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(3) ドア取り付け作業、ほぼ終了 (2日目) [ 5_12 玄関にドア増設]

玄関上がり口へのドア取り付け作業2日目のご紹介です。

1日目にサイドフレームと三方枠の加工を終えて、二日目は、いよいよドアの取り付け作業です。朝食を済ませて、早速、8時半頃から作業開始です。

■ サイドフレームの取り付け
1日目に加工したサイドフレームをログのT-BOARDにコーススレッド(75㎜)でネジ止め。
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スペーサーは、片側に5カ所取り付けています。これで、サイドフレームの内側の寸法が784±1㎜の精度で寸法出しができました。これがドア取り付けで最も重要な作業となりますので、垂直度やねじれの有無など確認しながら慎重にすすめる必要があります。
【ポイント】 サイドフレームには、2x4のSPF材を使用しますが、ホームセンターで購入する際には、曲がりやねじれのないものを選ぶと精度良く寸法を出すことができます。
DSCN1933.jpg


■ 三方枠の組立と金物の取り付け
三方枠は、ばらばらで来ますので、付属のネジを使って、コの字柄に組みます。
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三方枠を取り付けたサイドフレームの間にはめ込みます。三方枠の両サイドの枠板のみを、サイドフレームに付属のネジ(片側5カ所、計10カ所)で止めていきます。
【ポイント】
三方枠事態も曲がりやねじれがありましたので、サイドフレームにネジ止めする際には、水準器で傾きを確認して、Fクランプで矯正しながら固定しました。

三方枠の上部の枠板はネジ止めせず、フリーの状態にしておきます。これは、ログハウス特有の取り付け方法で、セトリングによるログ壁の収縮(下がってくる)に対応するため、上部には約15㎜の隙間を空けるため、固定しません。建築当初であれば、セトリング量が大きいので、40㎜くらい隙間を空けるのですが、ログハウスを建てて2年以上経過し、セトリングも既に落ち着いているため、今回は15㎜程度にしました。
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三方枠をサイドフレームにネジ止めした後は、三方枠の内側の溝に、「戸あたり」(付属品)を接着剤を付けて軽くたたき込みます。この「戸あたり」を取り付けると三方枠を固定したネジの頭が隠れるようになっています。
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「戸あたり」を付け終わったら、ヒンジ(右側枠の上下2カ所)を付属のネジで固定します。取り付け位置は、予め切り込み加工がされていますので、そこに合わせてネジ止めすれば終わりです。
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左側の枠には、錠前のラッチボルトが入る金具(ストライク)を指定された場所(切り込みあり)にネジ止めします。
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■ ドアへのヒンジ取り付け
次は、ドア本体へのヒンジの取り付けます。これも、ドアに切り込みがありますので、そこにヒンジの相手側を付属のネジで固定します。このヒンジは、三次元蝶番といわれる優れもので、3方向を微調整できます。
DSCN1938.jpg

上下2カ所のヒンジを取り付けます。
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■ いよいよ、ドアの組み込みと部品取り付け
いよいよドアを三方枠の中に組み込みます(これを「ドアの吊り込み」というようです)。ドアに付けた上下のヒンジのピンを、三方枠につけたヒンジのボスに差し込みます。
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ドアの開け閉めをして、ドアの位置を微調整。簡単にドアの倒れや偏りを調整できました。
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下側のヒンジは、何の調整もなく終了。
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ヒンジの調整が終わったら、カバーを取り付けます。
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最後は、錠とドアハンドルをドアに取り付け終了です。この部分は、特に調整作業はありませんので、すんなり終了。
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次は、ホームセンターで買っておいたドアストッパーの取り付けです。
DSCN1948.jpg

ここは、玄関口ですので、夏場はドアを開けっ放しにすることも多いので、風などで閉まらないように引っかけタイプのドアストッパーとしました。
DSCN1949.jpg

以上の作業で、ドア自体の取り付けは、完了です。ドアが新しいので、周りの色と比べて白っぽくなっていて違和感がありますが、時間が経つと同じような色になってくると思われます。
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ドアの周りは隙間が空いていたり、三方枠やサイドフレームが丸見えです。これらを覆うカバーボードを周りに取り付けるのですが、近くのホームセンターでは1x6材が入手できず、今回の作業は、ここまでとなりました。残りは、別のホームセンターで材料を入手してからの作業となりました。残念・・・・。
DSCN1957.jpg


■ ドアの組み込み終了
今回のドア取り付け作業は、ドアが到着して、午後から作業を始めて、翌日の午前中に終了。合計約1日の仕事となりました。思ったよりも順調に終わりました。

それでは、取り敢えずの仕上がり状態をご覧ください。

・透明ガラスですので、外のシマトネリコもよく見えます。
DSCN1965.jpg

・開口部にドアがついて、より部屋らしくなりました。
DSCN1963.jpg

・玄関側から見るとこんな感じ。
DSCN1961.jpg

・部屋全体を見渡すとこんな感じです。リビングルームと玄関が仕切られて落ち着いた感じになり、満足してます。また、暖房や冷房効果も増すので、省エネにも貢献できると思います。
DSCN1960.jpg

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