの上部に付けた桟を受けるためのレールとなる板材を取り付け、その上をスライドするようにしています。出し入れは、結構スムーズです。
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・ボックスを奥まで差し込めば、セット完了です。
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・実際に使ってみたのですが、おが屑がほぼ狙い通りボックスの中に落ちてくれますし、作業台の上に落ちたおが屑も小さなほうきで作業台の隙間に落とすことが出来るので、とても便利です。
ボックスにたまったおが屑を捨てる場合には、このボックスを手前に引き出して、そのままゴミ箱の中におが屑を落とせは、終了です。ほぼ、狙い通り使えそうです。
また、ボックスを外せば、左右の作業台は繋がっていませんので、従来通り右側の移動用作業台の足に取り付けたキャスターで簡単に動かして作業台のレイアウトなども自由に変えることが出来ます。
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おが屑を飛散させないということであれば、こんなことをしなくても、集塵器を付ければいいではないかと言われるかと思いますが、コストをかけずに簡単にできるので、参考までに紹介させていただきました。

【電動丸鋸用定規の製作】
電動丸鋸でベニア板などを切断するときに使用している定規(下の写真の左側の長い定規:長さ1,100㎜位)があります。これは、野地板や床の下地材に使用するベニア板など大物を正確に切断する時に大変重宝しました。これは、以前にもご紹介しましたが、ログハウスの建前の時に応援していただいたログハウスビルダーの塩谷さんより私の持っている電動丸鋸に合わせて加工したものをいただいたものです。

そこで、今回は、小さなベニア板などの切断の際に使い勝手のいい少し短めの長さ600㎜の定規(下の写真の右側)を製作しましたので、簡単にご紹介します。
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・定規の幅の仕上がり寸法は、200㎜程度(実際には、自分の丸鋸で切り落とすためにこれよりも少し幅を広くしておきます)で、5.5㎜のベニア板に丸鋸のガイドとなる桟(10㎜x30㎜の市販の板材)をベニアの裏側からビス留めします。
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・ビスの頭が出ないように皿ビスを使って桟をベニアの裏側から固定します。
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・幅を少し広めに作っておいたベニア板に、自分の電動丸鋸を桟に沿わせながら余分な部分を切っていきます。これによって、自分の丸鋸専用の切断ラインをもつ定規ができあがります。
※ ポイント: 余分な部分を切り落とす際には、電動丸鋸の刃の直角度がきちっと出ていることを確認して、必要であれば、調整してください。この切断ラインが定規の命ですので・・・ 
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実際に使うときには、この切断面を切断したいラインに合わせて丸鋸で切ると所定の寸法に切断することが出来ます。興味のある方は、是非、作ってみてください。便利ですよ!
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