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(2) 片開きドア到着!取り付け準備 (1日目) [ 5_12 玄関にドア増設]

ネットで注文していた玄関の上がり口に片開きガラス付きパインドアが、予定通り午後1時頃に宅急便で現地に無事到着し、デッキに仮置きしました。

荷物は、3つの梱包(①ドア本体 ②枠関係(三方枠と戸あたり) ③金物(ヒンジ、錠、ドアハンドル、ビスなど)に分かれています。

ドアの設置作業は、2日ほどかかりましたが、その作業の様子を順にご紹介したいと思います。まずは、1日目の作業のご紹介です。

■ ドアが到着
梱包の中身をチェック。必要な部品は全てそろっていることを確認します。価格は、運送費を含めて約5万円です。決して安い品物ではなく、ネットのカタログしか見ていないので、多少心配でしたが、ものはしっかりしていたので一安心です。

・送られてきた品物を取り敢えずデッキに並べて。
DSCN1910.jpg

・梱包をほどいて内容を確認。ドアは、ガラスや厚いフレーム(約40㎜)でできているので、結構重量があります。
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・金物類もチェック。(左上:ヒンジ関連 右上:錠関連 左下:ドアハンドル 右下:ネジ類)
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・部品は破損もなく、全てそろっていることが確認できたので、一緒に送られてきた「施工説明書」を一読して、今後の作業の手順を決めます。

■ ドアの取り付け方法の最終確認
ドアが到着し、現物で各部寸法なども確認できましたので、ドアの取り付けに当たっての段取りを下図のように決定しました。ログハウスを建築する際の室内ドアを3カ所程、自分で取り付けた経験から、今回の作業では、①ログ壁の切り欠き作業と②三方枠を固定するサイドフレームを精度良く取り付ける作業が重要だと考えています。
door_0003.jpg

【参考】 なぜ、三方枠というのかは、図をご覧になって気づかれると思いますが、下の枠がなく、左右と上の三方しかないのでこのように呼ぶようです。ちなみに、今回は、ドアの下に約10㎜の隙間を空けて室内喚起ができるようにしました。

■ 玄関の上がり口のカバーボードの取り外し
これまで開口部であった所につけていたカバーボードを取り外します。左側と上側がカバーボードを取り除いた状態、右側にはまだカバーボードが残っている状態。
DSCN1909.jpg

開口部の左右には、T-BOARDという部品が付いています。これは、ログの端部を揃える役割とログのセトリングの影響を受けないようにログとは切り離されてスライドするようになっています。ドアはこの部分に取り付けることになります。
DSCN1908.jpg


■ ログ壁のカット作業
ドアの高さが2,040㎜あるので、今の開口部では入らないため、約90㎜ほど切り欠く必要があります。ログの厚みが92㎜ありますので、丸鋸を使って両側からカットします。
まずは、両面からカットしますので、位置がずれないように丸鋸のガイドを固定します。
DSCN1919.jpg

何とか一発でうまくカットでき、高さ方向が高くなりました。
DSCN1920.jpg

カットしたログ片。なんと言うことでしょう・・・部屋中、おが屑が飛散して大変なことに・・・・。この後の部屋の掃除は、1時間近くかかってしまいました。
DSCN1921.jpg


■ 三方枠の奥行きカット
ドアのヒンジを取り付ける三方枠(ドアの付属品)の奥行きがログ壁の厚み(92㎜)より厚いため、ログ壁の厚みと同じになるように約20㎜カットします。作業小屋にベンチソーを引っ張り出して準備です。
DSCN1915.jpg

長さ2,090mmの三方枠のフレームもきれいにカットできました。やはり、ベンチソーを使うと切れに切れますね。
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■ 三方枠を取り付けるサイドフレームの加工
・三方枠を固定するサイドフレーム(2x4材を使用。ホームセンターで購入したもの)間の寸法 784㎜を正確に確保するため、下げ振りでT-BOARDの垂直度や、曲がりなどをチェックしているところ。
DSCN1924.jpg

DSCN1925.jpg

下げ振りを使ってサイドフレームに挟むスペーサー(5カ所)の厚みを求めます。T-BOARDの曲がりがあったため、左側のサイドフレームには、4~8㎜のスペーサーを使うことになりました。下の写真では、左のサイドフレームにスペーサーを接着しているところです。
なお、右側のTーBOARDは、垂直度もしっかり出ていましたので、スペーサーは使用せず、2x4材をそのまま取り付けて、サイドフレーム間の寸法784㎜を確保することにしました。
DSCN1927.jpg


ドア増設の1日目の作業は、陽も落ちてきましたので、ここで終了となりました。2日目の作業の様子も追ってご紹介します。

久しぶりの大工作業は緊張しますが、でも、自分でやるって楽しいですね・・・。
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